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不器用でも初心者でも簡単にできる!基本的なお花のアレンジ方法

花のある暮らしって憧れますよね。でも花のアレンジって、いつもうまくいかないから、とお花を飾るのをあきらめていませんか?花のアレンジは基本を知れば初心者でも素敵な物ができるんです!そこで今回は、基本的な花のアレンジ方法をご紹介します。

お花のアレンジの基本を学んでお部屋に飾ろう!

簡単なようで難しいお花のアレンジ。今回はお花のアレンジの基本を学びましょう!

お花のアレンジに使う、基本的な物は?

まずはどんなものが必要なのか、ご紹介しましょう。

お花

基本中の基本ですが、お花が一番大切な物です。適当に作るのではなく、どんな雰囲気にするか決めてから買いに行きましょう。

・どれくらいの大きさで作るか
・どこに置くか
・どんな構成にするか(ネットなど参考画像を見るとイメージがわきやすいです。)
・どんな花器を使うか・・・

これらのポイントを考えながら購入しましょう。図鑑やお花屋さんを参考にするといいですよ!

お花の色

基本は同系色でまとめるとまとまります。色の濃淡で表情を付け、類似色もできるだけ近い色でまとめましょう。初心者さんはまとまりのある雰囲気をまずは目指してください。

白×緑がおすすめ!

失敗しにくいのが白×緑の組み合わせ!白のお花とその葉っぱでも問題ありません。メインとそれ以外をうまく違いに出せたら◎。

大きい花を活用して!

自信がない初心者さんは、まず大きい花でスペースを埋めるようにしましょう!他のお花をその分少なくできるので、作るのも楽ですよ。

種類は3種類まで

初めての方は基本的に同系色の3種類までにお花を絞った方が、きれいに仕上がることでしょう。

また、花選びもスーパーで食材を買うのと同じで、何度も場数を踏むことで質の良い花、自分のお気に入りの花を見つける目が養えるそうです。まずは花屋さんに行って、花をよく見てみましょう!

花器

次に、花のアレンジに欠かせない花器についてご紹介します。

基本的にお花を生ける花器は、素朴な感じで見せたい場合、丸くて口の広い花瓶がおススメ!!上品で洗練された印象を与えたいときは、背が高くて細身の花瓶が良いでしょう。

もし、家に花瓶がない場合、身近にある器(コップや茶わん等)を使ってみるのも手です。部屋によく馴染み、なんだか愛着も湧くこと間違いなしです!

また、お花のアレンジをするのに次のような花器を使うことができます。

・空き瓶
・アンティーク缶
・和風片口花入れ
・かご
・バケツ
・ガラスのボウル

家にあるものを使ってどんな花がその花器に合うか、花器に合う花のアレンジを考えるのも楽しいものですよ。

はさみ

基本的に花切り専用の花切ばさみがあると良いです!初心者には、持つところが丸い花切りばさみが使いやすいのでおススメ。

基本この3つがあればお花のアレンジができます。では、お花のアレンジの基本についてご紹介しましょう!

初心者でもできる!基本的なお花のアレンジの方法

さあ!準備ができたら、基本的なお花のアレンジ法を試してみましょう。

イメージして、手の中で花のアレンジをしてみる

まず、花を買って来たら、最初に手の中で花のアレンジしてみます。
このとき基本的に
・どんな花器を使うのか
・どこに花を置くのか
ということを頭に入れてください。

もし、広い口の花器をで食卓に飾るのが目的でしたら気に入っている花を真ん中にして、それを取り囲むように手の中でお花のアレンジをしてみてください。

食卓に置くと、見られるのは上からと横からになりますので、上からも横からも見てみて、見栄えの良いようにアレンジすることが必要ですね。

また、背の高い花瓶を使う場合は、一番背の高い花が奥になり、手前に向かって徐々に低くなるように手の中で、まずアレンジしてみてください。

頭の中で花のアレンジがイメージできたら、さあ、次のステップです!

トリミングする

まず花束を頂いた時などについているラッピングは、通気が悪くなるので外してください。また葉っぱがたくさんついている場合は2~3枚だけ残して取り除きましょう。

これは切り花は葉っぱがついていると、もともと弱い水を吸い上げる力が弱くなってしまうためです(2~3枚残しておくのは、花が光合成できなくなってしまうため)

その他、生けるときに邪魔な枝やとげなどは取り除き、その花が一番きれいに見えるようにトリミングしてください。

水揚げをする

次に、花の持ちをよくするため、基本的に花のアレンジをする前に、「水揚げ」をします。

次は花の持ちをよくするため、花のアレンジをする前に、「水揚げ」をします。葉を取り除いたら、ボウルやバケツに深めに水を張った水の中で、花切りばさみを使い、枝や茎を根元2㎝くらいで切ります

こうすることで、根元に詰まった汚れやお花自身の生成物を取り除き、水の吸い上げがよくなるからです。

花がとても弱っていたら

まず、切り口の10㎝くらいを出しておいて、花を新聞紙でしっかりくるみます。バケツの中に水を張り、その中に花の茎を入れ、茎を5㎝ほど切ります。そのまま、2時間くらい水につけておきます。

また、もっと弱っているときは、花をくるんでいる新聞紙にも水を軽くかけてあげて、2時間ほど水につけておくと、花が生き返ります。

高さを調節する

それぞれの花に高さを調節して、ハサミを入れます。このとき、基本的に2回ハサミを入れてください。

1回目は試しで、2回目で最終的な高さを決定します。1回目、切りすぎないように注意してください!

シンメトリーにする

一番基本の生け方は、「シンメトリー」(左右対称)です。シンメトリーにすると簡単に美しく生けることができます。

例えば、右に大きな花があれば、左にも同じようなバランスで大きな花を置いたり、左に目を引く色の花があれば、右にも同じ色の花を置くということです。左右のバランスを考えて生けてみましょう!

もし失敗したら?

花を短く切りすぎてしまった!どうしよう…でも、慌てないで。お花のアレンジに失敗はつきものです。短く切りすぎた花でも、生けられないかどうかトライしてみましょう!

例えば、小さいジャムの空き瓶に切りすぎた1輪だけさしても、かわいい花のアレンジに!失敗しても焦らず、気楽にお花で「遊んでみる」事が大事です。

どんな場所に置いたらよいの?

お花のアレンジができたら、どこに置いたらよいのでしょう?

基本的に、花が環境的に痛む場所、花のために周囲のものを傷めてしまう可能性がある場所に置くのはNGです。

・風が当たる場所
・直射日光が当たる場所
・人が通ると花に触ってしまう場所
・万が一、水がこぼれるとそれが原因で破損してしまうかもしれないものの近く
(電化製品の上など)
・安定が悪いところ

以上の場所にはお勧めしません。これ以外の場所においてあげるようにしましょう!

また、お花は暖かい場所より温度の低い場所のほうが持ちがよいので、お花を長い間持たせたい場合は、基本的に暖かいリビングよりは、寒い玄関などに置いたほうがよいです。

お花を長持ちさせる方法!

せっかくきれいな花のアレンジができても、すぐに萎れてしまったらガッカリ!そこでお花を長持ちさせる方法についてご紹介します。

まず時間があれば、基本的に毎日花瓶の水は替えてあげましょう。その際、花瓶も石鹸で洗います。(バクテリアの発生を抑えるため)

花を花瓶から出し、新しい水に変えるたびに茎をほんの少し切って、切り口を新しくするのもコツです。

新しい水に替えるとき、ほんの少し漂白剤を入れると、雑菌を殺してくれるので、お花を長持ちさせるのにおススメ!毎日、花の様子を見て、しおれてきたものなどあれば、取り除いてくださいね。

基本的な花のアレンジで出来る!素敵なアレンジ例

それでは最後に、お花のアレンジ初心者でも簡単にできそうな基本的な花のアレンジ例をご紹介します。ご自分で花のアレンジをするときにぜひ参考にしてみてくださいね!

ケールとスカビオサ

ボリュームのあるケールを低めにさし、花留にするのがポイントだそう。上からみてきれいなお花なので、上から見下ろす位置に飾るのもポイントですね。素朴な青いピッチャーともよく合っています。

チューリップ

春にやってみたいチューリップの花のアレンジです。本当に基本中の基本といった方法で、高さをそろえて花瓶にさしているだけです。それでも十分素敵ですね!

空き瓶に小花を

小さな空き瓶に短く切った花を挿した、花のアレンジです。すごくシンプルですが、窓辺に飾ったらとても可愛いですね!

ガーベラ

こちらは、2本のガーベラをシンプルな花瓶に挿した花のアレンジ。これだけなのにとてもおしゃれで、何もない空間が引き立ちます。

球根付きスイセン

ガラスの花器に球根ごとのスイセンを入れただけ!とってもオシャレで力強い雰囲気ですね。床に置くと球根が見えなくなってしまうため、基本的にテーブルなど、目線の高さに置いてみると◎

アジサイをボウルに

ボウルを使った花のアレンジです。基本的に、背の低い花器を使うときは、花を低く切り、背の高い花器を使うときは、花を高い位置で切りましょう。

基本的なお花のアレンジを知れば、生活も華やかに!

いかがでしたか?

ご紹介した方法は、すべて基本的なもので、初心者さんでもできそうなものばかりです。生活に花があるだけで潤います。ぜひフラワーアレンジメントで、花のある素敵ライフを満喫してみませんか?

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