記事ID69188のサムネイル画像

    さあ、始めてみませんか? ~メダカを水槽で育ててみよう~

    メダカは元々丈夫な魚ですので、水が漏れない容器と水、それとメダカの隠れ場所になるような物(流木や水草など)とエサ、水槽があればメダカを飼うことができます。屋内でも屋外でも飼育は可能ですが、ここでは水槽を使って屋内で飼育する方法をご説明します!

    水槽でメダカを育ててみよう 種類

    普通種

    水槽で育ててみよう
    普通種はとても強く繁殖が容易な為、初心者が飼うのに最も適した個体と言えます。
    メダカには4つの色素があります。、その中の黒色素胞、黄色素胞、
    白色素胞の3つの色素を持っているかいないかで、メダカの色が決まります。

    ヒカリメダカ

    水槽で育ててみよう
    突然変異で目の縁や腹にある虹色素胞が背中に移り、背が光に反射するメダカです。背びれと尾びれの形が普通種と異なり背びれは尻びれと同じ形をし、尾びれはひし形をしています。

    ダルマメダカ

    水槽で育ててみよう
    別名“縮みメダカ” 環境変化により脊椎が癒着し、この様な体形をしています。高温下で変異して体が縮んでしまったと言われています。見た目は勿論、泳ぎ方が可愛らしく大変人気のあるメダカです。

    ヒカリダルマメダカ

    水槽で育ててみよう
    とても珍しい個体です。風船の様にふくれた体で背の部分がピカピカと光ります。背びれや尾びれの特徴もホタルメダカと同じで普通種とは異なります。

    アルビノメダカ

    水槽で育ててみよう
    アルビノは、生まれつきメラニン色素のない個体のことをいいます。目にも色素が含まれていないので、血管が透き通り赤い目にみえます。

    水槽でメダカを育ててみよう 水槽

    メダカを飼う前に

    日本メダカや和メダカは生命力が強く飼育が容易な事と飼育するのにさほど費用が掛からないためにとても人気のある魚だと思います。生き物と言う事を忘れないで最後まで責任を持ち飼育してください。いかなる理由があっても放流は絶対に止めましょう。生態系を壊すおそれがあります。

    水槽

    水槽はメダカの数により大きさを決めてください。小さな水槽に多数のメダカを飼う事はお勧めしません。(20リットル入る水槽なら20匹までと1匹/㍑を目安にしてください。)

    水槽

    メダカにとっては水の深さよりも水面の広さの方が重要です。空気と接する面積が大きいほど、水中への酸素の取入れがしやすくなります。
    なるべく水面の広い容器を使用しましょう。

    メダカの清流 水槽フルセット

    水槽】
    ●バックスクリーン貼付済 オールガラス60cm水槽 アクロ60 サンド(60×30×36cm)(単体)×1
     ・サイズ(約):W60×D30×H36cm
     ・付属品:ガラスフタ(幅58×奥行24cm)1枚、フタ受け(2本)、専用マット1枚

    おしゃれなガラス製金魚鉢

    おしゃれなガラス製金魚鉢 太鼓鉢 中
    ●ヒメダカ 2匹
    ●アヌビアス ナナ プチ&ミクロソリウム プテロプス付 流木 SSサイズ(1個)(約10cm)
    ●ライフマルチ ウィローモス(1個)
    ●マツモ 2本
    ●メダカの砂(ピンクサンド) 1kg
    ●サンプルのえさ
    ●カルキ抜き サンプル
    ●簡易飼育説明書
    サイズ(約) 金魚鉢:W210×215×130mm(水容量3.8L)

    お手軽メダカセット

    ちっちゃなメダカ水槽
    ・寸法(約):W110×110×115mm
    ※本製品は手作り品ですので、サイズや形状に多少の違いがある場合があります。また、多少波紋や気泡が入っている場合がありますが、割れの心配はありません。

    水槽で育ててみよう 育て方

    メダカは手軽に飼える

    基本的には、メダカは、どんな物でも手軽に飼えます。

    家の片隅にあるバケツやプラスチックの箱、なんでもありです。

    2匹とか飼うなら、コップでも良い位です。(^^;

    最近では、メダカ飼育用といって、小さな水槽セット等も売ってますよね。

    鑑賞に適した形で薄くて綺麗な物等いろいろあります。

    そういったものを購入すれば、オシャレにメダカを飼えますよね。

    ただし、飼育して、繁殖までとなると、小さい水槽では無理があります。

    飼育水は一番の宝物

    飼育水は一番の宝物

    メダカ飼育で大切なのは、高価な水槽や設備ではなく、飼育している水です。病気が出た場合は仕方ないですが、飼育水のリセットは宝をドブに捨てているようなものです。水質が心配な時も、3分の1以内の水替えにとどめましょう。

    メダカと餌の量

    メダカと餌の量

    自然界でのメダカは毎日決まった時間などに餌は食べられません。餌を与える時は、メダカ達に足りない位の量を与えるのがメダカ飼育成功のコツです。餌が多少少なくてもメダカ達は大丈夫ですが、餌が多すぎて残った場合、メダカ達の糞尿の比ではなく水質を汚します。飼育開始直後しばらくは特に少なめに与えた方が良いでしょう。

    水槽を一気に掃除しない

    水槽を一気に掃除しない

    水槽内の掃除は、水替えと底砂掃除、フィルター掃除は必ず日をずらしてバクテリアの減少を最低限に抑えるようにします。全て一緒に掃除してしまったら、立ち上げた最初に戻したのと同じになります。

    メダカとフィルターの注意点

    メダカとフィルターの注意点

    本来田んぼや小川の水流の無い場所に住むメダカは水流が苦手です。メダカ飼育失敗の中でフィルターによる水流によるメダカの過労死は多いんです。必ず、メダカが水流から逃げられる場所を確保し、水槽の形状の問題等で出来ない場合はフィルター設置を止めたほうが良いです。

    メダカのあれこれ

    メダカ飼育(水槽)の3原則

    個体数を多く飼い過ぎない
    水流からの逃げ場を作る
    餌を与えすぎない
    メダカを飼育するときに、この3つだけは、覚えておいてください

    メダカを水槽に入れる時

    メダカを水槽に入れる時は、購入してきたメダカを袋ごと水槽に30分位浮かべておき、温度を合わせてから入れましょう。また、袋の水は一緒に入れちゃってください。

    メダカの水槽

    メダカを飼うのに適した水槽は、水深は浅くても良いので、出来るだけ水面の面積の多い水槽が適しています。メダカは水の上面で活動するので、水面面積が広いほど、テリトリー不足のストレスが少なくて済みます。いくら水量が多い水槽でも、細長い水槽だとメダカの飼育可能数は少なくなります。

    ヒドラ

    ヒドラ
    水槽の中で繁殖します
    ヒドラ科ヒドラ属に属する淡水にすむ無脊椎動物。

    1cm程の体長で細長い胴体と頭の部分?から生える8本位の触手を持ち、触手にある棘の独でミジンコやメダカの稚魚、稚エビ等を麻痺させ食べてしまう。

    水槽内で発見する場合は、壁に細長い胴と触手が肉眼で見えるので、見た目も気持ち悪いですが、親メダカに害はないので、黙認することもできます。

    名前の由来は、そのままギリシャ神話のヒドラで形も似ているが、首を切り落としてもまた生えてくる伝説のように、切り刻んでも再生する能力があるところも神話の怪物に似ています。

    ホテイアオイ等の水草に付いてくることが多く注意が必要ですが、もともと川や沼に普通に生息するので、いつの間にか発生している場合も。

    ヒドラの駆除

    繁殖は、スネールのように卵を産み付けるのではなく、卵も親の体から生えるように生まれて子となりある程度大きくなると分裂のような形なので、ある意味スネールよりは駆除しやすいかもしれません。

    しかし、駆除方法はかなり大変で、小まめに手動で取り除くか水槽リセットが一般的です。

    地道に手で取り除く場合は、前にも言いましたが、卵を産むわけではないので、目視できる点と水流を好む(流れてきた餌を捕食する)ため、流れのある場所に固まっているので、気長に駆除です。

    水槽をリセットする場合は、卵の産み付けでない点と、大きくなるまでは親の体に寄生しているような状態のため、スネールのようにそこら中に卵があるという状態ではないので、効果が期待できます。

    ハニードワーフグラミーがヒドラを捕食するそうですが、メダカ水槽のためにハニードワーフグラミーとういう考え方は理解不可能です。(^^;

    今回は、メダカのオスとメスの見分け方をお教えします。

    いくら、水質を改善しようとも、大きな水槽でメダカに最適な環境を作ろうとも、メダカが全部オス等だったら・・・

    メダカは性転換をするという話もありますが、最初にオスメス解ったうえで飼う方が、間違いはないですよね。

    見分け方

    まずは、オスメスの判別に必要なメダカのヒレの名前から覚えましょう。

    メダカのヒレは以下の図のようになっています。

    オスメスの判別に使うのは、背びれ、尻びれです。

    見分け方

    メダカのヒレはこんな感じになっています。
    これでオスメスの見分け方がわかりますね、では次の画像を見てみましょう。

    注意点

    メダカ水槽の設置場所

    メダカ水槽の設置場所

    直射日光の当たらない場所
    静かでメダカが落ち着ける場所
    コンセント等のある場所は避ける

    夏の暑さ対策

    夏の暑さ対策

    夏の水槽の水温対策は室内水槽の一番の課題です。

    昼間家を空ける場合、夏の部屋の温度はかなりの高温になります。

    エアコンを使用するときに重宝する小型のサーキュレーター等を水槽に向けて回しておくと水温上昇を防げます。

    夏の水槽の水温は、出来るだけ30度以内に抑えたいものです。

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ