手のひらサイズのミニチュアな世界へ。豆本の作り方とコレクション

豆本を知っていますか?普通の本よりも小さなサイズの本です。サイズが小さいため普通の本では難しい装丁を楽しめます。初心者でも簡単にできる豆本の作り方もあり、作る事を楽しむファンも多いです。魅力的な豆本作品と初めて豆本を作る方でも楽しめる作り方をまとめました。

ミニチュアな豆本の世界

豆本(まめほん・まめぼん)を知っていますか?
通常のサイズよりも小さな本のことを一般的に豆本といいます。

豆本を言葉で「雛本(ひなぼん)」「芥子本(けしぼん)」という事もあり、英語圏では「miniature book」「midget book」とも言われています。

豆本の歴史は古く、最古の豆本は古代メソポタミアの粘土板だと言われています。

ちなみに日本最古の豆本は「百万塔陀羅尼」と言われていて、奈良時代に100万作られ、小さな塔に収められ、全国にある十の寺に奉納されたと言われています。

古代から豆本の需要があったようですね。

豆本のサイズについては諸説あり、本の長辺が3インチ(76ミリ)以内のサイズを豆本という事が多く、天地左右のサイズが10ミリ以下の豆本はマイクロブックと言われているようです。

小さくてかわいい豆本は、古今東西よりコレクターが多く、様々な豆本の収集をされる方が日本にも多いようです。

豆本作家の中には芸術的な作品を作る方もいらっしゃいますので、機会があったら美しい作品を生で見たいものですね。

普通サイズの本ではできない装丁も豆本だから盛り込むことができ、独特の世界観を持った装丁を楽しめる豆本の世界は、作り方を工夫する事で初めて豆本を作る方も楽しみながら豆本を作成する事もできます。

初めてでも作れる簡単な豆本の作り方

インターネットで紹介されている豆本の作り方をいくつかご紹介します。

初めて作る方でも簡単に完成できる作り方を選びました。

ヘンプとフェルトの小さな絵本

色の美しいヘンプとフェルトで飾った小さな絵本です。

作り方自体はそれほど難しい技は必要ありません。
一つ一つを丁寧に仕上げると仕上がりがキレイです。

レースの小さな絵本

レースと可愛い生地を使って作る小さな絵本は、作り方は難しくはないのですが、丁寧に作業する事が大切です。

余っているレースや生地でチャレンジしてみてはいかがですか。

折り紙や千代紙で作る豆本

折り紙や千代紙を使って作る豆本は、メモ帳やネタ帳などに使えます。

作り方は簡単で難しい工程はありませんが、丁寧に作業しましょう。

レザークラフトな豆本

一見難しそうなレザークラフトの豆本も、ポイントさえ押さえて作れば作り方は簡単です。
プレゼントに作っても喜ばれそうです。

和綴じの豆本の作り方

和綴じの豆本

豆本を作るなら一度は作ってみたくなる和綴じの豆本の作り方の工程は、それほど難しくはありません。
ただ、細かな作業が多くなります。

本を綴じるためにホチキスでとめてもいいのでしょうが、本格的に和紙でミニチュアサイズの「こより」を作りその「こより」でとめます。

ミニチュア好きにはこのこだわりは大切です。

小さいから見えないし手を抜いても目立たない箇所でしょうが、手抜きをせずに角布をつけて豆本を作ります。

表紙を開いたり閉じたりする回数が多いと本が傷みやすいので、しっかりとつけておきます。

和風の豆本もステキです。

洋書やハードカバーの豆本も素敵ですが、和の香りがする和風豆本も好きな方が多く、コレクションする方も多くいます。

雨ニモマケズの巻物

巻物もミニチュアの豆本が存在します。

柄がキレイな千代紙などを使っておしゃれな巻物を作る事もできます。

内側にも宮沢賢治の雨ニモマケズの詩が描かれています。

プレゼントのカード代わりに豆本を贈っても素敵ですね。

綴じ方がおしゃれな豆本

綴り方がおしゃれなタイプがあります。
色々なこだわりを持って作る事ができるため、豆本はその人の個性が出やすいです。
ステキな千代紙などで作ると華やかな豆本が完成します。

小さな豆本で普通のサイズでは難しい装丁を楽しむこともできますし、サイズだけ小さくリアルな本を作り楽しむこともできます。

豆本の楽しみ方は奥が深いのです。

折り紙でつくる豆本の作り方

折り紙豆本

折り紙を折り、豆本を作る事ができます。
キチンと表紙があり、中のページも書く事が可能なので、プレゼントにカード代わりに贈っても素敵ですね。

折り紙で作る豆本の作り方に関しては色々な作り方があります。
原点となる作り方から様々な人のアレンジが加わり作り方が増えていったのだと思います。

書籍などでも作り方の紹介があるようです。

豆本に関する書籍

本格的に豆本を作りたいという方は、豆本の書籍に掲載されている作り方を参考にしてみてはいかがでしょう。

豆本作家の技や、わかりやすい作り方の他にもおすすめの道具などを掲載されている本はおすすめです。

豆本の教室

プロが教える上達レッスン
¥2,268(税込)

豆本の作り方はもちろん、道具や手順など丁寧に解説されているおすすめの本です。

そのまま豆本

はじめての手製本編
赤井都(著)
¥1,512(税込)

豆本の世界では有名な赤井都さんの書籍です。
購入して、そのまま切って使える用紙が付いています。

赤井都さんは、国際的な豆本コンクールで、独学で初めて作ったハードカバー豆本で日本人初のグランプリを受賞し、2007年連続受賞しました。
赤井さんの独特の世界観がある豆本はファンが多くいます。

豆本づくりのいろは

手で作る小さな本 (増補新版)
赤井都(著)
¥1,728(税込)

豆本初心者でも作れる簡単な豆本から、本格派も満足するハードカバーなどの豆本の紹介と作り方が掲載されています。

豆本の作り方は書籍以外にも、インターネットでも掲載されていますが、講座なども開催されているようです。

最寄りのカルチャーセンターなどで開催されていたらご参加されてみてはいかがですか?

もっと豆本の事を知りたい方は豆本協会に入会してみては

日本豆本協会

年会費3000円で豆本に関する特典が受けられるようです。
会員種類があり、作家会員や愛好家会員などがあります。
豆本協会のホームページで入会方法や詳細をご確認ください。

日本豆本協会の会員証と会員規約(豆本仕様)は、小さながま口財布が会員証と会員規約をいれるケースになっているようです。

日本豆本協会の会員証は豆のデザインで豆粒サイズです。

色々な協会が日本に存在しますが、おそらく一番小さなサイズの会員証でしょうね。

会員規約も当然ながら豆本仕様です。
とりあえず虫眼鏡の準備はしておいた方がいいかと思います。

この他の特典として会員になると年1回発行豆本手帳(A5サイズ)と、通信『まめだより』が発行されます。

まとめ:小さいはステキ

豆本は小さく、小さいからこそ普通の本ではできない装丁を楽しむ事ができます。
豆本作家が作る豆本の世界を楽しんだら、次は自分で作ってみたくなります。

簡単にできる豆本の作り方からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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