2015/11/20
おはなぷー
2015/12/19 更新
ガーデニングをしている人の悩みのひとつ、雑草対策。そのまま放置!だと、せっかくのガーデニングが台無しに・・・ご近所の迷惑になってしまうことも・・・。雑草が生えてしまった後と生える前のガーデニングの雑草対策を調べてみました。
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ガーデニングの敵、雑草はなぜ生えるの?
引っこ抜いてもしつこく生えてくる雑草。
そもそも何で生えるのでしょう?
雑草対策をする前に、その原因を知っておきましょう。
一度生えて種が落ちると、一年以内に条件が揃えば発芽し大きくなりますが、
発芽せず残った種は、次回の条件が合うまで待っています。
その間に徐々に死んでいく種子が多いですが、一部は更に2-3年位は生き延びて、発芽条件が揃うのを待っています。
2~3年も生き延びる種もあるなんて、恐るべし生命力!
大雨が降って水溜りができたり、流れができると、種が流され低い所に移動し溜まります。
また風では土埃が立つくらいの強い風ですと、小さな種は当然飛んでしまいます。
鳥が食べて未消化のまま糞に混じって遠くまでいく。
アリなどの昆虫が食料として運ぶ事もあります。
種を自分で植えたわけでないのに、生えてくる原因はこんなところにもあるんですね。
知らない間に人が運んできてしまうのも、原因のひとつなんですね。
様々な原因で運ばれてくる雑草の種・・・では、実際に雑草が生えてしまった後のガーデニングの雑草対策はどうしたらいいのでしょう?
除草剤はまくだけで簡単に雑草を取り除くことができます。
しかし、土に残ったままになってしまったり、ほかの植物に影響するのではないかというデメリットもあるので注意しておかなければなりません。
とくに、小さい子供が外で遊ぶ場合は除草剤はオススメできません。
除草剤のガーデニング雑草対策は、
時間がかからないメリットはありますが、安全面に不安がありそうです。
比較的、大きい庭に生えている雑草を駆除した場合は草刈り機は便利です。
けれども、取り扱いが難しかったり、根元を駆除できるわけではないので再び生えてきてしまう恐れがあります。
草刈機のガーデニング雑草対策では、雑草を刈ってもまた暫くすると再び生えてきてしまいます。
一時的な雑草対策には適しているかもしれません。
地道にこまめに、根っこごと引き抜く。地面のところで引きちぎってしまうのは避けましょう。根っこが残っていつとそこからまた生えてきます。雨天の翌日にするのがおすすめです。地面が雨で柔らかくなっているので、雑草が引き抜きやすいです。
草むしりのガーデニング雑草対策は、コストはかかりませんが、時間と肩や足腰など体に負担がかかります。
雑草が生える前のガーデニングの雑草対策はどういったものがあるのでしょう?
砂利敷き(厚さ4㎝ほど) これは、芝生やタマリュウ、草丈の低い植物植以外のエリアでしたら植物が植えてあっても、雑草対策としては有効です。
色々な種類の砂利が売っているので、自分のガーデニングの雰囲気に合ったもので雑草対策をしましょう。
バークチップとウッドチップの違いは、
バークチップは、樹皮を粉砕したもの。樹皮は松が主流。
ウッドチップは、木材自体を粉砕したもの。原料になる木材は様々。
バークチップ・ウッドチップのガーデニング雑草対策は、
砂利と同様、太陽の光を土に届かなくするので、雑草対策に適しています。
木材なので、年月がたつと土に埋まってしまったりするので、追加していく必要があります。
防草シートを敷く。これは、植物を植えていないエリアで有効です。防草シートが露出のままでは見栄えが今ひとつなので、シートの上に化粧砂利を敷きならすのがよいでしょう(厚さ3㎝~4㎝)
バークチップやウッドチップだけでなく、砂利と防草シートの組み合わせでも、雑草を生えにくくする効果が長くなります。
グランドカバーという植物をご存知ですか?
よく知られているものにアイビー(ツタ)とか、タマリュウとかがあります。葉が密で地面を這うように成長する植物の総称です。庭の雑草対策として葉が密生する植物を植えることで、地面に太陽の光が届かないようにして、雑草をはえにくくするわけです。
グランドカバーにはたくさんの種類があるので、
緑を楽しみつつ、ガーデニングの雑草対策にもなるのでおすすめです。
ガーデニング雑草対策<雑草が生えてしまった後>
・除草剤だと他の植物や人の安全面に不安がある
・一時的にはきれいになっても、またしばらくすると生えてくる
ガーデニング雑草対策<雑草が生える前>
・雑草を生えにくくするための予防が出来る
・一度コストと時間をかけることで、長い効果が得られる
コスト、時間、安全面など、何を優先するかでガーデニングの雑草対策は変わってきます。
自分に合った方法を選んで、これからもガーデニングを楽しんでください。
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