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    【水漏れトラブル】冷蔵庫から水漏れしたときの応急処置と対処法は?

    今では生活の必需品となった冷蔵庫ですが、ある日突然水漏れしてしまったら?冷蔵庫は水漏れしたら買い替えるしかないのでしょうか?それとも自分で直すことができる?ここでは冷蔵庫から水漏れした時の応急処置とその後の対処法をまとめました。

    家庭のトラブル解決!冷蔵庫から水漏れしたら!?

    電化製品が壊れるととっても焦りますよね。しかも生活必需品といってもいい冷蔵庫だと、中の食材も心配だし水漏れしてしまった後の掃除も大変です。こんな緊急事態にどうやって対処しましょうか?この記事を読み進めればあなたのやるべきことがわかるはずですよ。

    冷蔵庫の水漏れ箇所を確認

    冷蔵庫からの水漏れといっても場所によって対処法が変わってくるので、まずはどこから水漏れをしているのか原因を見つけましょう。

    どこが濡れている!?

    冷蔵庫の水漏れポイントは3か所です。どこが水漏れの原因か探ることは問題解決の第一歩ですからね。どこが濡れているのか、どこから水が出てきているのかを探りましょう。

    床に水漏れ

    床に水が広がってしまう水漏れです。ある日一気に水漏れしてくれればわかりやすいのに、じわじわと冷蔵庫の下で水漏れしていて気がつくのが遅れてしまった人もいるんです。

    床にも影響が

    冷蔵庫の水漏れを放置、もしくは気がつくのが遅れると床にも影響が出てしまいます。湿気の多い時期はあっという間にカビが繁殖しますし、フローリングが腐ってしまうこともあるので少しでも床が濡れていて「怪しい」と思ったら冷蔵庫の水漏れを疑いたいですね。

    受け皿(蒸発皿)

    冷蔵庫の一番下には受け皿(蒸発皿)があり、冷蔵庫の中で出来た露を受け止めて冷蔵庫の熱で蒸発させてくれる仕組みです。床にまで水漏れが広がった場合、まずはこの受け皿を確認しましょう。水が溜まりすぎてあふれているのかもしれません。

    ドレンホース

    冷蔵庫の背面や、野菜室(一番下の引き出し)の奥に、冷蔵庫内で発生した水を受け皿に流すためのホースがあります。このホースの内部が汚れて目詰まりしていたりホース自体が劣化していると水漏れの原因になります。

    製氷スペース

    製氷機

    冷蔵庫の水漏れ故障は製氷機が原因のことも多いです。冷凍庫内に水漏れしてしまうと、冷凍庫に入っていたものがくっついて固まってしまう悲しい事態も引き起こしますね。

    製氷機のホース

    最近の製氷機は分解掃除できるものが多いですね。その際ホースがきちんとはまっていないと水漏れしてしまいます。特に掃除をした覚えがなければ、ホースの中に汚れが溜まっている可能性があります。一旦製氷機を分解してみましょう。手順は取扱説明書に書かれています。

    製氷皿が破損

    製氷皿が破損することもあります。部品保有期間内であれば交換してもらうこともできます。この状態で使い続けると水漏れが止まらないので、一度製氷をストップさせましょう。

    三菱冷凍冷蔵庫MR-S40D 製氷機故障

    この動画は製氷機が破損して水漏れしている場合がとってもわかりやすいですね。製氷皿が割れてしまっているので、氷になる前に水が落ちてしまい水漏れのようんば状態になります。

    三菱の冷蔵庫の製氷機が壊れた

    製氷機の取り外し方を動画で解説してくれています。どうも三菱の冷蔵庫は製氷皿の故障が多いようですが、他のメーカーでも取り外し方は取扱説明書にあるはずなので確認してみてください。

    冷蔵庫内

    自動霜取り

    冷蔵庫を冷やすための部分には霜が溜まりやすく、すべての冷蔵庫には「自動霜取り機能」がついています。下のヒーターの部分で霜を溶かして、ドレンホースを通って冷蔵庫の下にある受け皿に水を運ぶ仕組みですが、ここが故障すると冷蔵庫の内部に水漏れをしてしまいます。

    霜がつく原因を排除

    霜がたくさんついてしまうと、いくら自動霜取り機能が霜を溶かしてくれたとしても取りきれないですよね。そうなると冷蔵効率も悪くなりドレンホースの汚れにもつながるので霜がつく原因を極力減らす様にしましょう。特に梅雨~夏場は霜ができやすいので要注意です。水漏れトラブルは夏前が多いのもこのせいでしょうか!?

    霜がつく原因
    ・頻繁に、もしく長時間ドアを開けている
    ・扉のドアのパッキンに不具合がある
    ・扉が故障している

    出典:http://shunkashutou.com

    冷蔵庫の温度差ができると霜が発生しやすいので、水漏れの原因にもなる霜は発生させないよう注意しましょう。

    扉の故障

    扉の開閉部分が壊れる、ドアについているゴムパッキンが劣化すると冷蔵庫がきちんと閉まらなくなって冷蔵庫の霜取り機能が追い付かなくなって水漏れにつながります。霜ができなくても冷蔵庫の結露が酷くなると庫内に水が出てしまうし、何より冷蔵庫が冷えなくて電気代が余計にかかりますから急いで解決したいですね。

    番外編

    横置きピッチャー

    最近は横置きできるタイプのピッチャーが多いですね。冷蔵庫内が水浸しで故障かと思ったら実はピッチャーが漏れていたなんてこともあり得ますよ。水が入ったピッチャーだとわかりにくいですからね。念のため確認してみましょう。

    冷蔵庫の半ドア

    大抵の冷蔵庫に半ドアをお知らせするアラームがついていますが、気付かずにいる場合もありますよね。引き出しタイプの冷蔵庫で半ドアが起こってしまうと氷などが溶けて水漏れしてくることもあります。何度も続く場合はドアのパッキンや引き出しの奥に物が挟まっていないか確認しましょう。

    冷蔵庫の水漏れに使える応急処置は?

    さて、水漏れの箇所は確認出来ましたか?場所によっては冷蔵庫を買い替えなくても自分で直すことができます。いますぐ出来る応急処置を確認しましょう。

    クリーナー

    冷蔵庫のドレンホースのつまりを取る時に便利なアイテムもあります。ホース内のつまりを吸引して水漏れを改善できるので、修理業者に頼むよりは経済的です。

    ビニールテープで応急処置

    画像はドレンホースです。この状態では当然水漏れしてしまいます。でも新品が安くなるまで待つ、ちょっとの間でも応急処置でつなぎたい場合はビニールテープで補修することも可能ですね。ただ長持ちはしないので、買い替えない場合ホースの交換を修理屋さんにお願いするのがよさそうです。

    買い替え?それとも修理依頼?

    自力で直せない箇所の場合は修理をお願いするか、買い替えるかの2択ですね。判断基準は冷蔵庫の使用年数です。

    使用年数で判断

    冷蔵庫を修理するための部品保有期間は9年間というものがほとんどです。ということは、9年を超えた場合修理しようと思っても修理が出来ない場合があるということです。まずは冷蔵庫の使用年数を確認しましょう。

    修理依頼

    冷蔵庫の基盤、コンプレッサーの修理となるとメーカーや電気屋さんなどに依頼するしかなくなります。メーカーの保証期間内ならば悩むことなく依頼できますが、保証期間を過ぎていたらお金がいくらかかるかというのも判断基準ですね。まずはメーカーのホームページを確認です。

    修理費用

    故障部分にもよりますが、コンプレッサーが故障して冷蔵庫が冷えなくなった場合は平均して8万円程度のお金がかかります。ゴムのパッキンやドレンホースの交換でも1万円前後+修理出張費などを請求されることがあります。

    買い替え

    冷蔵庫の平均使用年数(寿命)は10年です。修理のための部品もなくなるし、10年過ぎていたら買い換えの方がよさそうですね。水漏れの原因次第ですが、冷蔵庫が冷えていなくて使えなくなってしまったら安くなる時期を待ってもいられないので、冷えが悪くなってきたら買い替えを検討しておくのがいいかもしれませんね。

    安くなるタイミング

    どうせなら安く買い替えたいですよね。冷蔵庫は大抵のメーカーが9~10月に新商品を発売します。そのため、旧機種の売り切りセールが8月にかけて行われます。20万円のものが13万円くらいになることもあるので、もう少し待てば安くなりそう!というタイミングだったら応急修理をして安くなるのを待ちたいものです。

    まとめ

    冷蔵庫の故障は生活の中での大問題ですよね。ただ冷蔵庫が冷えている状態での水漏れの場合は掃除や応急手当で乗り切れることもあるので、焦らず原因を究明して対処しましょう。使用年数10年を超えていたら、ある日突然壊れることもあるので安いタイミングでの買い替え検討のサインにもなりますね。

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