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使うべきか、飾るべきか?アンティーク食器棚という空間の使い道

アンティーク調家具の中でも食器棚というのは異彩を放っているように思います。本来物を入れるはずなのに、飾られることもある。でもせっかくの収納物だし、いくらアンティークだからって飾っておくのももたいない?じっくり考えましょう、色んな食器棚を眺めながら。

アンティークと言えば茶色?な食器棚

「アンティーク家具といったら茶色でしょう」。ということで、まずは茶色のアンティーク食器棚シリーズをば。

絵に描いたようなアンティーク調食器棚です。ワインの瓶がまたそれっぽいですね。元からこういう色なのか、渋さ満点です。

ガラス戸付き。本を入れておくというのも味なものです。元が食器棚でも。何でも許されそうな空間、それがアンティーク。

また斬新なデザインです。でもアンティーク調食器棚としての風格はちゃんとあるという。この食器棚を作った職人さんは何故こういったデザインにしようと思ったのでしょうか・・・?

「日本製の物は受け付けぬ」といった気迫あふれる食器棚。いや、何入れたっていいんですけども。木目なのかシミなのか、黒い部分がアンティークという言葉を思い起こさせます。

模様がアンティークっぽさを引き立たせてます。あなたはどのくらいの時間を過ごしたんだい?なんて話しかけるのは心の中だけにしておきましょう。

何だか昭和風のアンティーク食器棚です。でもベトナムのご出身だそうです。ガラス戸の青みがいいですね。くどいようで、そうでもなくて。

白色カントリーな食器棚

アンティークと言ったらカントリー調なんてどうでしょう?ということで探してみました。

いいものですね、所々の茶色がいい感じに古くて、アンティークって感じです。ドールハウスなんかにありそうです、この食器棚。

端々の溝がいいですね。アンティークの収納物にはたまにこういう溝っぽいのがあるものです。こういった食器棚には洋風のクッキーポットとかコーヒーメーカーとかが合いそうです。

上部のガラスがアンティーク。空間が広々していて何でも入れられそうです。何か料理が楽しくなりそうですね。

茶色以外の食器棚

「茶色と白しかないの?」いえいえ、渋みある色合いのカントリー食器棚もございますよ。

濃いめの緑です。アンティーク家具って渋い色多いです。年月のせいでしょうかね、やっぱり。アンティーク調の食器棚だからとお皿も相応の物を入れねば・・・何てならないから不思議ですね。

シュッとしていてシンプル。しかし、アンティーク食器棚自体の幅は広いです。こちらは明とグリーンとのこと。小引き出しもついています。

和風アンティークな食器棚

平成に入って30年近く。昭和も遠くなりにけり。ということで、昭和、というか和風テイスト漂うアンティーク食器棚をばご紹介。

この食器棚には開き戸ついてますが、ガラス戸裏の横木がいいですね。網目調の開き戸も昭和の香りがあります。

昭和アンティーク食器棚特有の哀愁。しかし生活に味を添えてくれそうな食器棚です。縁の下の力持ち。そんな言葉が似合いそうです。

変わり種という言葉が浮かびました。アンティーク(明治から大正時代のものだそうです)なのに、モダンでもあるという。黒と茶色って案外合いますね。

半円形の窓付きとは珍しいですね。木目も相まってアンティークの渋みをこれでもかと伝えてくれる食器棚です。

どっしりしてます。足元にも物が入れられるという心配り。何が入ってるかすぐ分かりますし、古臭さもなく、しっか理とアンティークの良さもあります。

ガラス戸が「和」テイストです、この食器棚。それだけでも十分アンティーク。引き出しの取っ手部分もきっとレトロなデザインなんでしょう。

盾に並んだ引き出しが味わい深い食器棚ですね。アンティークっぽさは、やっぱりガラス戸と木目でしょうか。さて、どう使うか・・・。

ところで海外風と昭和風のアンティーク食器棚の違いって何なんでしょう。海外風は開き戸で、昭和風は引き戸ってことでしょうか。玄関と同じく。

アンティーク食器棚は、現代の家に合うのか?

あら、違和感なしです。むしろ食器棚の渋さが家、キッチン等の新しさを際立たせています。と言って、食器棚も決して主張しないわけではないという。

かつて食器を入れていたものへ

食器棚ですから食器を入れてもいいですし、本を入れるのもよし。少し広めのおうちなら飾っておくだけでもいいかもしれません。アンティークとは、時代を超えて生き残ったもの。その空間に何を入れておくかは、あなた次第です。

アンティークの「食器棚」。でも今は?「あなたがどう使ってくれるか」を待ってくれている、魅惑の家具なのです。

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