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上品な泳ぎやブサかわいさが魅力の金魚・らんちゅうの飼い方

ブサかわいい魅力が人気の金魚・らんちゅう。近年らんちゅうの人気が高まってきましたが、飼育難易度は高く、飼い方がわからないと思います。そんなあなたのために今回はらんちゅうの飼い方をご紹介します。是非飼い方をマスターしてらんちゅうを飼ってみてください。

飼い方を知る前に…そもそもらんちゅうってどんな金魚なの?

今はもちろん昔からその愛嬌ある姿が人気のらんちゅう。
今回はそんならんちゅうの飼い方をご紹介する前ににらんちゅうの生態などをご紹介します。

らんちゅうは背びれがなく頭部の肉瘤が特徴的な金魚の一種です。
いわゆるその外見のブサ可愛さがとても人気の品種の金魚です。

らんちゅうはにメジャーな金魚「和金」から品種改良された金魚で、わりと新しめの金魚だったりします。
江戸時代には「卵虫(らんちゅう)」の名で書物に登場したことも。

海外ではらんちゅうを「ライオンヘッドゴールドフィッシュ」と呼んでいます。
肉瘤がまるでライオンのたてがみに見えるからでしょう。

らんちゅうの品評会というのも存在し、日々日本全国のらんちゅうがその美しさを競っています。
ペットショップでは品評会に出せるようならんちゅうの購入はできないので、もしらんちゅうの品評会を考えるのならブリーダーをあたってみると良いでしょう。

らんちゅうはブリーダーから購入する際には1匹1000円以上します。
品評会などを考えず普通にペットショップで購入するならまだ安いですが。

らんちゅうは金魚の中でもデリケートな品種なので、飼い方はとてもむずかしいです。
金魚の初心者には少々難しいでしょう。

らんちゅうは飼い方がむずかしい品種なのはたしかですが、上品に泳ぐ姿はまさに目の癒しです。
是非らんちゅうの飼い方をマスターしてみたらいかがでしょうか。
次項ではそんならんちゅうの飼い方についてご紹介します。

らんちゅうの飼い方 -季節別にみるらんちゅうの飼い方-

それではまずらんちゅうの飼い方を季節別にご紹介していきます。
らんちゅうの飼い方は季節ごとに変わっていくものなのです。

らんちゅうの飼い方 3~4月その1

3月から4月の間は、気温がめまぐるしく変わる時期です。
らんちゅうの水槽にヒーターなどを設置しているのなら気を配らなくてもよいのですが、ヒーターなどがない場合には水質変化に気を配らなくてはいけません。

らんちゅうの飼い方 3~4月 その2

もしらんちゅうの水槽にヒーターを設置してないのであれば、暖かい日に3分の1ほどの水替えを行うようにしてください。
水質変化には十分気をつけて下さい。

らんちゅうの飼い方 5~8月

5~8月の間は病気が発生しやすい時期です。
らんちゅうにとって病気はほんとうに弱いので、水には細心の注意が必要です。

らんちゅうの飼い方 5~8月

らんちゅうの水換えは怠らずに週に1回程度は水槽の3分の1の水を替えると良いでしょう。
また、病気は早期発見が必要です。
らんちゅうの体をよく観察して異常がないか確かめて下さい。

らんちゅうの飼い方 9~2月

この季節はらんちゅうが1番過ごしやすい季節です。
もし冬眠をさせるのなら、12月以降は水温を5~6℃に保つと良いでしょう。
ヒーターで飼育するならその必要はないので大丈夫です。

らんちゅうの飼い方 -知っておきたいこと-

それではらんちゅうの飼い方において知っておきたいことをご紹介します。
飼ううえでとても重要なことばかりなので、是非理解してくださいね。

らんちゅうの飼い方 -知っておきたいこと- その1 水質

らんちゅうは弱アルカリ性から弱酸性の間の水質が調度よいです。
普通の金魚と一緒でしょうか。
カルキを抜いた水道水で大丈夫です。
ただ、水換えをしないと体調を崩してしまうので水換えは怠らないようにしてくださいね。

らんちゅうの飼い方 -知っておきたいこと- その2 餌

らんちゅうは口が下についているので、餌は沈降性のものを選ぶようにして下さい。
テトラ社の「らんちゅうの餌」で大丈夫ですし、冷凍赤虫などをたまにはあげるのもよいでしょう。

らんちゅうの飼い方 -知っておきたいこと- その3 水草

らんちゅうの水槽に植える水草はマツモかアナカリスがメジャーなようです。
またらんちゅうは水草をよく食べます。(実体験)
そういった面や水質管理においては水草の存在はやはり大事です。

らんちゅうの飼い方 -知っておきたいこと- その4 繁殖

らんちゅうの繁殖をしたければ、冬に準備すると良いでしょう。
わりと繁殖は簡単にできるのでらんちゅうの飼い方になれたら試してみたらいかがでしょうか。

らんちゅうの飼い方 -病気-

さて最後にらんちゅうの病気についてご紹介します。
前述したとおりらんちゅうはとても病気に弱い生き物なので病気についてよくしっておいて下さい。

らんちゅうの飼い方 -病気- その1 エラ病

らんちゅうの病気で最も多い病気がエラ病です。
エラ病はエラの呼吸が早く、執拗にエラがパタパタと開いている症状が特徴的です。
しかしながら、重症化してくるとエラが開かなくなります。
原因としては主に水質悪化が多いです。
0.5%の塩水で塩水浴させると治ります。

らんちゅうの飼い方 -病気- その2 白点病

らんちゅうを始め多くの魚がかかる病気が白点病です。
白点病はその名の通り、体表に白い斑点のようなものができる病気です。
水温が低かったり、水質悪化でかかります。
放置していると、衰弱死してしまうので、水質をヒーターなどを使って高めにしたらメチレンブルーやマカライトグリーンといった薬品で薬浴するようにしてください。

らんちゅうの飼い方 -病気- その3 赤斑病

赤班病は白斑病とは違って、体表に赤い出血斑ができる病気です。
らんちゅうを始め多くの金魚にかかりやすい病気です。
こちらも水質悪化するとかかる病気なので注意して下さい。
対策としてはヒーターを切ったりして水温を下げたり(病原菌が高い水温を好むので)塩水浴をさせるようにしてください。
薬はオキソリン酸がよく効きます。

らんちゅうを飼ってみよう!

今回はらんちゅうの飼い方についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
らんちゅうの飼育はちょっとむずかしいかもしれませんが、らんちゅうの魅力にイチコロになる人も多いでしょう。
是非らんちゅうを飼ってみてくださいね。

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