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    カニサボテンを育ててみよう☆カニサボテンの育て方と植え替え

    サボテンの育て方や植え替え方を学んでみませんか?乾燥に強いサボテンは水を与える手間がいりません。特に、カニサボテンは2月3月ごろに開花するオシャレなサボテンで、インテリアに最高です。今回はカニサボテンの育て方や植え替え方をご紹介します。

    カニサボテンってどんなサボテン?

    サボテンにもいろんな種類があります。
    まずカニサボテンを知りましょう。

    こちらはカニサボテンの花。
    ランに似た可憐な花を咲かせます。
    お花の少ない時期に咲いてくれるカワイイやつです。

    カニサボテンというサボテンをご存知でしょうか?名前のとおり、葉がカニのハサミのような形になっているサボテンです。カニサボテンは高温に弱い性質があって、ちょっと育て方が難しいい印象があります。カニサボテンは気温が28度を超えると、とたんに弱まってしまうんです。夏場などは涼しい場所に移すようにし、土の表面が乾いてきたら水をたっぷりとあげます。カニサボテンは花も咲かせてくれます。カニサボテンが花をつけるのは12月から3月くらいの寒い時期。赤やピンク、オレンジといった非常に鮮やかな花を咲かせてくれます。

    出典:http://www.ahjzo.com

    ちなみにこちらはジャコバサボテン。
    カニサボテンとよく似ており、育て方や植え替え方も似ているのですが、カニサボテンと比べて葉の形がほっそりしています。

    こちらはカニサボテンの葉。
    カニサボテンの葉の方がなんとなく丸く、それほどとがっていないのがわかるでしょうか。

    カニサボテンの世話

    カニサボテンの育て方。
    水の与え方がカギとなります。夏は比較的たっぷり水をあげます。土の乾き具合を見て1週間から10日に1回、たっぷり与えると良いでしょう。

    暑い時期などは、ついつい水をあげたくなってしまうものですが、夏季の水の与えすぎは禁物です。また冬場のカニサボテンの育て方は、土の表面が乾いたなぁと思っても、数日待ってから水を与えます。こうすることでカニサボテンの根腐れを防ぎます。

    出典:http://www.ahjzo.com

    なるほど。
    水のやりすぎに注意ですね。

    また普段の水やりに加えて、もっと大きく育てたいと思っているなら植え替えが最も効果的です。
    植え替えにはいろんな注意が必要です。

    インテリアとしてサボテンを育てている人も多いと思いますが、何年間も植え替えをしないで育てていると枯れてしまいます。
    他の植物と同じように植え替えをしてやらないといけません。

    カニサボテンは環境の変化に弱い植物ですので、手入れや差し替えには注意が必要です。準備する用土には、排水に優れた通気性の良いものを使います。カニサボテンの置き場としては、夏場は涼しい場所におき、冬場は凍らない寒すぎない場所で管理しましょう。

    出典:http://www.ahjzo.com

    カニサボテンは植え替えに敏感に反応するんですね。

    カニサボテンの植え替え

    植え替えは春の葉摘みと同じ時期、つまり4月下旬に行うのが一般的です。

    春になると、真っ先にやらなければならないこと!
    それはシャコバサボテンの植え替え。
    サボテンは、同じところに長く植えておくと
    連作障害を引き起こすと言う性質を持ちます。
    そのため、毎年植え替えが必要です。

    出典:http://blog.goo.ne.jp

    鉢からカニサボテンを抜き、傷んだ根や固まった根をくずしてから植え替えます。

    根っこの部分をばっさり、半分くらいに切り取ります。
    春ならば、これくらい切り取っても
    すぐにまた成長しますから。

    出典:http://blog.goo.ne.jp

    カニサボテンやジャコバサボテンは年に一度、植え替えた方がいいみたいですよ。
    手間はかかりますが、葉摘みや植え替えを重ねるごとに株が大きくなり、花をたくさん咲かせるようになります。

    植え替えの目安

    植え替えの目安は2年に1回ですが、植え替えが必要なシャコバサボテン(カニサボテン)の株とは・・・

    鉢の底から根が伸び出してきたシャコバサボテン
    水を与えてもすぐにしみ込まないシャコバサボテン
    葉が赤く傷みかけているシャコバサボテン

    出典:http://handy-power.jp

    シャコバサボテンやカニサボテンは着生植物です。
    そのため、できれば毎年少なくても2年に1回、4月に水はけ・水もち・通気性がよい新しい用土に植え替えてあげるとよいでしょう。

    植え替える時の土

    植え替えの土は市販のシャコバサボテンの培養土を使用します。
    または赤玉土(中~小粒)、腐葉土、軽石の3種類を等量に混ぜたものを植え替えに使います。深植えにならないように注意しながら植え替えます。

    葉摘みと植え替え

    4月の葉摘みと合わせて植え替えをするわけですが、この「葉摘み」とは何でしょうか?

    主に株をバランスの良い形に仕立てるためと、新しい葉をふやして成長を促すために行います。適期は関東平地標準で3月下旬~4月の上旬頃です。気温が10℃を切るような時期は避けます。

    出典:http://www.yasashi.info

    冬越しをした株は茎節の長さがバラバラで乱れた姿になっているものが多いです。地際から3~5節を残して上部の2~3節を摘み取りましょう。全体のバランスを見ながら株姿がキレイに丸く収まるように葉摘みを行います。摘み取った茎節はさし芽に利用できます。

    出典:http://www.yasashi.info

    そうやってカニサボテンを大きく育てていくわけですね。

    葉摘みは秋にも行います。
    秋の葉摘みは、ずばり「花を咲かせるため」です。

    植え替えで大きく!

    いかがでしたか。
    寒い時期にたくさん花を咲かせてくれるカニサボテン。うまく植え替えて、大きく育てたいですね。
    「植え替え」というと少し難しそうに聞こえますが、慣れればそうでもありません。
    何度も植え替えることで愛着も湧きますよ!

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