エアコンの原理をしり、エアコンを賢く正しくつかいませんか？

カーエアコンが活躍する季節になった。ガラスに囲まれて暑くなり易い車内でも、お手軽にただスイッチを入れれば涼しくなる

出典：http://thepage.jp

実はエアコンにも上手な使い方がある。省エネルギーのためにもその構造を知っておきたいところだ。

出典：http://thepage.jp

エアコンが冷気を作る仕組みは、原理的にはとても簡単。液体が蒸発する時に熱を奪う性質を利用している。

出典：http://thepage.jp

注射をする時アルコール綿で肌を拭かれるとスーッとするのは誰もが経験したことがあるだろう。

出典：http://thepage.jp

あれがエアコンの仕組みの基本だ。あのアルコールが永遠に気化し続けてくれれば、いつまでも熱を奪ってくれる。

出典：http://thepage.jp

そのためには気化したアルコールを全て回収してもう一度液体に戻し、再度気化させる仕組みを作ればよい。

出典：http://thepage.jp

冷房の場合は「部屋の空気から熱を部屋の外に出す」ことで、暖房の場合は「屋外から熱を得て部屋の中へ運ぶ」ことで、涼しくしたり暖かくしたりしています。

出典：http://www.ryoushin.org

熱を移動させる、というのがポイントです。

出典：http://www.ryoushin.org

エアコンというと室内機を思い浮かべるかもしれませんが、室内機と室外機が一体になって働いています

出典：http://www.ryoushin.org

これらはパイプでつながっていて、そのパイプの中を冷媒が循環し、熱を運ぶ役割をしています。

出典：http://www.ryoushin.org

ではどうやって熱が移動するのでしょう？
気体を圧縮すると温度が上昇し、膨張させると温度が下降する
温度差のあるもの同士が接触すると熱が移動する
この2つの原理を利用しています。

出典：http://www.ryoushin.org

冬お風呂に入ると、お湯の熱が体に移動します。
体の温度が上がり、お湯の温度が下がります。

出典：http://www.yr-cleaning.com

夏の暑い時期は、室内より室外の方が熱いです。
何もしないと、外の熱が室内に移動します。
室外の温度と室内の温度差が小さくなっていきます。

出典：http://www.yr-cleaning.com

エアコンがお部屋の中を冷やしたり暖めたりできるのは「冷媒」のおかげ。

出典：http://www.daikin.co.jp

エアコンには、空気の熱をくみあげて冷却や加熱を行うヒートポンプ技術が使われています。（ヒートポンプについてはこちら）
熱をくみあげるときに欠かせないのが「冷媒」です。では、「冷媒」のはたらきを見てみましょう。

出典：http://www.daikin.co.jp

エアコンの中では、室内機と室外機の間を「冷媒」と呼ばれるガスがぐるぐる回っています。

出典：http://www.daikin.co.jp

エアコンで冷やすしくみ、その冷凍サイクル（エアコンの原理）を分かりやすく説明いただきます。いわゆるヒートポンプの知識とエアコンの構造も理解できます。また今話題になっている冷媒フロンガスの知識も勉強します

出典：http://www.eco-reform.org

ヒートポンプとは少ない投入エネルギーで、空気中などから熱をかき集めて、大きな熱エネルギーとして利用する技術のことです。
身の回りにあるエアコンや冷蔵庫、最近ではエコキュートなどにも利用されている省エネ技術です。

出典：http://www.hptcj.or.jp

一般に液体が気化するときにはまわりの熟を奪い、液化するときには熱が発生するという性質があります。この気体と液化のサイクルを強制的に繰り返すことで、夏は室内の熟を室外に汲み出し、冬は外気の熱を室内に汲み入れることができます。これによって冷暖房が可能となるわけです。

出典：http://www.daiichi-gas.co.jp