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万能ハーブ!ラベンダーの育て方を収穫まで詳しくご紹介します!

万能ハーブとも言われているラベンダー。ラベンダーを一つ育てるだけで、いろいろと活用することができます。そこで誰でも育てられるように、ラベンダーの育て方を水やりから収穫までご紹介します。正しい育て方でラベンダーを育て、日々の生活に潤いを与えましょう!

ラベンダーとは…

育て方の前に、まずはラベンダーについての基本的なことを知っておきましょう。
ラベンダーの効能などもご紹介します。

ラベンダーは、カナリア諸島から地中海沿岸、インドにかけて分布する小低木のハーブです。
その種類には、イングリッシュラベンダー、フレンチラベンダー、ラバンディンなどがあります。
育て方が簡単で栽培しやすいのはフレンチラベンダー、ラバンディンといわれています。

ラベンダーの開花時期は、春から初夏です。
花の色は薄紫や濃紫だけでなく白もあり、その種類によって、さまざまです。

ラベンダーは花や茎、葉に芳香があります。
それらを蒸留して得られた精油は、アロマオイルなどの香料や香水の材料になります。

ラベンダーの効能

ラベンダーには、鎮静作用や神経を安定させる作用があります。
そのため、ストレスや不安、イライラなどを和らげてくれます。
また、緊張性の頭痛や高血圧にも効果があるといわれています。

他にも抗菌・殺菌作用もあり、防虫効果もあるといわれています。
それだけでなく消炎作用もあるので、ラベンダーはスキンケアにも活用されています。

ただ、妊娠中の方やお子様の使用には注意が必要なので、気をつけましょう。

ラベンダーの育て方 【基本編】

それでは、ラベンダーの育て方をご紹介していきます。
まずは水やりの仕方などといった、基本的な育て方を見ていきましょう。

水やり

まずは、育て方の中で最も重要と言える、日々の水やりについてご紹介します。

ラベンダーの原産地は、湿度が低く夏に雨が降らない地域です。
そのため、乾燥気味の育て方をしましょう。
水のやりすぎは、蒸れや根腐れの原因になるので気を付けてください。

ラベンダーを鉢植えしている場合は、土の表面が白く乾燥してから数日待って水やりをします。
鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをしましょう。
ただし、夏場はもう少し回数を増やして水やりをしてください。

ラベンダーを地植えしている場合は、根付いたら水やりをやめて自然に任せましょう。

水やりの時間帯は春と秋は午前中に、夏は朝か夕方にするようにしてください。

肥料やり

続いては、植物の育て方では大切な肥料についてです。
肥料は、植物が元気に育つためには必要なものです。

ラベンダーの育て方では、他のハーブと同様に肥料はあまり必要ではありません。
植えつけるときに、ゆっくりと効く緩効性の肥料を元肥として与えてください。

あとはラベンダーの新芽が出てくる3月頃と、暑さが落ち着いてきた9月下旬頃に肥料を月1回やりましょう。
肥料は、元肥と同じ緩効性の肥料を与えてください。
ラベンダーの育て方での肥料やりは、以上で十分です。

ラベンダーの育て方では、原産地の気候を考えることが大切です。
原産地に近い育て方をすると、すくすくと育ってキレイに花を咲かせてくれます。

ラベンダーの育て方 【お手入れ編】

続いての育て方は、ラベンダーのお手入れ方法です。
お手入れも正しくしてこそ正しい育て方になるので、しっかり覚えておきましょう。

ラベンダーの原産地では、花が咲くころは日差しが強く乾燥しています。
日本ではちょうど梅雨の時期前後に当たり、原産地とは正反対の気候になってしまいます。
そのため、この高温多湿がラベンダーにはストレスになるのです。

そこでラベンダーの育て方として、ラベンダーのストレスを減らすために梅雨前にしていただきたいのが、切り戻しと枝すかしです。
この2つを行うことで風通しが良くなり、株の内部まで日が当たって蒸れの防止になります。

切り戻しとは、株が半球状になるように脇芽の上で切っておくことです。
ラベンダーは花が咲いたら茎から切って収穫しますが、花が咲かない茎はそのままです。
それでは茎や葉が密集したままで蒸れの原因になりますので、切ってスッキリさせます。

枝すかしとは、込み合っている枝を2本に1本の割合で切り取り、下の方の黒く変色した葉を手でこすって落とすことです。

こうしたお手入れが、育て方では重要なので、意識して行うようにしましょう。

ラベンダーの育て方 【収穫編】

最後の育て方は、収穫の仕方です。
ラベンダーなどのハーブは、収穫をして楽しむことが育てる楽しみにつながります。
ラベンダーの楽しみ方も合わせてご紹介します。

ラベンダーの収穫時期は、花が咲く開花時期です。
特に、ラベンダーの香りを最大限に楽しむためには、開花直前に収穫することをおすすめします。

ラベンダーの花穂の中で4~5輪咲いたら、脇芽のすぐ上で切り取ります。
収穫は気温が上がる昼以降は避けて、晴れた日の朝に行いましょう。

ラベンダーの収穫は、枝の密集を防ぐことにもつながります。
そういった点でも、収穫は大切な育て方の一つといえるのです。
咲いているのを楽しむだけでなく、収穫もしてラベンダーをしっかり楽しみましょう。

それでは、収穫したラベンダーを楽しむ方法をご紹介します。
正しい育て方で育てたラベンダーは、元気も香りもいいラベンダーになっていることでしょう。

ラベンダーの楽しみ方

ラベンダーの効果は、その香りにあります。
香りを最大限に楽しむためには、ドライハーブやポプリにするのがおすすめです。

他にも、ラベンダーティーを淹れて味わったりバスソルトを作ってお風呂で楽しんだりするのもおすすめの楽しみ方です。

ラベンダーの育て方は、収穫するまでが正しい育て方です。
収穫した後はご紹介した方法などで、ラベンダーの香りや効果を楽しんでください。

育て方を覚えて、ラベンダーを生活に活用させよう!

いかがでしたか?
ラベンダーの育て方を、水やりから収穫までご紹介してきました。
ラベンダーの育て方は、それほど難しいものではありません。
そして、ラベンダーはいろいろな嬉しい効果があるハーブです。
正しい育て方を覚えて、自宅で育ててラベンダー生活を楽しみましょう!

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