コツを覚えればラッピングは簡単!喜ばれるラッピング方法&アレンジ
2016/10/28
shinya_7
お店でやってもらえるようなプレゼントの包み方、自分でやってみたくないですか?立方体のボックスからラッピングしにくそうな筒状・球状の包み方まで、プレゼントをもっと嬉しくする、ハイセンスなラッピングアイデアたっぷりとご紹介します。
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誰かにプレゼントを贈りたいと思ったとき、もっとキレイにラッピングできたら…と思うことはありませんか?
プレゼントをおしゃれに引き立てる、包み方のコツをご紹介します。心をこめた贈り物はラッピングにもこだわりましょう!
プレゼントといえばやっぱりオーソドックスなのはラッピングペーパーで包む方法です。かわいい柄のペーパーでボックスを包み込み、リボンをかけて花やシールで飾りつけ。
まずは紙を使ったプレゼントの包み方をご紹介します。
と、その前にひとつ。プレゼントを紙で包むときは、ラッピングペーパーにもこだわりましょう。
ポイントは柄の向きです。キャラクターもののイラストなど、一定の向きでなければキレイに見えないペーパーを使用すると、包み方の難易度が上がります。
慣れないうちは無地かドットやボーダー、チェックなど向きのない柄を選びましょう。
ラッピングの基本【コメリHowtoなび】
こちらの動画では、ラッピングを始める前の準備段階についておさらいできます。
プレゼントボックスの大きさに合わせて用意すべき包装紙のサイズなどを解説してくれているので、確認しておくと後の作業が楽になります。
はじめに基本的な包み方、立方体のプレゼントボックスをラッピングする「キャラメル包み」と「ななめ包み」、そして「スクエア包み」のやり方をマスターしましょう。
まずはこの包み方からマスターしたい、包み方の基礎「キャラメル包み」です。
すべての手順を数えても大体5工程くらいの手軽さと、キレイな仕上がりが魅力です。長方形のボックスでも正方形のボックスでも応用が効くので、柔軟に使いやすい包み方。
レッツラッピング【キャラメル基礎】バレンタイン、クリスマス用に
手順を確認したら、動画でキャラメル包みの実践映像を見てみましょう。
作業に慣れていないと戸惑うかもしれませんが、とてもシンプルな包み方なので、慣れてしまえば簡単にできるようになります。
正方形のボックスならこの包み方がおすすめ!
プレゼントボックスをひっくり返さずに包むことができるので、陶器などの割れ物やケーキの箱をラッピングするときに向いている包み方です。
【レッツラッピング】スクエア包み
動画でもスクエア包みの包み方をおさらいしておきましょう。
プレゼントに贈るような雑貨・小物類は正方形のボックスに入れることも多いので、日常では最もお役立ちのラッピング方法ではないでしょうか。
百貨店でよく見かける包み方。通称「ななめ包み」です。別名を「百貨店包み」や「デパート包み」とも言うほどポピュラーで、慣れれば手早くプレゼントをラッピングすることができます。
また、包み方の途中でボックスを転がす動作が入ることから、回転包みとも呼びます。
レッツラッピング【斜め包み】
こちらの動画でななめ包みの包み方を動画で解説されています。
ななめ包みに慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、何度か繰り返すと素早くキレイにラッピングできるようになる包み方です。もう一度、動画で手順をおさらいしておきましょう。
「スクエア包み」と「ななめ包み」と「キャラメル包み」、この三種類の包み方さえマスターしておけば、とりあえずプレゼントのラッピングはほぼマスターできます。
慣れないうちは焦らずに、なるべく包みやすい正方形のボックスにプレゼントを入れるようにするといいですね。
続いては少し難易度を上げて、筒状やまるいもののラッピングに挑戦しましょう。
プレゼントボックスは四角いばかりではないのが困りどころですよね。お菓子の缶など、まるいものや筒状のものはどうすればいいんでしょう?
ご安心を、これら不安定な形状の入れ物もちゃんとラッピングできます!
おしゃれな筒状の箱に入れたホールケーキのラッピングや、よくあるクッキーや飴などお菓子の缶を包むのに適しているのが「筒包み」です。
ドレープがガーリーで女の子向けのラッピング方法。
プレゼントの包み方 - 丸い箱を包む
こちらの動画で筒状のプレゼントボックスの包み方を解説されています。
立方体のボックスよりも難易度は上がってきますが、こういう手間のかかるラッピングがされていると、プレゼントをもらう側としても気持ちを感じて嬉しくなりますよね。
筒包みを少しアレンジしたやり方で、ラッピングペーパーの上部に余裕をもたせつつ袋状に包み込むやり方です。
飴やクッキーなどお菓子の缶を包むのにピッタリなのは同じですが、よりかわいらしく見せられるのでバレンタインやクリスマスのラッピングに使ってみてはいかがでしょうか。
細長い筒状のプレゼントならキャンディ包みがおすすめです。また、マフラーやハンカチなどの布製品も、くるくるっとまるめてキャンディ包みでかわいくラッピングしてみましょう。
包んでひねるだけの簡単ラッピングなので、今すぐにでも試せます。
お花をポットごと包むやり方です。ひっくり返したり傾けたりせずに包むことができるので、鉢植えでも安心して包めるのが特徴です。
厚紙を箱のようにアレンジしてラッピングするので、見た目もかわいらしくなります。
バレンタインやクリスマス、お誕生日のプレゼントにお菓子を贈りたいときは「三角包み」がかわいいですね。小さなぬいぐるみや軽いキーホルダーなども包めます。
端のひらひらが難しそうに見えますが、折り畳んでいくだけなので意外と簡単にできます。
ラッピングレッスン【三角形包み】バレンタイン、クリスマス用に
動画で包み方の手順を確認してみましょう。蛇腹の部分が一番大切なポイントなので、折り畳む間隔などに気をつけましょう。
慣れてきたら自分なりのアレンジを加えて、よりオリジナリティのあるラッピングができます。
ここまでくれば、基本的なことはほとんどマスターできたと言ってもいいのではないでしょうか。さらにいろいろなものをラッピングしてみましょう。
プレゼントボックスは形がまとまっているので包みやすいのですが、ちょっと困るのが「本」をラッピングしたいときですね。
ここでは本のラッピング方法についていろいろなアイデアをご紹介します。
プレゼントする本が一冊だけなら、普段どおり長方形のボックスと同じようにラッピングすることもできます。ただ、ハードカバーなどは表紙と中身の段差部分が少し弱くなってしまうのが難点でしょうか。
一度厚紙や薄いダンボールで覆ってしまい、箱のようにすると包みやすくなります。
まずひとつ、もっとも簡単なラッピング方法はオリジナルブックカバーを作ることです。
クラフトペーパーにお好きな柄をペイントしたり、マスキングテープやシールで飾ったりして模様を描き、帯をつけて完成。帯の部分にメッセージを添えたりするのもいいですね。
表紙がおしゃれな本や書籍なら、直接ヒモやリボンをかけてしまうという方法もあります。タグを飾れば店頭で買ってそのままラッピングしたような、とてもおしゃれな雰囲気に。
もちろんブックカバーをつける方法との併用もできます。
プレゼントの包み方で大切なのは、「受け取ってくれる人の気持ちを考える」ということにあります。
ケーキやクッキー、お花などはかわいらしさを重視してラッピングしたいところ。本のラッピングはむしろシンプルでカッコイイ雰囲気を重視したいですね。
常に「中身を引き立てる」というところを意識しておきましょう。
このほかにも、書籍をプレゼントするときには風呂敷などの布を使ったラッピングが活用できます。
紙と違ってやわらかいのでいろいろなものを包めるうえに、結び目で持ち手を作ることができるので持ち運びも簡単。風呂敷の「本包み」にチャレンジしてみませんか?
風呂敷 本の包み方 How to FUROSHIKI wrapping Kazumi流
こちらの動画では風呂敷を使った書籍の包み方が解説されています。
サイズや厚さ、形の違う複数冊の書籍をいっぺんに包んでしまえるため、書籍をプレゼントしたいときには風呂敷などの布を使ったラッピングがとても便利です。
ちなみに、風呂敷ならラッピングをほどいたあとブックカバーとして使うこともできます。
プレゼントを受け取ったあとにも役立つ、使うひとのことを考えた贈り物というのがいいですよね。
書籍をラッピングする以外にも、柔軟性の高い風呂敷はとても役立ちます。それに、さりげなく風呂敷を使いこなせるとなんだか古風でかっこいいですよね。
ここからは、風呂敷を使ったいろいろなラッピング方法をご紹介します。もちろん、風呂敷がなければお好きな布地を使って同じようにプレゼントを包めます。
ラッピングペーパーよりも応用性が高く、様々な形のものをラッピングできる「風呂敷」を使った包み方も見てみましょう。
風呂敷というとなんだか古臭いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、アレンジ次第でこんなにかわいらしいラッピングが可能になります。
また、ラッピングペーパーを使った包み方だと、一度失敗したときに折り目がついてしまうと紙が駄目になる、という難点があります。
その点で風呂敷なら、慣れるまで何度でもやり直せるので、ラッピングが苦手な人にとっても魅力的ですね。
観葉植物やフラワーアレンジメント、寄せ植えなどのプレゼントに最適な、植木鉢を風呂敷でラッピングする方法。
植物を傷つけない包み方が嬉しいポイントです。布地の柄にこだわれば、和風洋風を問わずラッピングすることができます。
風呂敷がなければランチョンマットや不織布など、薄手でやわらかめの布なら何でも代用できます。プレゼントする植物の種類やイメージに合わせて布地を選んでみてはいかがでしょうか?
桜草やキキョウのような日本的な植物なら和柄の布地で、ランやバラなど西洋風の植物ならナチュラルな不織布でラッピングしてみましょう。
布によるラッピングは包装紙よりも順応性が高く、包むのが難しいボトルギフトにピッタリな包み方もあります。
持ちやすいように手提げをつけたり、上部に花のドレープがついていたり、見た目にもかわいらしい包み方です。
ワインやシャンパンなどをプレゼントしたいなら、ティータオルやバンダナでラッピングするのはいかがでしょうか。
おうちに風呂敷がなくても、好きな布地を使ってかわいくおしゃれにプレゼントを包みましょう。
こちらもペーパーでは包みにくいまんまるい形のプレゼント。主にスイカやリンゴなどのフルーツが多いでしょうか。
風呂敷なら布を結んで包み込むことができるので、折り目のつけられないまるっこいアイテムでもキレイに包むことができます。
球体の包み方をマスターしてしまえば、どんなプレゼントでも風呂敷でかわいくラッピングすることができます。
また、プレゼント以外に日常生活でも、旅行の着替えを入れたりちょっとした外出の際に持ち歩くなどいろいろと役立ちます。
風呂敷の結び目を大輪のお花のようにアレンジした包み方。
かなり豪華な見た目がお祝い事のプレゼントにピッタリな雰囲気を演出してくれます。風呂敷はテープ跡などが残ってしまう包装紙と違って、ほどいたあとにもキレイなまま使えるのも嬉しいですよね。
結び目で花を作る方法は、筒状の箱、まるい箱にも使えます。リボンやプリザーブドフラワーなどでアレンジすれば、洋風のラッピングにもなりますね。
和風だけに留まらない、風呂敷の使い方にも自由度の高さが窺えます。
大輪の花包みでラッピングする場合は、なるべく色が極端にわかれたリバーシブルの布地を使うのが、完成形をキレイに仕上げられるのでおすすめです。
無地のしっとりした赤い布地でラッピングすれば、クリスマスプレゼントにも使えますね。
純和風のイメージが強い風呂敷ですが、おしゃれなレッドやかわいらしいピンクを使ってクリスマス風のアレンジだってできてしまいます。
形状もイメージも包む物に合わせて変幻自在な、日本の心である風呂敷を使いこなしましょう!
紙や布でプレゼントボックスを包むのはちょっと難易度が高い…、もっと簡単にかわいくラッピングしたい。そんな人は、袋を使ってラッピングしましょう。
基本的にはプレゼントを入れてリボンやシールで飾りつけるだけなので、包み方は紙や布を使うよりもずっと簡単です。
袋を使ったラッピングのアイデアもご紹介します。
袋だけでは素っ気ないので、造花やドライフラワーを添えてメッセージカードをつけると、真心を感じられるプレゼントになります。
小さな花ならシールで貼りつけ、大きな花ならリボンで袋の口部分にくくりつけるのがいいですね。
袋に小さな造花やドライフラワーを飾りつけたいときに使えるアイデア。
三本ほどの花を束ねてブーケにして、マスキングテープやラッピングペーパーを植木鉢の形にして貼りつけます。ほんのちょっとアレンジを加えるだけでかわいらしさを演出できます。
クリップや麻ヒモを使ってタグをつけるのはいかがでしょうか。店頭ディスプレイのようにも見える、ユニークでおしゃれなラッピングのアイデア。
タグの裏にちょっとしたメッセージを忍ばせて、カードの代わりにするのもいいですね。
レースペーパーやスタンプも、シンプルかつスタイリッシュにプレゼントの見栄えをレベルアップさせてくれるアイテムです。
ガーリーな雰囲気なのにかわいらしすぎないので、男性へのプレゼントにも使えます。
シンプルなクラフト紙を使った袋に入れて、シールで飾るとレトロポップなかわいいラッピングになります。
あまり気取りすぎず、さりげないかわいらしさを演出したいときにおすすめ。お友だちへのプレゼントなどに最適ですね。
プレゼントにメッセージを添えたいなら、メッセージテープを使うのもおすすめのアイデアです。
家族や友だちなど、親しい相手へのプレゼントには、わざわざ手紙やカードをつけるのはなんとなく気恥ずかしいこともありますよね。
伝えたい言葉はメッセージテープで添えておくと、主張しすぎずにさりげなく想いを届けることができます。
シンプルなラッピングにしたいときにも使える方法です。
普通の袋でも、包み方次第で個性的なプレゼントに大変身します。
こちらはクラフトペーパーをアレンジしてテトラパックに。セリアのフレークシールが大人なおしゃれを演出していますね。
袋ならではのラッピングだと、あえて「中身を見せる」というアイデアもあります。
こちらはクラフトペーパーを台紙にしてマスキングテープでアクセサリーを留めて、透明な袋に入れてあります。お手紙のような見た目がかわいいプレゼント包装。
ラッピング方法をマスターしたら、リボンなどデコレーションにもこだわってさらにステキなプレゼントに仕上げましょう。
思わず目を引いてしまうようなリボンを使ったラッピングアイデアをご紹介します。
プレゼントではお馴染みの、リボンを斜めにかける方法。リボンの端っこをカールさせたり、シールを貼ったり花を飾ったりしてアレンジの自由度が高いのが特徴。
どちらかといえばシンプルなラッピングでおしゃれに見せたい人におすすめです。
こちらもオーソドックスな十字がけのリボン。正方形のボックスでも、薄い長方形のボックスでも、高さのあるプレゼントボックスにも柔軟に対応してくれます。
結び目を真ん中に作ったり斜めに寄せて作ったりして、アレンジの幅も広いですね。
ところで、みなさんは「ちょうちょう結び」をうまくできますか?筆者は不器用なので、ときどき結び目が縦になってしまうことがあります。
ちょうちょう結びの結び方も、もう一度確認しておきましょう。応用すればダブルちょう結びなどもできます。
百貨店のプレゼント包装などでよく見るあのリボン、実は簡単に自分でできるんです。作り方が簡単なわりには豪華に見えるので、ラッピングのアクセントに使ってみましょう。
まずはリボンを指に巻きつけるなどして輪っかを作ります。今回は、指三本に巻きつけて五周した大きさです。この数によって完成したリボンの束の数が変わります。
束ねたリボンの輪っかの中心で、両側から2mmほどの切れ込みを入れましょう。このとき、切りすぎて輪を真っ二つにしてしまわないように注意してください。
中心の切り込みに引っかけるようにして、別のリボンで輪っかがほどけてしまわないように、しっかりと束ねて結びます。このリボンは少し長めにしておきましょう。
結び目を中心にリボンの輪っかが二組できあがったと思います。このリボンの輪っかをふわふわと広げていけば完成です。
手軽に作れるので、プレゼントにちょっと華が足りないなと思ったら加えてみましょう。
まずはプレゼントボックスの上に落水紙(薄くてやわらかい紙なら何でもOK)を乗せて、落水紙ごとリボンを十字がけにします。
ボックスと落水紙とリボンの色は同系色でそろえつつ、濃度を変えておくのがおしゃれに見せるポイントです。
落水紙とボックスの隙間に指を差し込むような感じで、リボンに沿って落水紙を中心にたぐり寄せていきます。
これを四方すべてで繰り返してください。落水紙の四隅が、ちょうどリボンの十字の隙間に花びらのように開きます。
すべてたぐり寄せた完成形がこちらです。落水紙がまるまって、うまく立体感を出してくれています。
リボンをかけてほんの一工夫を加えるだけで、さらに真心のこもったかわいらしいラッピングになります。せっかくのプレゼントを喜んでもらうためにも、いろんな方法を試してみてくださいね。
リボンはちょっとしたアレンジを加えてラッピング全体の雰囲気を豪華にするときに役立ちます。
ここではリボンで作る「バラの花」の作り方をご紹介。リボンをかけるときにそのままの流れで作ることができるので、ラッピングのアクセントにしてみてください。
まず用意するものは、
・リボン
・ライター
・針
・リボンと同系色の糸
以上の四つです。他にもいろいろな作り方がありますが、今回はなるべく簡単でキレイに作れるものをご紹介します。
表裏のあるリボンの場合は光沢がある方を下にして、写真のように折り曲げます。リボンの布地が重なり合った部分、右上の角は約30度、左下の角は約60度になるように折ってください。
重なった上の部分が光沢のある面になります。
リボンの折り返しが直角になるように調整してハサミでカットします。リボンの太さによっては端がはみ出ずに、カットしなくていいこともあります。
カットした場合も、しない場合でも、リボンの端部分をライターで軽く溶かして、あとからほつれないように処理しておきます。
リボンに光沢のある表側が見えるようにしてバラの芯を作り、手前からくるくると巻いていきます。あまりきつく締めつけずにゆるっと巻きましょう。
まずは折ったリボンが重なり合っているところまで、1~2回で巻きます。リボンの太さによっては写真よりも長くはみ出ることがありますが、気にしなくて大丈夫です。
バラの芯を固定するために糸で縫っていきます。写真では分かりやすく白い糸を使っていますが、実際にはリボンと同系色の糸を使ってください。
まず右から針を通し、次に左から右へと通しましょう。このとき、リボンの表面が出ているところを縫うようにしましょう。
芯の部分を縫い終えたら、次は折ったリボンが重なり合っているところに、針を通してください。写真の○がついている部分です。
ここからはバラの花びらを作っていきます。
リボンの右側を、裏に向かって折り込みましょう。はじめにバラの芯を作るときとは逆方向に向かって折ることになります。
今度はリボンを反対側に向けて縫っていきます。
芯とリボンの交点(画像のグリーンの点)と、リボンを折った先の交点(画像のブルーの点)を1mmほど離すように意識しながら縫いましょう。
この点同士が近いと最後に花びらの形を上手く作れなくなります。あまり神経質に考えなくても大丈夫ですが、心持ち隙間を空けておいてください。
リボンを折ると左側にできる三角形を避けて残しながら、また折って縫いとめます。これで花びらがひとつできました。
このとき、針はリボンの裏側に出ています。
この作業を必要な花びらの枚数だけ繰り返しましょう。芯のところをクリップで留めておくと、途中で手を休めることができて便利です。
先ほど隙間を空けておいた1mmの部分に芯が差し込まれます。
花びらの枚数だけリボンを折ることになります。大体5回折って1回転することになり、五角形が3つほど重なっている形になればキレイなバラの花を作れます。
花びらを作り終えたら玉止めをし、ある程度の長さを持たせてリボンをカット。ここもライターで溶かしてほつれを防ぎましょう。
芯の部分を持って、花びらのねじれているところを三周ほど巻きつけましょう。
三周目辺りから巻きつけにくくなってくると思いますが、花びらの枚数を増やしたければ縫うときに空けた1mm間隔を少しずつ大きくすると巻きやすくなります。
リボンの端部分を、花びらを折っていったときと同じように裏側に向かって折り込み、花びらの隙間に差し込んでください。
細めのリボンを使う場合は差し込むのが難しくなります。そのときはピンセットやつまようじなどを使ってみてください。
玉結びが隠れるように、9枚目の花びらから針を差し込み、軽くまつり縫いをしていきましょう。リボンと同系色か少し濃い目くらいの色の糸を使えばあまり目立ちません。
今度は玉止めをせずに次の工程へ移ります。
芯の部分を持って花びらの形を整えていきます。一番外側の花びらは五角形になっているので、中の四角形の角を少しずつずらしていくのがポイントです。
また、真ん中の花びらを軽く押し込んでおくとキレイに仕上がります。
花びらの形が整ったら芯と一緒に針を通し、固定していきます。なるべく芯の付け根あたりから針を通すようにしましょう。3~4回ほど、いろいろな方向から針を指してしっかり縫います。
花びらが固定されたら見えない位置で玉止めをして、はみ出した芯をカットします。このとき芯とリボンを固定している部分を切らないように気をつけてください。
カットしたら、ここもライターで溶かしてほつれ止めを。
これでリボンローズの完成です。折り重ねたリボンを巻くことで花びらが表現されているのが分かりますね。
小さいバラなら折る回数や縫う数は減りますが、作業がやや難しくなります。始めは花びら13枚から始めることをおすすめします。
リボンの巻きバラの作り方
こちら動画のでもリボンローズの作り方が紹介されています。工程を覚えるまでは難しく感じますが、これも慣れてしまえば簡単に小さなバラをたくさん作れます。
プレゼントのラッピングに添えておくと、とてもかわいらしく喜ばれるので、是非チャレンジしてみてください。
プレゼントをどんな箱や袋に入れるか、どんなリボンで飾るのか、どんな風にデコレーションするのか。プレゼントは中身ももちろんですが、包み方次第でもらった人の印象も変わってきます。
「何が入っているんだろう?」とワクワクしてもらえるようなラッピングを目指しましょう。
レースのリボンが繊細なイメージを醸し出しています。シンプルながらかわいらしいラッピングですね。
プレゼントボックスはあえて包装紙で包み込んでしまわずに、ボックスを見せつつ帯のようにペーパーを巻いてもおしゃれです。
個人向けのプレゼントではなく大人数のパーティに持っていくなら、メッセージカードに相手のお名前を入れるのもいいアイデアです。さりげなく添えたリーフが爽やか。
ラッピングのイメージを変えてホワイトで統一すれば、ウェディングシーンにも使えそうです。
クラフトペーパーはアレンジがしやすく、いろいろなシーンに合わせられるのでラッピングペーパーに使ってみてはいかがでしょうか。
こちらはシンプルなクラフトペーパーに合わせてリボンも毛糸に変えてあります。個性が感じられるユニークなプレゼント。
こちらはリボンに缶バッチを飾ったレトロポップなアレンジメント。厚手の布地を使った白いリボンが素朴なかわいらしさを演出します。
クッキーなどお菓子のラッピングにも使えそうなアイデアですね。
プレゼントといえばリボンというイメージですが、固定観念を吹き飛ばして麻ヒモなどで飾ってみるのもたまにはいいですよね。
マニッシュでかっこいいラッピングが目を引きます。中に何が入っているか、ワクワクしてきませんか?
いろいろなものをデコレーションするのが苦手な人は、包装紙でセンスを出しましょう。ラッピングペーパーに英字新聞を使うと、シンプルでもハイセンスなプレゼントになります。
気取りすぎていないおしゃれな雰囲気がステキですよね。
ボトルはどれも包み方が難しくてうまくラッピングできない…。そんな人には「レッグウォーマー」をおすすめします。
100均ショップでも購入できるレッグウォーマーが、ボトルラッピングにちょうどいいサイズなんです。リボンで飾ってかわいく魅せましょう。
プレゼントをあけるのにカギは必要ありませんが、おしゃれなラッピングの材料にはぴったりです。
贈る相手の人柄やプレゼントの中身やラッピングのイメージ、状況に合わせていろいろなアイテムを使ってみましょう。
ラッピングに使う素材やデコレーションに使うものなど、あなたのアイデアによってプレゼントはさらに華やかで楽しい雰囲気になります。
気持ちがたっぷり詰まったプレゼントに相応しいラッピングを施しましょう。
どんなに心をこめたプレゼントでも、単なるビニール袋に入っていたらガッカリしてしまいます。
ラッピングにも目一杯の心をこめて、もらったときから開けたあとまでずっと喜んでもらえるような、ステキな包み方にこだわりましょう。
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