記事ID45792のサムネイル画像

【生きた化石】大人気の観葉植物・ソテツの栽培方法まとめ!

日本では強い人気を誇る観葉植物ソテツ。1億年前から存在する品種で中々にスケールのでかい植物です。ソテツは観葉植物だけではなく戸外で育てても楽しめる植物です。今回はそんなソテツの栽培方法に関してまとめていきましょう。ソテツの栽培って案外お手軽なんですよ。

ソテツの栽培方法の前に…そもそもソテツってどんな植物なの?

ソテツの栽培法のご説明に取り掛かる前にそもそもソテツってどんな植物なのでしょうか。
本項ではソテツの特徴などをご紹介しましょう。
ソテツの特徴を掴むことで栽培もしやすくなりますよ。

ソテツ(蘇鉄)は、ヤシの木のような見た目をしていますが、市場に出回っているもののほとんどは日本原産のもので、盆栽仕立てにして古くから親しまれてきました。広がって育つタイプの観葉植物なので、1株飾るだけで玄関先や庭を南国ムードに演出してくれますよ。

出典:https://horti.jp

南国でもよくソテツを見かけますよね。

枝分かれせずに一本の太い幹だけが伸びて、その先に大きな葉を茂らせます。枝分かれしないので庭植えにする場合でも計画が立てやすいのがよいところです。

出典:http://sodatekata.net

ソテツはソテツ科植物に属するもので、1億年以上前から存在する古い植物です。しかし現在ではほとんどの品種が稀少となっていて、絶滅の危機に瀕しているものもあります。

出典:http://www.satake-japan.co.jp

まさに生きた化石のような植物ですね。

ソテツの特徴を掴んでいただけたでしょうか。
次項ではソテツの栽培方法に関してご紹介していきます。
ソテツ栽培の参考にしてみてください。

ソテツの栽培方法その1 日常のお手入れ編

それではソテツの栽培方法・日常のお手入れからご紹介しましょう。
ソテツの栽培にあたって日常のお手入れはそれほど手がかかりません。

枝を整えたり切り戻す作業は必要ないので、庭木の中でも比較的手間のかからない部類にはいると思います。ただ、古くなって傷んだ葉をそのままにしておくと、美観を損ねます。初夏に新芽が伸びてくる頃、古くなって垂れ下がった葉(およそ3~4年生の葉)は付け根から切り落として樹姿を整えると同時に、新しく出てくる葉と世代交代させましょう。

出典:http://www.yasashi.info

土が乾いていたら水をしっかりとやります。頑健で乾燥に強い・・・・・・というか乾燥が好きで、水分が多い土壌では根が腐って枯れてしまいます。水やりには神経質にならず、気がついたら水をやる程度で十分です。

出典:http://sodatekata.net

水やりと日当たりに注意すれば、それほど育て方は難しくありません。

出典:http://www.lovegreen.jp.net

手間の掛からないところがソテツ栽培の魅力ですね。

ソテツを栽培する上で特にこれといった日常のお手入れは必要ないのが魅力的ですね。
ソテツは植物栽培初心者でも気軽に栽培できるのがいいですね。

ソテツの栽培方法その2 置き場所編

続いてはソテツを栽培する上で大事な置き場所に関してご紹介しましょう。
ソテツは家の中でも栽培はできますが、できるだけ戸外で栽培するのがオススメです。

生育期の4月下旬から10月下旬までは、なるべく日当たりの良い戸外で育てます。室内で管理する場合は日当たりの良く、風通しのよい場所に置きます。ソテツの仲間は耐寒性が強いものも多く、関東以西の暖地では戸外で越冬できる種類もあります。

出典:http://www.makimo-plant.com

基本的には戸外で育てる事をお勧めします。室内ですと日当たりが悪い為に徒長気味に育ってしまいます。

出典:http://www.makimo-plant.com

もともとは日光がさんさんと降り注ぐ南国原産ですからね。
自然の姿が見たいときは外がいいのかもしれません。

日当たりと風通しのよい所を好みます。耐陰性がそこそこあるので、午前中の日光が当たるような半日陰でも育てる事ができます。関東から南では庭植えで越冬しますが、寒い地域では幹にわらを巻くなどの防寒が必要です。鉢植えで育てている場合は、暖地では日当たりのよい戸外で越冬できますが、移動できるものは霜の当たらない日当たりのよい軒下などに置いた方が、葉の痛みが少なくてよいです。

出典:http://happamisaki.jp-o.net

勿論室内でソテツを栽培することもできますが、青々しい元気な葉をみたいときには戸外で栽培する方が良いです。

ソテツの栽培方法その3 植え替え編

続いてソテツだけではなく植物を栽培する上では大事な植え替えに関してご紹介しましょう。
ソテツを栽培する上では植え替えもそんな頻繁にしなくて良いようです。

植え替えに関しては特にする必要は無いですが、鉢植えの時には5年に一度ぐらいの割合でしておくと良いようです。

出典:http://www.sodatekata-box.jp

庭に植え付けた場合、植え替える必要はありません。鉢植えも頻繁に植え替える必要はなく生長に応じて3~5年に一度、一回り大きな鉢に植え替えます。適期は気温が充分に上がる5月~9月です。

出典:http://www.yasashi.info

植え替え・移植は、温度の高くなる晩春から夏が適期ですので、5月下旬位からの方が良いです。ソテツは耐乾性が強く、排水性の良い砂質土壌を好みます。水のたまる粘土質の土壌では衰弱してしますので、用土は赤玉土5、砂4、腐葉土1くらいのものを使用します。根、葉はすべて取り除いて植え替えても大丈夫ですが、普通に植え替える場合は、3分の2から半分くらい切り落として植え替えれば良いと思います。

出典:http://www.h.chiba-u.jp

植え替えも5年に1度で済むとはソテツの栽培って本当に手がかからないんですね。
植物の栽培において植え替えは結構大変なのですが、ソテツは5年に1度で済むので助かります。

ソテツの栽培に挑戦してみよう!

今回はソテツの栽培に関してまとめましたがいかがだったでしょうか。
ソテツの栽培は全然手がかからないので普段植物を栽培したことがない人でも簡単にできますよ。
是非ソテツの栽培に挑戦してみてくださいね。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ