正しく選んで今日も快眠！マットレスの種類と特徴について。

あなたは夜、気持ちよく眠る事が出来ていますか？
あまり深く寝られない、寝つきが悪い、起きた時に体が痛いという方、もしかしてそれ、マットレスが原因かも・・・

寝返りがうちにくい

柔らかすぎる種類のマットレスは寝がえりをうちにくくします。本来、寝返りは、体が血流を良くしたり、寝姿勢を楽にしたりする為にうつもの。これが出来ないとなると、寝違えや肩コリなどを引き起こします。

血行不良

マットレスが硬すぎると体の接触箇所が圧迫されることにより、血行不良を引き起こします。場合によっては痛みやしびれが出ることも。さらに、体は血行を良くしようとするため、無意識に寝返りが多くなり、飽きた時に疲労感を感じるようになります。

腰や背骨の痛み

マットレスが体にフィットしていなかったり、フィットしすぎて体が沈み過ぎてしまうと、背骨が曲がった不自然な寝姿勢となり、背骨や腰に負担がかかってしまうのが原因です。

理想の寝姿とは？

理想の寝姿は「背骨が、立っているときよりも、やや緩やかなカーブをキープできる寝姿勢」と言われています。しかし、体格・年齢・好みなどによって、自分に合うマットレスの種類は人それぞれです。

ボンネルコイルマットレスは、スプリング部分のバネが全て連結されている作りで、点ではなく面で支える構造のため、適度に硬さと弾力のあるマットレスの種類の一つです。

ボンネルコイルの良い点

ボンネルコイルの良い点はやはり何といっても値段です。安価で購入しやすいのが一番の魅力。ボンネルコイルはマットレスの色んな種類の中でも特に硬く、畳みや床で寝るのが好きな方におすすめです。

ボンネルコイルのデメリット

部分的な振動がマットレス全体に伝わるため、夫婦や子供で一緒に寝るときは、寝返りなどによる揺れが気になってしまうという点です。

注意する点

また、ベッドに横になると、一番重みのある腰を中心にベッド全体が沈みます。それにより、腰に負担がかかりやすいので、腰痛持ちの人は避けた方がいい種類のマットレスです。

ポケットコイルはバネの数が多く、ひとつひとつのバネが不織布で包まれて独立しているのが特徴です。ボンネルコイルは体を「面」で支えますが、ポケットコイルのマットレスは体を「点」で支えます。

ポケットコイルの良い点

ポケットコイルマットレスの種類はひとつひとつ独立したバネで体を支えるため、頭、背中、腰など加重がかかる部分だけがうまく沈み込み、自然な寝姿勢を保つ事が出来ます。

ポケットコイルのデメリット

ポケットコイルマットレスはバネが独立した種類のため、一つのコイルにかかる負担がボンネルコイルに比べて大きくなります。長く使い続けてると同じ場所のコイルが次第に弱くなり、そこだけ沈み込んでしまい、腰痛の要因になりかねません。コイルの痛みに器をつける必要があります。

注意する点

ポケットコイルの種類は、マットレスの中でコイルが子袋に包まれている為、湿気が抜けにくいという難点があります。湿気がこもりやすい鉄筋コンクリートのマンションなどでは、部屋に湿気取りを置いておきましょう。

力を掛けるとゆっくりと沈み込み、手を離すとゆっくり戻るウレタン素材の種類のマットレスです。体の形に合わせてフィットするのが特徴です。

低反発マットレスの良い点

ゆっくりと変形する低反発マットレスは、横になると少しずつ体が沈み、まるで包まれるような感覚を味わえます。寝心地の良さが特徴的な種類です。

低反発マットレスのデメリット

低反発のデメリットは通気性の悪さです。冬場は、保温性が高いので温かく快適ですが、夏場はダニやカビの温床になりやすいので注意が必要な種類と言えるでしょう。

高反発マットレスは低反発マットレスよりも少し硬く、バランスの良い寝姿勢を保てます。しかも、コイルの種類のものとは違って折りたたみも出来るので、使い勝手も良く、最近、特に人気のある種類です。

高反発マットレスの良い点

体に密着しすぎる低反発とは違い、高反発マットレスだと適度に硬さがあるため、寝返りが打ちやすく楽に眠る事が出来ます。

たかがマットレス、されどマットレス、、、
マットレスの種類ひとつで、睡眠の質はまったく違うものに変わってきます。
あなたのマットレスは体に合っていますか？
寝心地は満足のいくものですか？

質の良い睡眠で、毎日を気持ちよく送るために、ぜひ一度、マットレスの種類を見直してみてはいかがでしょうか？
またマットレスには、ご紹介した以外にもいくつか種類があります。
ぜひ、寝具店などで相談してみて下さいね！