記事ID79719のサムネイル画像

意外と知られていない?金魚すくいの金魚を長生きさせる正しい飼い方

お祭りには欠かせない金魚すくい。でも金魚がすぐ死んでしまうイメージはありませんか?実は金魚すくいの金魚の飼い方は、お店で買った金魚とは少し違うんです。そこで今回は、金魚すくいの金魚の飼い方をご紹介します!是非この記事を呼んで、長生きさせてあげてくださいね。

お祭りの金魚すくいの金魚を長生きさせるには?

今回は失敗しがちな、金魚すくいの金魚を長生きさせる方法をご紹介しましょう!

金魚すくいで泳いでる金魚って?

金魚すくいでよく泳いでいる金魚の種類をまず知りましょう。金魚によっては一緒に飼ってはいけないものや、水温、金魚の種類によって飼い方が違ってくるんですよ!

和金

金魚すくいといえばこの赤い金魚!この金魚は【和金】という種類で、フナ科の金魚です。丈夫なので比較的飼いやすい金魚と言えるかもしれませんね。

出目金

こちらはご存知【出目金】。金魚すくいでも数は少ないながらよく見かけますよね。なんとこの出目金と上の和金は一緒に飼ってはいけない種類なんです!

出目金の性格はおっとりしています。移動スピードが早く、活発な和金と一緒に飼うと、攻撃されてけがをしてしまうこともあります。金魚すくいから帰ったら和金と出目金に分けましょう。

時々、赤と黒や白のミックスされた金魚も泳いでいますよね。それは鯉です。大きくなりますので、大きなお庭がないと飼育は無理と考えてください。

まずはバケツでOK!飼う上で必要な物

それでは、金魚を飼うために必要な物をご紹介しましょう!

金魚を入れる容器

すぐに水槽を用意できるお家は少ないと思います。バケツでも十分なので、とにかくお水をたくさん溜められる入れ物を用意してください。

カルキ抜き

金魚は真水では死んでしまいますから、塩素を取り除くカルキ抜きは必須になってきます。数百円で売っているので、金魚すくいの出来る夏祭りシーズン前には購入しておきましょう。

カルキ抜きがない場合はこんな方法もあります。水道のお水を汲んで半日以上放置してください。そうすることでほとんどのカルキは抜けます。和金など丈夫な魚はこの飼い方で十分です。

岩塩

ある程度の塩分濃度のお水で泳がせることで、浮力が助けてくれるので体力を回復することが出来ます。岩塩は金魚飼育には重要なアイテムなんです。

水温や、塩を入れ忘れないで!金魚の上手な飼い方

飼い方さえ守れば、長生きして大きく鯉のように育ってくれる金魚だっています。ここからは、初心者でもできる上手な金魚の飼い方をご紹介します!

1、袋を容器に入れます

金魚すくいで入れてもらった袋ごと、常温のカルキ抜きをした塩水容器の中に入れます。魚は水温と水質の変化にとても弱いので、お水の温度に慣らしていきます。このまま30分以上放置します。

2、容器の水を袋に入れます

30分経ったら容器の中の水を今度は袋の中に少しだけ入れてあげてください。手間がかかって少し面倒ですが、この飼い方が一番金魚に負担が少ないと思います。

3、金魚を容器に移しましょう

1~2時間かけて容器の水とほぼ同化したところで、金魚すくいの袋の中の金魚をバケツに移してあげましょう。

容器に金魚を移したら1週間はこのままでOK。酸素ポンプも餌もなくて大丈夫です。

私は餌を3日間与えずに絶食させる飼い方をします。これは金魚が元気に長生きしてくれるために必要な事です。金魚と一緒に頑張りましょう。

どうしてこんなに手間がかかるの?

さて、金魚の飼育の仕方をご紹介しましたが、なぜこんなに手間が必要なんでしょうか?

金魚すくいをすると、こんな風にビニール袋に入れて持ち帰りますよね。早く広いバケツにでも入れてあげなきゃ!と焦ってしまいますが、実はこれが間違いなんです。

金魚すくいの金魚は、あなたのお家についた時点で、体力はほとんど残っていません。そんな状態で急激に環境を変えると、体がついていかず死んでしまうのです。

面倒くさいと思うかもしれませんが、せっかく来てくれた金魚です、まずは金魚をあなたの家の環境に慣れさせて、大切に飼ってあげましょう!

金魚の飼い方で、やってはいけない事!

それでは最後に、飼育していく上で初心者がしやすい失敗をご紹介しましょう。これを守れば、より長く生きられるはずですよ!

餌のあげ過ぎ

パクパクと寄ってくるようになると、ついたくさんあげてしまう餌。しかし餌のあげ過ぎは金魚が死んでしまう原因になります。餌の容器に書いてある分だけあげましょう。

気温差はNG

特に直射日光の当たる場所は厳禁です。自然に起きる気温差でさえ耐えられずに死んでしまうので、窓際などは絶対にNGです。

あわてないで!

この金魚、死んでいるように見えませんか?実はこれ寝ているだけ。それに気づかず、網ですくったり、大声を出すのはストレスがかかります。こんな時はそっとしてあげてください。

どれもやってしまいがちですが、気をつければ長生きする秘訣に。更に次にご紹介するものを使えば、より長生きしてくれますよ!

お勧めのアイテム

おすすめは水槽

金魚の赤は観賞用に作られたもの。バケツでも生きられますが是非水槽での飼い方に挑戦してください。

エアポンプ

金魚が元気に過ごすには酸素が必要です。金魚すくいにもブクブクが入っているところもありますよね!お家に来て1週間はいりませんので、その間に用意してあげてください。

金魚すくいの金魚は、飼い方次第で長生きする!

いかがでしたか?

かわいくて美しい金魚。お魚の中でも丈夫な方なので、きちんと飼い方をわかっていれば大丈夫。是非正しい飼い方で、長生きさせてくださいね!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ