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    電気代節約にはまず冷蔵庫から!意外に多い冷蔵庫の消費電力

    毎月の光熱費には頭を悩ませる人も多いですよね。特に高いのは電気代ではないでしょうか?寒くなる冬は消費電力も上がります。調べてみると、家電で一番消費電力が多いのは冷蔵庫だそうです。でも電源を抜いてしまうわけにはいきません。どうしたら冷蔵庫で節電できるでしょうか?

    どんな家電が消費電力が多いのか?

    9.9A電気ストーブ
    6.6Aエアコン
    5Aこたつ
    2.5A冷蔵庫(450Lクラス)
    2.1ATV(42型)
    1A照明
    0.4ALED照明

    出典:https://enechange.jp

    これは、常に電気を使う家電の中でも特に消費電力が多いものを順番に並べたリストです。冬にはかかせない電気ストーブやこたつなどを除けば、一年中ずっと使う冷蔵庫が消費電力トップという数字が出てきます。

    よく聞く節電方法としては、「使っていないときはコンセントを抜く」や「主電源を落す」というものがありますね。でも冷蔵庫でコンセントを抜いてしまったら食品がダメになってしまいます。さらにお子さんのいる家庭では、扉を開けっ放しにしてしまったり...といったこともありがちです。

    家庭の電気量を最も使用しているのが冷蔵庫。
    冷蔵庫の節電をすることで電気代の節約につながります。

    出典:http://mama-connoisseur.com

    しかし逆に言えば、冷蔵庫をうまく使って消費電力を抑えることができれば家庭の電気代も下げられるというもの。
    そこで今回は家電の消費電力ナンバー1、冷蔵庫でどう節電するか?の方法をいっしょに見ていきましょう!今日から実戦できるものばかりですよ!

    冷蔵庫で節電!その① 効率よく冷やそう!

    冷蔵庫の配置場所を考える

    冷蔵庫の周りって熱いですよね。それもそのはず、冷蔵庫は、庫内の熱を外部に放出することで、中の温度を低く保つ機械なんです。

    出典:http://一人暮らしっく.jp

    冷蔵庫で消費電力を抑えるためには、まず冷蔵庫を置く場所がポイントだそうです。皆さんは冷蔵庫をどこに置いていますか?

    冷蔵庫内の仕組み

    冷蔵庫の中はこのようになっていて、熱を外に逃がしつつ内部を冷やすという仕組みになっています。熱を逃がす場所を作ってあげることが、消費電力を抑えるポイントになります。

    冷蔵庫が壁に接していたりすると、この放熱が上手くできず、結果、必要以上の電力を食う羽目になります。なので、冷蔵庫は必ず壁から10㎝以上離して置きましょう。

    出典:http://一人暮らしっく.jp

    冷蔵庫は冷気を放出して冷やすだけでなく、冷蔵庫内部の熱を外に逃がす仕組みも持っています。なので壁にぴったりつけて設置してしまうと、熱を逃がすことができずに消費電力アップに繋がってしまいます。壁との距離を離して置きましょう。

    いっぱいに食品を入れすぎない

    一人暮らしならまだしも、家族が増えれば冷蔵庫はいつも食品やジュース、調味料でいっぱい...なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?例えばこんな感じになってしまっていると、うまく冷やすことができなくなってしまい、これまた消費電力アップにつながります。

    また、冷蔵庫の中に、たくさん物を置くのもNGです。「それくらい知っている」と思うかもしれませんが、もっと減らしてください。キャパの7割以下になるのが理想です。

    出典:http://一人暮らしっく.jp

    たくさんお買い物をしてたくさん冷蔵庫に詰めてしまったら、消費電力も多くなって電気代もあがって...という悪循環が始まってしまいます。必要なものを必要に応じて買うのがポイントですね!

    冷凍庫を無駄に冷やし過ぎると消費電力がかかってしまうので、温度を適正に保つことが節電に繋がります。

    出典:http://allabout.co.jp

    また、季節に応じてこまめに温度調節をすることも大切です。だいたいの冷蔵庫には弱・中・強のダイヤルがついていたり、冷凍庫内の温度を調節する機能がついています。これを一年中同じ設定にしておいては、消費電力アップに繋がってしまいます。

    適度な温度で使用することが消費電力を抑えることに繋がります。お使いの冷蔵庫をぜひチェックしてみてください!

    冷蔵庫で節電!その② 開け閉めの時間短縮で消費電力カット!

    次に消費電力を抑える方法としては、開け閉めの時間を短くすることです。ついつい冷蔵庫を開けっ放しにして「何を作ろうかな?」と考えたりしてしまいますが、このムダをなくすと消費電力は変わってきます。

    冷蔵庫を開ける時間を短くする
    そのためには……
    •開ける回数を少なくする
    •1回の開ける時間を短くする

    この2つを徹底する必要があります。

    出典:http://一人暮らしっく.jp

    分かっていてもなかなか難しいですよね。買い物のときにある程度の献立を考えてメモしておいて、冷蔵庫の扉に貼っておくなどの方法をとる必要があると思います。

    冷蔵庫の開けっ放しを注意してくれるおもちゃ 「フリッジズー」

    皆さんはこのおもちゃ、ご存知ですか?子供が冷蔵庫を開けっ放しにしたりというのはよくあることですよね...。その対策として、冷蔵庫に入れておくと扉の開けっ放しを注意してくれるという物なんです。

    たくさん種類があって、しかも喋ります。中には方言で話すものまで!こんなグッズで楽しく消費電力の削減を目指すのも面白いですよね!

    いま使っている冷蔵庫でもこのように消費電力を抑える方法はあります。小さなことの積み重ねが、一ヶ月、一年単位で見るとバカにできない金額となって目に見えて効果がありますから、モチベーションを維持しやすいと思いますよ。
    ところで「もうずいぶん同じ冷蔵庫を使っているな・・・」という方は、思い切って買い換えるという方法も検討してみてはいかがでしょう?というのは、過去の物と比べると現在の冷蔵庫は環境に配慮された消費電力が少なくなっているからなんです。

    最近の冷蔵庫はスゴい!消費電力の割合を比較してみた結果・・・

    冷蔵庫の消費電力の推移

    まずこのグラフを見てください。2001~2012年の間で、冷蔵庫の消費電力の推移を表したものです。このように、環境に配慮するように厳しい基準が設けられているために消費電力を抑えた冷蔵庫が近年増えてきているのです。

    続々と新発売される冷蔵庫の消費電力は毎年のように少なくなっています。つまり節電・節約効果が年々高くなっているということ。

    出典:http://www.danna-salary.com

    こうした企業の努力もあって、冷蔵庫そのものが消費電力を抑えられるようになってきています。仮に10年以上前の冷蔵庫をお使いの方であれば、現在の新しいタイプと比べて4倍近く消費電力が多い計算になります。

    消費電力を抑えるだけでなく、最近の冷蔵庫はとにかく機能が充実しています。またインテリアとしても置けるようなオシャレなものもありますから、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?

    毎日使う冷蔵庫だからこそ、消費電力節約を!

    おいしく冷凍・冷蔵できて消費電力も節約できる便利な冷蔵庫が続々と発売されています。しかし、こうして新しく買い換えなくてもご家庭にある冷蔵庫を見直すだけでも効果が出ることが分かりましたね。さっそく今日から実戦して、節電に努めましょう!

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