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    エアコンの室外機の役割とは?エアコンの室外機について知りましょう

    エアコンの室外機って、あまり考えて買いませんよね。エアコンのデザインを見て購入するかと思います。ですが、エアコンには室外機は絶対になくてはならない存在なのです。そこで、室外機の特徴や注意すべき点をまとめましたので、ご紹介いたします。

    エアコンを買うには、室外機も必要です

    エアコンと室外機、切っても切れない縁なんです。
    どんなエアコンにも絶対に、室外機が必要です。
    室外機がないとエアコンの機能が働きません。

    では、室外機ってあまり意識していませんでしたか?
    店頭でもエアコン本体ばかり並んでいますね。
    エアコンの機能や性能で選んで、いざ工事でつけてもらったら、室外機が大きすぎてベランダにはいらなかったこともありえます。

    エアコンとか室外機を考えるのが面倒だと思って、我慢していませんか?
    たしかに、選ぶのもたいへん、買うのもお金が高額、電気代もかかります。
    ですが、今の世の中、この猛暑や寒波でエアコンなしでは生活できませんね。
    命の危険と隣り合わせですから。

    では、室外機を選んで、エアコンを購入するのも、ちょっとおかしいかもしれません。
    室外機の特徴を知ってみましょう。

    エアコンと室外機の関係

    エアコンと室外機は配管によってつながっています。
    室外機にファンと呼ばれる、扇風機のような羽がついています。
    この羽が回ることで、風を作り出すことができます。

    部屋の温度を下げたいときは、エアコンが部屋の熱を吸い取って、室外機から外に送ります。
    そして、放熱された風を再び、部屋に送り込んでいます。
    二人三脚でしっかりと成り立っています。

    エアコンの室外機にもいろいろな種類が

    では、室外機が置けなかったらどうしたらいいの?となりますね。
    部屋が5つあってエアコンを5台買うと、5台の室外機を設置しなければなりません。
    そんなに、置ける場所があるのかしらと、悩みますね。

    一番、シンプルな室外機の設置方法です。
    平置きで、地面やベランダに直接置きます。
    段差などがあると、ブロックなどを挟んでバランスを保ちます。

    エアコンの室外機の設置方法のひとつで「天井吊り下げ」があります。
    その名の通り、ベランダなどの天井に吊り下げる方法です。
    この方法を取らないと、設置できない場合もあります。

    2つのエアコンの室外機を「二段置き」です。
    これも、名前の通り、できるだけ場所を取らないように工夫された配置方法です。
    直接は重ねることはできないので、強力な台が必要となります。

    2階にエアコンを設置したいけど、1階に室外機を置きたくない場合です。
    「屋根置き」になります。
    とても、素人には設置できませんね。

    室外機を設置するベランダも屋根も天井もない。
    最終手段は、「壁面取り付け」です。
    壁に取り付けます。
    電気屋さんも取り付けたいへんですね。
    もちろん、その分のお金もかかります。

    自分の家に合った室外機を

    マンション、一軒家、アパートといろいろな居住形態があります。
    暮らす家によって、室外機も設置方法が変わります。

    7台のエアコンを新築で設置したら、こんな感じです。
    室外機って本当に大きいし、場所をとるのがよくわかります。
    これから、技術が進んでどうにかなるのでしょうか?

    一般家庭でなければ、室外機の配置もこんな風にできますね。
    夏場は近づけないほどに熱気がありそうで怖いですね。

    こちらは、学校などの大きな特大エアコンの室外機です。
    学校ならではで、屋上に置くことができますので、あまりお目にかかりません。

    エアコンの室外機の注意点

    エアコンを最大限に活用し、電気代も無駄にしないために、注意することがあります。

    エアコンの室外機の前にものを置いてはいけません。
    せっかく、エアコンの温度設定を変えても、空気の循環ができないため、電気代だけかかります。

    直射日光も注意です。
    夏の暑いときにこそ、活躍してほしいエアコンです。
    室外機が加熱されると、うまく放熱できないため、部屋が冷えない上に電気代がかかります。

    豪雪地域は雪に警戒です。
    直射日光の逆ですね。
    冷えすぎの室外機も、エアコンの効果を下げてしまいます。
    また、雪でファンが動かなくなってしまうこともあります。
    防雪フードや防雪ネットを使用しましょう。

    防犯にも注意が必要です。
    室外機は、良い足場となります。
    泥棒もですが、子どもも高い所が好きですね。
    悩んでいるときりがないですが、防犯はエアコンがあってもなくても考える必要があります。

    特に、ベランダに設置した室外機に子どもが登り、転落するケースも耳にしますね。
    小学生以下のお子様がいる家庭では細心の注意を払いましょう。

    エアコンと室外機で快適生活を

    エアコンとうまく付き合って1年中快適に過ごしましょう。
    大事なのは命です。
    これを機会に、エアコンのために室外機も大切にしてください。

    長い時間、冷えたりすると、体が温度調節ができなくなります。
    いわゆる「クーラー病」です。
    エアコンが快適で、ついついつけっぱなしになってしまいますが、換気もしっかりしましょう。
    夏場は、朝夕には外出するなど、工夫して体調を整えましょう。

    いかがでしたか?
    エアコンは素晴らしい発明だと思います。
    その陰で支えている室外機もいることがわかってもらえたでしょうか?
    邪魔とか思わずに大切にしてあげてください。

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