【アンティーク加工】今ある棚に一手間加えてレトロな味わいを

優雅で知的なイメージを与えるアンティーク調の収納棚。デスク周りのインテリアコーディネートに、是非取り入れたいものですね。

今回は、デザイン性と実用性を兼ねたアンティークな収納棚の魅力をお伝えしたいと思います。是非ご覧ください。

細身の脚が美しいアンティーク調のサイドボードチェスト。北欧風のインテリアコーディネートが好きな人にもオススメです。

日常の象徴であるキッチンにアンティークの食器棚を置くことで、ゆとりのある暮らしが実現できます。アンティークの落ち着いた雰囲気が、気分を寛がせてくれそうです。

ガラス戸つきのアンティーク棚は、まるでカフェのような洒落たインテリアになります。上品なだけでなく繊細な魅力がありますね。

ホワイトペイントのアンティーク家具は優雅な佇まいが魅力です。上品なナイトテーブルを身近に置いて、王侯貴族になったような気分を味わえます。

優雅なだけではありません。傷や擦り切れに渋味があるアンティークな収納棚は、男前インテリアとしても有効活用が可能です。

アンティーク棚といえば木製で重厚感のある大型家具を思い浮かべがちですが、シンプルでレトロなものはカジュアルな部屋にも似合います。小型の棚ならキッチンで調味料棚として使えそうです。

さて、とても魅力的なアンティーク家具ですが、実際に買い揃えようと思うとかなりのお値段がかかってしまうのが難点です。

費用の問題を解決するひとつの提案があります。それは、既存の収納棚などにペイントやデコレーションでアンティーク加工を施すという方法です。

まずはお手持ちの棚の角などをヤスリやサンドペーパーで削りましょう。自然に擦り切れたように木材の色を見せると、それだけでもアンティークな雰囲気が出てきます。

削った部分にエイジング塗料を塗付し、固まる前にすばやく拭き取ります。拭き取り後に水で濡らしたウエスで更に拭くと、くすみ具合が弱まり、アンティーク感が薄れます。好みで調節してください。

棚の要所要所にアンティーク加工を施すことで、今ある収納棚がアンティーク風の棚に生まれ変わります。高価なアンティーク棚を買うよりも、断然お安く済むのが嬉しいですね。

アンティークの棚を一から作るのは大変ですが、既存の棚をアンティーク加工するならDIY初心者でも手軽にチャレンジできそうですね。

もし何かしらの家具を作ったことがあるのなら、木材にエイジング加工を施して、一からアンティーク風の棚を作ってみるのもいいでしょう。

ガラス戸つきなど高度なアンティーク家具は難しいですが、シンプルな造りの棚なら初心者でもオシャレなアンティーク風の棚が自作できます。

ホームセンターにもエイジング用塗料が販売されていますが、自分で傷や虫食い跡などを加工することによって、更に自然なアンティークの風合いが出ます。

DIY上級者にはバーナーによる焼き加工がオススメです。全体を均等に焼いた後、ワイヤーブラシやスポンジヤスリで焦げと汚れを除去すればアンティーク加工は完成です。

ペイントより木目が強く出るため、収納棚として組み立てても自然に仕上がるオススメのアンティーク加工法です。これができる人なら、木材から思い思いの棚を自作することも簡単だと思います。

本当に古いものは使うのに躊躇する、という人もアンティーク加工なら安心です。美しく仕上げた木材を組み合わせて、素敵なアンティーク棚を作ってみてください。

あなたもインテリアにアンティークな収納棚を取り入れてみませんか？お部屋にレトロな落ち着きと、深い味わいが生まれますよ。