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    すぐできてお子さんも喜ぶ☆かわいい給食用ナフキンの作り方

    幼稚園や学校の備品がふえて、お母さんたち大変です。でもこの機会に手作りデビューを、と張り切っているママさんも多いかも。がんばるお母さん、そしてお父さんのために、すてきな給食用ナフキンの作り方を集めました。簡単な作り方ですから、ぜひナフキンを作ってみてください♪

    給食用ナフキンについて

    前はなかった給食用ナフキン、またはランチョンマットとかランチクロスと呼ばれている食器を置く小さなマットを、持ってきてくださいという幼稚園や小学校が多くなってきているそうですね。1000円ぐらい出せばお店で買うことができますが、これがすぐ汚れるんです!洗い換えを考えると、手作りのほうが経済的だし、お子さんの好みに合わせられて一石二鳥♪ 四角く縫うだけですから袋物より簡単なので、さっそく作り方をご紹介しましょう!

    給食用ナフキンの作り方①両面使える給食用ナフキン

    ここでは裏が青、表がプリントの給食用ナフキンを作っています。生地はお好きなのを使ってください。あまり薄いとペラペラするので、2枚のどちらかはオックス生地がおすすめです。学校や幼稚園用だと指定の大きさがありますから、その大きさに縫い代2cmをつけて、2枚裁ちましょう。

    給食用ナフキンにネームタグなどをつけたいときは、最初につけておくと安心です。完成してからだと裏に縫い目が出てしまうからです。アイロン接着の場合でも、タグの両横を縫っておくと丈夫になります。

    給食用ナフキンにする生地を中表に重ねて、1cmの縫い代で周りをぐるっと縫います。そのとき表に返すため、どこかで5cm縫い残してください。また角のところは写真のように斜めに縫って、その後で三角に切り落としておきます。この作り方だと表に返したとき角がごろつきません。

    5cm縫い残したところから給食用ナフキンを表に返し、開いているところをアイロンできちんと縫い代幅に折ります。同時にナフキン全体にアイロンをかけて形を整えておくと、仕上げのミシンがかけやすくなります。きれいな作り方のコツですね。

    作り方の仕上げに縫い代0.8cmぐらいで給食用ナフキンの周囲をぐるっと縫います。そのとき開いていた返し口の5cmも待ち針で止めて、一緒に縫ってしまいます。これでもうナフキン完成!この作り方だと、一枚仕立てより実はずっと簡単なのです♪

    給食用ランチマットの作り方★けーことん

    2枚仕立ての給食用ナフキンの作り方を、わかりやすく実演してくださっています。角をきちんと縫った後、ピンセットで形を整えるのは、いいアイデアですね。

    給食用ナフキンの作り方②一枚仕立てでも超簡単な作り方

    一枚仕立ての給食用ナフキンの作り方で、何が大変かと言いますと、角の始末なんです。縁は二つ折りにしますから、角はどうしてもごろごろしがち。それを防いできれいに見せるため、額縁仕立てという作り方をします。これがちょっと面倒なんですね~。

    そこでアッというほど簡単な角の作り方をご紹介します。まず望む大きさの給食用ナフキン+4cmに生地を裁ちます。そして4辺を、すべて1cm幅で折り返します。折り返しは、裾上げ定規を使うと簡単で、しかも正確にできますよ。

    裾上げ定規

    裾上げ定規って何でしょう? 実は手作りです。シャツを買ったときに入っているような厚紙に、折りたい幅で線を引きます。その線に合わせて生地を折りあげ、アイロンをかければOK! 便利ですよね~。いろんな作り方の役に立ちます。

    アイロンで縫い代を1cm折った給食用ナフキン生地を、角のところで三角に折りたたみます。そして、折り目と直角に、写真のように直線を引きます。

    線を引いたら、アイロンで折った角の部分の布を引き出して、ふたたび上からアイロンをかけて整えます。こうしておくと後の作り方が楽になります。

    角の縫い代を伸ばしてアイロンをかけた後、直角に引いた線の上を縫います。返し縫をして、3mmほど残して先を切り落とします。角の作り方は、これだけ。

    そして、縫った角を表に返してください。縫い目が奥に入って、なんときれいに角ができています!すばらしい!! 後の3つの角もすべて同じ作り方で仕上げてから、裾上げ定規でもう一回端を1cmにそろえて折って二重にし、縁から0.8cmぐらいのところに端ミシンをぐるっとかけると、もう出来上がりです♪

    給食用ナフキンの作り方③額縁仕立ての作り方

    まずオックスの生地を、給食用ナフキンにする大きさ+2cmで裁断します。このとき、裁断する寸法に縦糸と横糸を1本ずつ抜いて、そこを裁断すると、布がゆがまず綺麗な形に切れます。それから縁を1cmずつ2回折ってアイロンをかけ、写真の赤い←のところと、角のてっぺんに印をつけておきます。

    てっぺんの印を折り目にして三角に折り、赤い←でつけた印を合わせて、待ち針で留めます。そして印から印まで一直線に縫います。この作り方だと、縫い代の幅によっては平行にならないこともあります。

    今縫った上の部分、三角形の袋になったところに指を入れて開き、四角にたたみます。それから裏返すと、ちゃんと額縁仕立ての作り方になっています。

    角がきれいにできあがりました。これを4つの角すべてで作り、布端から0.9cmのところをぐるっと縫って、一枚仕立ての給食用ナフキンの完成です!

    額縁仕立てのランチョンマット*ラミネート生地*

    こちらの作り方が、一般的な額縁仕立ての方法です。中にラミネートの生地を挟んで、防水の給食用ナフキンにしているのがいいですね。

    給食用ナフキンの作り方④切り替えのある作り方

    真ん中に切り替えを入れた、おしゃれな給食用ナフキンの作り方です。切り替えはこういうふうに全面に入れたほうが、でこぼこしなくて上に食器をのせたとき安定感があっていいと思います。

    給食用ナフキンの表地の布は3枚で、すべて縦13cm、横43cmです。その3枚を、まず中表にして縫い代1.5cmで縫い合わせます。縫い代は中の布に倒しておきます。

    この給食用ナフキンの裏地は1枚で、縦33cm、横43cmです。それを表地と中表に合わせて、返し口を5cmほど残して周りを縫い合わせます。縫い代は1.5cm。なお、四隅の縫い代は写真のようにカットしておきます。

    アイロンで給食用ナフキンの縫い代を割り、倒します。返し口から表に返して、目打ちかピンセットで角をきちんと出しておきます。

    全体にアイロンをかけ、ぐるっと一周、0.2cmの幅で縁縫いします。中の切り替え部分の内側にも、同じように縁縫いしてください。丈夫な給食用ナフキンになります。

    給食用ナフキン・作り方のまとめ

    長方形の布を縫うだけなので、巾着袋を作るよりは簡単だと思われがちな給食用ナフキンですが、かっこよく作るにはやはりコツがあります。でもあまり難しいとイヤになってしまいますよね。ですからできるだけ簡単にきれいに、を目指して作り方を集めました。参考になさって、お子さんと楽しく気軽に作ってみてください☆

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