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    50年以上愛されてきた『日東紡ふきん』。ロングセラーの秘密は?

    ふきんは暮らしの必需品で、毎日と言って良いほど出番があるキッチン道具です。皆さんは50年以上も支持され続けている『日東紡ふきん』をご存知でしょうか。日東紡ふきんのロングセラーの秘密は一体何なのでしょう?鍵を握るのは今話題の『とと姉ちゃん』でした。

    日東紡ふきんをご存知ですか?

    「ふきん」は、使用頻度がたいへん高く、私たちの生活になくてはならないものですね。毎日使うふきんは機能的に優れており、しっかりした安全なものがおすすめです。

    日東紡のふきんは、昭和35年に発売されたロングセラー品です。 「色々使ってみたが、一番良い」と、沢山の方に愛されてきました。

    50年を超えて今も尚支持され続ける理由は何なのでしょうか?日東紡ふきんのロングセラーの秘密を探っていきましょう。

    今話題の「とと姉ちゃん」と日東紡ふきんの関係

    発売50周年を超えた、まさにロングセラー商品と言える日東紡ふきんですが、なんと朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」と深い関係があるのです。

    とと姉ちゃんと言えば、女優の高畑充希さんが主役を務める大人気の朝ドラですね。

    日東紡ふきんとはどのような関係があるのでしょうか?

    とと姉ちゃんのモデルは有名な「暮しの手帖」の創業者である大橋鎭子さんという女性がモデルです。実はこの「暮らしの手帖」と共同開発されたのが日東紡ふきんなのです。

    大橋鎭子さんは、「よいふきんとは、どんなものでしょう」ということを考えた結果、

    ①水をよく吸うこと
    ②洗って丈夫なこと
    ③しなやかであること
    ④ケバのつかないもの

    という四つのポイントに辿り着きました。そこから開発がスタートし、妥協なき試作の後に誕生したのが日東紡ふきんです。

    こちらは日東紡ふきんの製品に添付されたシールです。

    雑誌「暮しの手帖」は、本当に良い商品を紹介するために、消費者の立場に立って厳格に商品テストを行っていました。

    そんな暮らしの手帖との共同開発である日東紡ふきんは本当に良い製品であることがわかりますね。

    日東紡ふきんのここがすごい!

    日東紡ふきんのすごいところ一つ目は、水をよく吸うことです。日東紡ふきんは、乾きを良くする為にパナマ織という織り方を採用しています。また、素材は綿65%・レーヨン35%で、吸水性が高くなるように考えられています。42種類もの試作布の中から厳選された日東紡ふきんは、吸水性でもトップクラスの実力です。

    日東紡ふきんのすごいところ二つ目は、丈夫で長持ちするということです。耐久性を調べる為に、大皿3200枚拭いたというエピソードが残っています。

    日東紡のふきんのすごいところ三つ目は、ケバがつきにくいことです。綿とレーヨンの混合素材なので、ケバが少なくしなやかさを実現できました。

    日東紡のふきんのすごいところ四つ目は、大きなサイズです。キッチンでの仕事を分析・研究した結果、42cm×71cmの日東紡サイズを導き出したそうです。

    日東紡ふきんのすごいところ五つ目は、安心な素材で作られているところです。蛍光染料、抗菌剤などは一切使用しておらず、赤ちゃんの肌にも使える安全性が国際規格でも認められています。食に関わるものなので安全素材であることは大事なことですね。

    日東紡ふきんの使い方

    ①拭く

    まず、ふきんの一番の仕事と言っても良い食器を拭くことに関しては、吸水性・速乾性に優れているので大変優秀です。

    ②蒸す

    蒸し物には昔からふきんがつきものですね。小さいふきんでは蒸す際に役に立ちませんが、日東紡のふきんはサイズが大きいので大きなお鍋で蒸す時も大活躍です。

    ③漉す

    かつおやこんぶのダシを漉す作業にもふきんは使えます。ミキサーやジューサーの代わりに果実などを絞ることもできます。

    ④覆う

    食器や食材へのほこりの進入を防ぐために、ラップの代わりにふきんをかぶせる。そんなエコな生活ができるのも日東紡ふきんの良いところです。

    ⑤つかむ

    熱いお鍋を持つ時、鍋つかみを使う代わりにふきんならさっと用意できます。日東紡ふきんなら長さがあるので、片手鍋だけでなく両手鍋でも1枚でつかんで運べますね。

    ⑥敷く

    すり鉢は食材の素材を生かした料理を作る際に無くてはならない台所道具です。そんなすり鉢を使う時に、すり鉢の下に濡らしたふきんを敷くと安定して作業ができます。

    ⑦包む

    お弁当を包む時もふきんは使えます。大きなサイズのものはサンドイッチやお重にも使えそうですね。白いふきんは清潔感が感じられます。

    ふきんのお手入れ方法

    ふきんのお手入れはどうしていますか?暮しの手帖の実験では、室内で乾かしたふきんには約35%雑菌がいることがわかりました。ところが洗濯して日光の下で乾かすと、ほぼ完全に雑菌は消えます。太陽の力はまさに偉大ですね。

    ふきんは毎日洗濯して、日光消毒するのが一番です。

    消費者の声をもとに、日東紡が洗剤薬品メーカーと共同開発して生まれた、理想のふきん専用洗剤があります。

    家事の達人と言われる方は皆、ふきんを沢山用意しています。ふきんに水分がたまってきたら、衛生さを保つ為にも、惜しみなくふきんを次々に使います。目安としては、4人家族の場合は平均12枚をローテーションで使うことが推奨されています。

    日東紡ふきんまとめ

    いかがでしたか?
    日東紡ふきんのロングセラーの秘密を探ってきましたが、50年以上の間、人々に愛され続けてきた理由がわかりましたね。

    暮らしを支えてくれるふきんこそ、本当に優れたものを選びたいですね。

    皆さんも日東紡ふきんを使って良さを実感してみませんか。

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