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かわいい円形のクッションを作って、お部屋に飾ってみませんか?

丸っこい姿が愛らしい円形クッションは、角がないので抱き枕にしても、うたた寝の枕にしても具合がよく、楽しいクッションです。お部屋のアクセサリーとしても引き立ちます。作り方も見た目より簡単!気軽に円形クッションを作ってみてくださいね♪

円形クッションはかわいい

クッションの作り方で、四角いクッションはよく見かけますが、円形のクッションの作り方は案外見つかりません。でも意外と使い道はありますよね。丸椅子にはやはり円形クッションが合いますし、ソファーに並んだ円形クッションには親しみやすさがあって、抱き心地もいいです。

円形クッションの作り方①裏生地を重ねた簡単クッション

まず、クッションにする生地を中表にして折ります。このとき、下になっている生地の端を縫い代こみで6cmほど重ねておいて、できあがりの円形クッションより2cm大きい円を描いて切ります。

円形クッションの入れ口になる重なり部分を、先に縫います。三つ折りにしてしっかり直線縫いした後、表布と縫い合わせます。

円形クッションの入れ口の縁に細いひもをつけて、結び合わせるように作ります。またはスナップやファスナー、マジックテープをつけても、もちろんかまいません。

円形クッションの作り方②円座クッション

新聞紙などの大きな紙に、作りたい円座クッションの円を描きます。中心に画鋲を立てて糸を結び、半径の長さに鉛筆をつけると大きな円でも書けます。なお、中心の円は2~3cm程度の小さめのほうがよいようです。

円形クッション用の生地を2つに折って、型紙に1cmの縫い代をつけて裁断します。そのクッション用布を中表に重ね、まわりを全部縫います。そして中央の開きから表に返します。

円形クッションの中央から綿を詰めていきます。たくさん詰め込みすぎると中央を縫いにくくなります。全体のバランスを表や裏から見ながら、だいたい詰め終ったところで中央口を半分縫い止めます。

これは円座クッションの裏。表から中央の縫い代を引っ張りながら折り返して、すくいとじでとじていきます。綿のかたよりをなくしたら、できあがり!

円形クッションの作り方③2枚の四角形から

2枚の正方形から八角形のクッションを作ります。円形そのものではないですが、丸っこくかわいいクッションになります。

クッション用の四角形の辺の真ん中にすべて印をつけます。そして画像のように、縫い始めを半分ずらして巻き縫いをします。これはクロスステッチした布ですが、普通の生地の場合は縫い代を1cmつけて中表にして縫ってください。

クッション用の二枚の正方形を、ずっと辺の半分ずつずらして縫っていきます。最後の角は、綿の入れ口として縫い残しておきます。

縫い残した口から綿を詰め、端をかがってできあがり。これは小さく作ってピンクッションにしたため、紐がついています。

円形クッションの作り方④お手玉型クッション

まず、縦と横の長さが1:2の布を4枚用意します。横の長さがクッションの大きさになります。2枚ずつ別の色や模様だと、さらにきれいに仕上がります。その布を画像のように風車型に置き、合い印のとおりに縫い合わせていきます。

クッションの最後の1辺は縫い残して、中に綿など詰め物を入れます。ふっくらと入ったら、その1辺を表から画像のようにコの字とじにして始末します。

お手玉クッションのできあがりは、こんなふうになります。真ん中を糸でとじるかボタンをつけると、いかにもクッションらしくなりますね。

円形クッション⑤坐蒲の作り方

坐蒲(ざふ)は、曹洞宗のお坊さんが座禅を組むとき、座布団の上において使うものです。古来の円形クッションといえる形です。

この円形の坐蒲は、直径38cmの円形の布を2枚、165cm×18cmの長方形の布を1枚、綿を1kgぐらいで作ります。
まず長方形の布を5cmおきに2cmたたんで、ひだを寄せ、しつけで止めます。そして上下にあたる円形の布と縫いあわせます。横になる長方形の布が少し重なるのが正しい形。

円形の横、布の重なった部分から表に返し、綿を詰めます。硬くなるぐらいたっぷり詰め込むと、座椅子代わりに使えるほど安定した円形布団になります。

後は、脇の重なった部分をかがって止めれば、できあがり。小さめな円形なので、座布団の上に置いて両方のふくらはぎで挟むように座ると体が安定して、楽な姿勢になります。

円形クッションの作り方⑥華麗な円形クッション

How To Make A Very Beautiful Round Cushion Using Smocking by Rose

円形クッションの脇にスモック刺繍をして、クッションの大きさに合わせて輪にしてから、上下に余った布をたたんでひだを作るという方法です。生地にじかにスモックの図形を書いているので、見た目より簡単にできて美しいです。

How To Make Pinwheel Pillows

あまった布を集めて作れる、パッチワークのような円形クッションです。布のピースは好みの大きさの円を12等分して型紙を作ればいいと思います。中心には布ボタンをつけるので、少し縫い目がずれても大丈夫。

Round throw cushion DIY

作りたい円形クッションの円周の2倍の長さで、直径の1.5倍の幅の布を用意し、真ん中の部分の4cm角に点を打ってスモックします。チャコペンで互い違いに斜線を描き、その端と端を縫ってひだを作ります。この人は糸を渡さず、1つ縫うごとに切っていますね。綿を詰めてから布端を粗く縫ってしぼり、ボタンを縫い付けています。

DIY Ruffle Rosette Pillow

最初に円の描き方を説明しています。それから、細く切った薄い飾り布の縁をずーっと縫ってギャザーを寄せます。これは大変そうですね。そして台のクッション用の布に待ち針で止め、根元のところをミシンで丸く縫って留めます。縫うとき待ち針を外すのを忘れないでください。

How to Make a Round Throw Pillow

布の縁飾りをつけた円形クッションの作り方です。なんと四角いクッションを押し込んで使っています。外国でも四角型のほうが安いんですね。

円形クッションの作り方・まとめ

簡単にできる円形クッションから、華やかなスモック刺繍の飾りがついたものまでご紹介しました。どれも見た目より手軽に作れると思います。リビングのソファーにとても似合う円形クッションですが、お座敷で座椅子に置いてもかわいいですよ。好みのクッションをぜひ、自分の手で作ってみてくださいね。

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