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    万年筆が好きになる!使ってみると納得!万年筆の正しい使い方

    万年筆を使って書く独特の書き味を好む方が多くいます。他の筆記具よりも保管方法や手入れなどの手間がかかりますが、使い方を覚えると他の筆記具では味わえない万年筆の書き心地の良さがクセになります。万年筆の使い方について調べました。

    万年筆の書き心地

    スマホやパソコン機器などデジタル機器が発達し、文字を使って気持ちを伝える事も気軽にできます。

    ボールペンなどの筆記具も進化し、正式な書面のサインもボールペンで行う事もおおくなりました。

    しかし、最近になって万年筆を好んで使う方も増えてきたようです。

    万年筆の最大の特徴はその書き味です。
    サラサラと流れるような書き心地の良さは一度体験するとクセになります。

    しかしその書き心地の良さは使い方を知って初めて感じる事ができます。
    書きやすい持ち方やインクの入れ方、保管の仕方など万年筆は他の筆記具のように手間をかけずに使い捨てのような使い方をすることが少ないため、ちょっと手間が必要です。

    手間をかける毎に愛着も沸くという万年筆の使い方について調べました。

    万年筆の使い方  インクについて

    万年筆のインクの入れ方やお手入れの方法など、万年筆を長く愛用できる使い方をわかりやすく解説されています。

    安価に売られているペンなどのように万年筆はインクが切れたら捨てる事はほとんどありません。

    インクを補充します。インクの補充方法はいくつかありますが、大きく分けるとカートリッジ式、コンバーター式、吸入式などがあります。

    インクの入れ方 カートリッジ式

    はじめからインクが入っているカートリッジを、万年筆に装着する使い方です。

    インクがすぐに出てこない場合は、カートリッジの中間を指で挟んで軽く推してください。

    インクの入れ方 コンバーター式

    インク瓶からインクを吸い上げる器具をコンバーターといいます。

    このコンバーターを万年筆に装着し、ペン先をインクビンにつけて、ペン先からインキ吸い上げる使い方でインクを補充します。

    銀色のパーツがコンバータです。プレートの部分を押してインクを吸入する使い方です。

    万年筆のペン先にコンバーターをグッと差し込みます。

    ペン軸を首の部分まで(銀色の部分がすっかり隠れるくらい)インクに浸します。

    万年筆のペン先が底につかない様、注意しましょう。

    インクの入れ方 吸入式

    万年筆のペン先からインクを吸収させる使い方です。
    ペン先周りについた余分なインクは柔らかい布やティッシュペーパーなどで拭きとって使えます。

    万年筆の使い方  万年筆の持ち方

    万年筆初心者の方が万年筆の使い方でまず困るのが書く事。

    他の筆記具では持ち方が少々おかしくても筆記部分さえ紙についていたら何とか書けますが、
    万年筆はペン先の向きや角度を間違えると途端に書きにくくなります。

    万年筆は普通のペンとは違い、力を入れなくてもすらすらと文字を書けるというのが魅力です。

    そのため、あまり力を入れて書くような使い方を続けている大切なペン先が壊れてしまうこともあるので力を入れすぎないように書きます。

    万年筆の書くための“角度”も注意が必要です。万年筆は少しだけ寝かせ気味に持って書いていきましょう。

    紙から45~60度くらいの角度で書くとペン先を傷つけずに書くことができます。

    万年筆の使い方 万年筆の保管方法

    しばらく万年筆を使わないときや、インクの色を入れ替える場合は、一度万年筆を綺麗に掃除しします。

    快適に万年筆を使えるように3ヶ月に一度は、掃除するとよいといわれています。

    コンバーター式・カートリッジ式

    コンバーター式やカートリッジ式の万年筆のペン先とペン先の付いた部分を、水を入れたコップの中にひと晩浸けたままにしておきます。

    その後、水で余分なインクを洗い流します。その後柔らかい布で水分をふき取ります。

    吸収式

    コップに水を入れ、水の中にペン先全体を入れて、何回か水を吸い込ませたり、吐き出させたりして万年筆の内部をきれいになるまで繰り返し洗います。
    最後に柔らかい布で水分をふき取ります。

    万年筆によっては洗い方が異なる事もあるので、メーカー側が推奨する使い方に沿って洗った方がよいものもあります。

    しばらく万年筆を使わない時は

    しばらく万年筆を使う予定の無いときは必ずインクを抜き、洗浄して水分を完全にふき取ってから大切に保管しします。

    自分だけの一本にするために、万年筆の使い方を試す方もいらっしゃいます。

    インクを変えたりペン先に細工をしたり、使い方を研究してみてもいいですね。

    万年筆初心者へおすすめのkakuno

    2013年10月にパイロットより発売された万年筆の初心者のためのkakuno。

    子どもが使うという前提で万年筆の使い方を研究し作られた万年筆ですが、初めて万年筆を使う大人にも好評です。

    万年筆の初心者が使い方に困らないような配慮があちこちにちりばめられていて、初めて万年筆を使う方にお勧めの一本です。

    万年筆kakunoはパッケージが箱タイプなので入学などのお祝いにも喜ばれます。

    もちろん自分用に大人が購入しても大丈夫。

    使い方が書かれている解説書つきだから初心者でも安心です。

    パッケージの中には万年筆本体とカートリッジが入っていて、万年筆の使い方の解説書も入っています。

    他のアイテムを買い足す必要なく、買ったその日から使えるのはありがたいですね。

    使い方を書かれた解説書もわかりやすいです。

    初心者のための万年筆kakunoの特徴は何といっても笑顔のペン先。

    見ているこちらも思わず元気になれますね。

    ウインクなしのバージョンもあります。
    こちらも可愛いのですが、ただ可愛いだけではありません。
    万年筆初心者の使い方を考慮したデザインです。

    万年筆の正しい持ち方ができる配慮

    万年筆の使い方に詳しくない万年筆初心者の方が躓く持ち方の問題も、ペン先の笑顔の面が見えるように書く。という書き方で、万年筆の初心者でもサラサラと書けるような配慮があります。

    万年筆を使ってみたいけど難しそう。と感じている方はkakunoから万年筆を使ってみると万年筆の使い方の楽しさがわかるかもしれませんね。

    お気に入りの万年筆があると書く事が楽しくなります。

    ただ、記録するだけでしたらデジタル機器で画像と映像を残す方が正確でしょう。
    しかし、手書きの文字を書く事でその時の自分の気持ちがよみがえります。

    万年筆の使い方を覚えると、書くことが楽しくなります。
    万年筆独特の書き心地の良さは気軽に使える他の筆記具では味わえません。

    万年筆の使い方を覚えて、書く事を楽しめると気持ちにも余裕が生まれます。
    日記を書いたり、手帳を書いたり、手紙を書いたりと書く楽しさを味わってみてください。

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