2017/05/24
az2az
海外インテリアなどで度々登場するキャンドルはもはやおしゃれな空間の必需品ともいえるでしょう。そんなおしゃれなキャンドルですが、実は自分で手作りできるって知っていましたか?簡単な作り方や、大阪や東京で人気の手作りキャンドル教室をご紹介します。
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もはやインテリアにも欠かさないお洒落で癒しを与えてくれるキャンドル。
実は今、キャンドルを手作りするキャンドル女子が増えているってしっていましたか?
インテリアに取り入れるだけでなく、自らキャンドルを手作りする人が急増中。
みんなを虜にしているキャンドルの魅力をまずはご紹介します。
キャンドルに火を灯すとゆらゆらと動く炎には、一定のリズムがあります。規則的ではないこの炎の動きのことを1/f(f分の1)ゆらぎと言います。
このゆらぎは、心臓の鼓動と同じリズムなので炎を見ると心地よく感じてリラックス作用があると言われています。
また、そよ風や小川のせせらぎなど自然界に存在するもので癒しを感じリラックス効果を感じられるものは、炎と同じ、このゆらぎのリズムであるとも言われています。
クラッシックの名曲、日本の民謡など、自然と心地よいと感じるものも、同様だそう。
キャンドルを1つ灯すことで1/fゆらぎを簡単に作り出せるため、リラックス作用を得ることができるのです。
癒しアイテムとしておすすめのキャンドルには、くつろぎと癒しの空間を演出してくれるリラックス効果だけでなく、その他にも、意外な効果があるってご存知でしたか?
キャンドルが燃焼する際に二酸化炭素と水が発生しますが、有害な一酸化炭素は発生しません。
それどころか、なんとマイナスイオンを発生させることはご存知でしょうか。
手軽にリフレッシュや気分転換をしたい時におすすめです。
燃焼中のキャンドルから放出されるマイナスイオンの数は20000個/cmといわれており、森林や滝から放出される3500~5000個/cmを上回ります。キャンドルに火を灯せば、家にいながらにして森林浴気分が味わえるのです。
キャンドルは灯すだけでα波が出るので、心も体も落ち着いた良い状態に整えることができます。仕事や人間関係などでストレスを抱えている時には、お気に入りのキャンドルを灯して、灯りをみながらリラックスしましょう。落ち着いた気持ちになれますよ。
部屋の臭いを取るために芳香剤やルームフレグランスを利用している方は多いかもしれませんが、キャンドルも海外では消臭剤としても一般的に使われています。
キャンドルの炎には汚れた空気を清浄化する効果が期待されているのです。
魚を焼いた後や汗の臭い、たばこの臭いなどの、気になる嫌な臭いを消し去るので、空気が汚れている時に試してみてはいかがでしょうか。
風水で耳にすることが多い悪い気にもキャンドルは効果的。キャンドルの炎によって悪い気が溜まった部屋を浄化する作用もあると言われています。またその他にも様々な効果が期待できるそう。
アイディアが湧く
ポジティブ思考になる
冷え性改善
団らんが明るくなる
直感力が高まる
風水で、南西は家庭運を司る方角と言われており、火を連想させるアイテムを置くことで家族の絆が強くなると言われています。南西には黄土色や茶色が効果的なので、色合いが合うキャンドルを飾って風水効果を高めてみてはいかがでしょうか。
手作りキャンドルは、100%天然素材でパラフィンも使用していない、蜜蝋で作られているものも多くあります。非常にゆっくり燃焼し、すすも出ずとても甘い香りが特徴。
また、天然素材のヘアワックスやハンドクリームなどとして用いられることもあります。
蜜蝋は、Beeswaxとも呼ばれミツバチの巣を構成する蝋を精製したもの。
ミツバチの巣は花粉やプロポリスなどが付着していくものなので、花粉症などのアレルギー症状にも効果が期待されています。
蜜蝋キャンドルには、アレルギーの原因であるダニやチリ、花粉などを洗浄する効果があります。蜜蝋は、ミツバチのお腹の中で作られるロウです。花の蜜を集めるミツバチによって作られるので、灯すと花の香りがすることが特徴です。
また、天然素材なので食べても問題はありませんし、火持ちも良いと言われています。
蜜蝋キャンドルを習慣化することでアレルギー症状だけではなく、慢性的な喘息が治ったという報告もあります。効果を発揮するキャンドルは、100%蜜蝋で作られているタイプなので、体質改善を目指したい時には探してみてはいかがでしょうか。
まずは基礎の基礎。手作りキャンドルの工程をご紹介します。
まずは材料となるワックスを溶かします。
市販の和ろうそくなどを削って溶かしても代用はできます。
キャンドルのほとんどは、石油を精製する際に出るパラフィンワックスを主原料にしています。
パラフィンワックスは牛乳パックや化粧品にも使われる安全性の高い材料です。最近では、石油資源の枯渇が問題となる中、パームや大豆などから取れる植物性ワックスや、天然ガスを原料にしたキャンドルにも注目が集まっています。
手作りキャンドルで重要なのは温度管理です。
蝋には融点があり一定温度で溶け出すのですが、容器に注ぐときにも注意が必要。最適な温度は75~80℃と言われています。
▽温度が高すぎると…芯の周囲がかなり凹む。プラスチック等の材質の型の場合、型が溶けたり縮んだりする。
▽温度が低すぎると…固まった時に表面がしわ・ぶよぶよになる。流し込む際に空気を含み、気泡だらけの仕上がりになる。
また、キャンドルに色づけをしたい時には少量のクレヨン、香りづけをしたい時には数滴のアロマオイルなどを混ぜます。
では、いざキャンドルを手作りしよう!という時にはまずは準備が大切。
蝋を湯煎にかける鍋、温度を測る温度計、アロマオイルなどがあるとよいでしょう。
芯は専用のものを使うのがおすすめですが、なければタコ糸などを蝋にくぐらせて固めたものでも、代用は可能です。
初心者さんにおすすめの手作りキャンドルといえば"ティーカップキャンドル"です。
100円ショップで手に入るもので手作りすることも可能です。
湯煎にかけるか、電子レンジで溶かしたキャンドルをティーカップや耐熱グラスなどに流しいれるだけで、お洒落なキャンドルが手作りできます。
座金に芯をセットしたら、まっすぐになるように洗濯バサミや割り箸などで挟んで固定し、蝋を注ぎ入れましょう。
火を灯さずに、香りを楽しむことが出来る、アロマワックスバーは、小さなお子様やペットのいる家庭にも人気です。
また、クローゼットやパウダールームに吊るしたりとインテリアにも役立つので、プレゼントにも大変喜ばれます。
ワックスバーは、板状のアロマワックスにお花やハーブなどのドライフラワーやドライフルーツ、プリザーブドフラワーなどが埋め込まれているものが一般的。
実は、そんな人気のワックスバーも手軽に手作りすることも出来るんです。
ワックスバーは、天然の蜜蝋や大豆ワックスで作られているものも多く、安全・安心です。
天然由来の材料や香料を使うと、香りがまろやかで癖が少ないのも魅力的。
手作りしている最中も癒されます。
作り方はいたって簡単!
バットやシリコンカップなどの型に、アロマで香りづけをした溶かしたキャンドルを流しいれ、最後にポプリやドライフラワーなどで飾り付けをすれば完成です。
サシェのように使いたい場合には、完全に固まる前に、リボンなどを通す穴を開けておいてください。
簡単な作り方がわかったら、次はグラデーションやマーブルキャンドル、ボタニカルキャンドルなど、凝ったものが作りたくなってきますよね。
また、色を作るコツや温度の見極めなども教えてくれるので、キャンドル教室に行くのもおすすめ。
体験レッスンや1dayレッスンなどもあるので、気軽に通うことが出来ます。
candle-studio DAIKANYAMA
2時間で作ることもできる体験レッスンもあるので、デートで手作りキャンドル体験をするカップルも多いそう。お互いに交換してプレゼントしたりと思い出を作れます。
Candle Studio IROKA
体験レッスンもあるので、気軽に始めてみたい人にもおすすめの手作りキャンドル教室。
銀座なので、アクセスの良さも魅力的です。
pieni-takka
1時間半で出来るボタニカルキャンドルの体験コースも人気です。
好きなドライフラワーなどを入れて、作れます。
Candle Studio eclat
天然のソイワックスをつくったナチュラルアロマキャンドルなども体験コースでも作ることが出来ます。池袋の駅からも近くアクセス抜群です。
Vida=Feliz
少人数制だからこそ、個展なども大人気のvida-felizのアートキャンドルを身近に感じならがレッスンを受けることができます。
matchpoint-candle
キャンドルとアートでこれまでにない空間を創りだす"キャンドルキャンプ"と称したイベントも主催しているキャンドル作家ユニットによる手作りキャンドル教室。
結婚式のウェルカムスペースや受付をキャンドルで飾る、ウェルカムキャンドルも人気です。
イニシャルキャンドルで可愛くデコレーションしたり、メッセージをデザインしたり。
新郎新婦が二人で手作りのオリジナルキャンドルを作ることも多いそうです。
手作りキャンドルを始めるきっかけに、有名なキャンドル作家さんの影響を受けて、という人も少なくないようです。
人気のキャンドルアーティストをご紹介します。
有名人にもファンの多い有名キャンドルアーティストといえば、キャンドルジュンさん。
世界に二つとないそのキャンドルの魅力となる人は多く、作品の大ファンということをきっかけに、奥様である女優の広末涼子さんともであったそうです。
また、被災地などの支援活動にも熱心で、キャンドルで人々の心に光を灯す活動を精力的に行っていることでも知られています。
1994年キャンドルの制作を始める 。様々なファッションショーやレセプションパーティ 大型フェスティバルやライブステージの空間演出をおこなう。
2001年に広島で「平和の火」を灯してからは「Candle Odyssey」と称し悲しみの地を巡る旅を始めるアメリカを横断、N.Y.グラウンドゼロで火を灯し、その後はアフガニスタンへ 2005年からは終戦記念日に中国チチハルにて火を灯す。
2011年3月11日東日本大震災を受けて「LOVE FOR NIPPON」を立ち上げ、被災地への支援活動を続けながら現地との交流を深めプロジェクトを始める。現在も月命日にはかならず福島で夜を灯している
Vida=Feliz
唯一無二のアートキャンドル。
2002年より姉妹で大阪で政策活動開始をしたVida=Felizは、東京、大阪でキャンドル教室も主宰。
その繊細でありながら遊び心あふれるキャンドルは、ファンも多いです。
キャンドルを安全に安心して楽しむために知っておくべきことがあります。
ワックスバーなら、火は灯しませんが、通常のキャンドルは炎のゆらぎと香りを楽しむもの。だからこそ、安全に使って、生活に取り入れたいですね。
キャンドルは必ずガラス・陶器などの不燃性のホルダーにセットし、安定した平らな場所に置きましょう。周りにカーテンや紙などの燃えやすいものがないかどうかもチェックして、小さなお子さんやペットがいるところでは、手の届かない場所に置いて下さい。空調などの強い風が当たる場所もNGです。風が当たると、不完全燃焼を起こして油煙が出たり、燃焼時間も大幅に短くなるので注意して下さい。
嬉しい効果もいっぱいのキャンドルは、作っている最中にもアロマやキャンドルの良い香りに包まれとってもリラックスできます。
あなたも、キャンドル女子してみませんか?
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