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意外と簡単に育てられる!?レタスの水耕栽培にチャレンジしよう

家庭菜園で様々な野菜を育てたり、キッチンでハーブを育てお料理に使ったりしている人は多いです。次は水耕栽培にチャレンジしてみませんか。1年を通して何かとレタスは使用します。水耕栽培でやわらかくてみずみずしいレタスを収穫し、美味しくいただきましょう。

水耕栽培ってどんなもの?

水耕栽培という名前は聞いたことあるけれど、具体的にはどういうものでしょうか。
レタスなど少し大きめの野菜も、栽培出来るのか疑問です。

水耕栽培はその名前のとおり、水で栽培する方法です。野菜だけでなく、色々な種類の植物を育てることが可能。

スーパーで販売されているカイワレなど、根っこの部分にスポンジが付いています。あれは、水耕栽培で育てられているからです。

意外と水耕栽培は身近にあるけれど、気にしていなかっただけです。

土で育てる場合と比べても、衛生的で簡単に育てることが出来ます。サンドイッチチェーンのサブウェイでは、レタスの水耕栽培をしながら店舗で販売する形式です。

レタスも水耕栽培で育てる事が可能ということです。
しかも農薬や害虫の心配がないのが魅力的!

水耕栽培と土耕栽培の違い

それぞれメリット、デメリットがあります。
違いを確認してみましょう。

土耕栽培

とにかく土があれば、すぐに始められます。水耕栽培と違って昔から慣れ親しんでいるので、育て方がわからないということはありませんね。

土耕栽培では、虫がつきやすく雑草も生えてきます。また天候による影響も大きいのが特徴です。その分、生産物の味が濃厚になるという話もあります。

水耕栽培と違い、管理が大変です。

水耕栽培

水耕栽培は、小スペースでも栽培できます。管理も楽で、虫や除草の心配もありません。初心者にもおすすめです。

水耕栽培では栄養を取り入れることができないので、培養液などが必要です。場合によってはLEDなど照明を使うこともあり、電気や購入品などの出費がかさむ場合も考えられます。

どちらもメリット、デメリットがあります。
しかしサラダなど生で食べることの多いレタスなどの葉物野菜は、水耕栽培で安全安心に育てたものを使用したいと思いませんか。

好きな時に収穫し、新鮮に食べられる水耕栽培。
レタスの水耕栽培にチャレンジしましょう。

レタスを水耕栽培する方法

レタスを水耕栽培するには、キットを買ってしまえば簡単です。
今回は、身の回りのもので育ててみます。

レタスの種です。これを発芽させて育てます。種の他に、水が張れる浅い容器と台所用スポンジが必要です。100均のものでも、空き缶などでも構いません。

スポンジをブロックに切り、レタスの種を入れるためにさらに上部には十文字に切れ目を入れておきます。スポンジの空気を押し出しながら、水をよく給水させておくのがポイントです。

種まきです。切れ目にレタスの種を2粒程度入れていきます。あまり奥に入れ込むと、芽が出てもスポンジの上まで出てこれなくなるので注意!

レタスの種を蒔いてから、1週間程度で発芽して丈が伸びてきます。その間、スポンジの表面が乾くようなら水を追加しましょう。

レタスの水耕栽培の容器

レタスの種が発芽したあと、育てる容器を準備しましょう。

ペットボトルを使って、水耕栽培の容器を作ります。上から3分の1~4分の1のあたりをカットし、上はレタスの栽培、下は溶液入れです。

ペットボトルをカットした切り口は危ないので、ビニールテープで覆って保護すると良いです。レタスの色が映えるようなカラフルなものにすると、楽しさがアップしますよ。

ペットボトルの飲み口を容器の内へ下向きに入れて使用します。レタスが育て、画像のような状態にすることを目標に育てましょう。

発芽したレタスをペットボトルに移す際は、水切りネットをセットした上によく洗ったハイドロボールを入れます。そこに育った苗を植えて、スポンジを覆うようにしたら出来上がりです。

ハイドロボールは土ではありません。
年度用の土を素焼きにしたもので、水分を吸収しないかわりに排水性に優れています。

ペットボトルの注ぎ口が浸るくらいまで、肥料をとかした溶液を注ぎます。この溶液は一週間に一度は替えてあげましょう。

溶液はホームセンターなどで手に入ります。
レタスの栽培に適したものを選ぶようにしてください。

レタスの育て方

水耕栽培の手順は分かりましたね。
育て方のポイントなどはあるのでしょうか。

レタスは日向で育てましょう。よく陽のあたる窓際で構いませんが、屋外に出すときは虫除けネットをかぶせないと、あっという間に害虫にやられます。

レタスは冷涼な気候で育ちます。土に種まきする場合は春先か夏の終わりから秋に植えつけなければいけませんが、水耕栽培では18~23℃あれば発芽するので季節を問わず育てられます。

レタスの葉が15~20枚くらいになったら、外側から収穫しましょう。根元から1~2cm程度残し丁寧に切り取ると、内側の葉が成長して長期間収穫が出来ます。

中心部のレタスの芯が盛り上がってきたら、収穫は終わりとなります。
株ごと切り落としましょう。

レタスの水耕栽培は簡単です

いかがでしたか。
葉物野菜は意外と簡単に育ちます。
美容にもいいレタスを、楽しく育てていただきましょう。

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