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これがプロの技だ!コンクリートの敷き方を詳しくご説明します。

コンクリートの敷き方とは?基礎を作る部分を掘り下げ、木枠等で枠組みを作り基礎砕石を敷き、転圧します。そして、ワイヤーメッシュを設置し、コンクリートを練りそのコンクリートを敷きます。そんなコンクリートの敷き方をご紹介。ただし敷き方は、決して簡単ではありません。

コンクリートの敷き方の前に、材料準備。

コンクリートの敷き方を説明していく前に、材料の説明です。
まず、
「セメント」
「砂」
「砂利」
上の三つに水を混ぜることによりできるものこそが
「コンクリートの敷き方」における主役の「コンクリート」になります。
「ワイヤーメッシュ」
「基礎砕石」
↑ある意味「コンクリートの敷き方」において影の主役です。

セメント

コンクリートを作る材料になります。
これに砂、砂利、水を加え混ぜます。

セメントと砂と水を練ったものを「モルタル」といいます。

砂利

モルタルとコンクリートノ違いは、砂利の有無だそうです。

上記の三つに水を混ぜ合わせ、コンクリートとします。

「セメント」石灰石、粘土、けい石、酸化鉄原料などを主原料とした、水による化学反応で硬化する粉体
「モルタル」セメント、砂、水を練り混ぜた建築資材
「コンクリート」セメント、砂、砂利、水を練り混ぜた建築資材

出典:http://lowch.com

ワイヤーメッシュ

ワイヤーメッシュは、基礎砕石の上に設置します。
これによりコンクリートのひび割れを防ぐことができます。

基礎砕石

コンクリートを敷く前に敷きます。
敷き方は簡単で、穴を掘り枠を作った中に敷くだけです。
ただし転圧で、念入りに圧をかけましょう。

コンクリートの敷き方(基礎の前に)

コンクリートの敷き方の前にまず場所の確認です。
搬入できる機材が変わると敷き方の手間が変わります。

敷く場所の掘り下げとワイヤーメッシュの位置確認。
障害物の調整等を行います。

敷く場所とコンクリートや砕石の厚み確認を行います。
そして木枠を設置します。

10cmも敷くわけだから、ほんの僅かなところも漏れないように型枠が必要。
上の写真は、道路にはみ出ないように型枠をコンクリート釘で打ち付けてある。

出典:http://www.diy-exterior.com

コンクリートが途中で漏れ出してしまうなんてことがあると、
それは一大事ですのでこの作業も念入りに確認がなされます。
「コンクリートの敷き方」においては、周り迷惑をかけないようにする作業になります。

この枠づくりは専門の職人さんがいるほど大変な仕事です。

コンクリートの比重は2.3(水より2.3倍重い)もあるので、型枠が壊れないように頑丈にする必要がある。

出典:http://www.diy-exterior.com

コンクリートの敷き方(基礎編)

枠組みが完成すれば敷き方における作業の開始です。
ここからの作業は敷き方についての主要ともいえる説明になります。

基礎砕石を敷いていきます。
敷き方についてですが、敷く面積にもよりますがかなりの量が必要になります。

なので写真のようにトラックなどで砕石をおろしてもらいます。
それをまんべんなく敷き詰め、

そして砕石の転圧を行います。
この作業をしっかりしないと、コンクリートを敷いた後
時間がたって隙間ができ、その隙間に水がたまって
コンクリートがへこんだり割れたりします。
「コンクリートの敷き方」において重要な作業です。
つまり、基礎砕石は「コンクリートの敷き方」の陰の主役、
転圧作業は「コンクリートの敷き方」の縁の下の力持ちといえるのかもしれません。

コンクリートの敷き方(コンクリート編)

砕石転圧後にワイヤーメッシュを敷きます。
コンクリートのひび割れ防止です。

「コンクリートの敷き方」の基盤となるコンクリート
そのコンクリートの作り方の簡単な説明を下に引用。

モルタルを作るように、セメント1に対し砂を2及び3の比率で混ぜてひたすら練ります。
そして、そこに砂利を投入します。割合としては、
セメント:砂:砂利=1:2:3とか1:3:6とかにします。
これが重いのです。
理論上はとっても簡単だけど、とにかく重いのです。

出典:http://www.diy-exterior.com

確かに、セメントと砂と砂利を混ぜていて重くないわけがありませんね。
「コンクリートの敷き方」において、最も力のいる作業かもしれません。

いよいよコンクリートを敷いていきます。
この後コンクリートを平らにならします。
そうして完成するのです。
これにて「コンクリートの敷き方」は完了です。

コンクリートを敷い方をみて。

駐車場のコンクリートの敷き方を見てきましたが、
コンクリートの敷き方にはとても手間や時間がかかるということがわかりました。
職人の人も大変です。

今回は駐車場用の敷き方でしたが、庭用の敷き方などもあります。
庭用の敷き方も手順は変わりません。

とにかくスピード。モタモタしてると固まる。
ひと通り敷いたら、コテ仕上げ。
コテ仕上げは、コテでコンクリートを叩く。すると水が出てくる。
その水を利用して、滑らかな平面を作る。
こんな感じです。

出典:http://www.diy-exterior.com

など、とにかくスピーディーに作業をしなくてはいけません。
型枠の作成や基礎砕石の転圧、
ワイヤーメッシュの位置にコンクリートの仕上げまで、
まさにこれがプロの技といわんばかりでした。素晴らしいの一言です。

最後に一言
コンクリートは、「敷く」とは言わずに「打つ」というそうです。
なのでタイトルを正確に言うなら「コンクリートの敷き方」ではなく
「コンクリートの打ち方」になりますね。

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