筋肉痛はもう気にならない！楽しくジョギングを続けるためのポイント

ジョギングは普通に歩く時よりも足に負担がかかります。いつもと同じ負荷なら身体は慣れていて筋肉痛にはなりません。ジョギングではいつも以上に足に負荷がかかりますので、筋肉に小さな傷がつき、筋肉痛になると考えられています。

ジョギングをした2日後に筋肉痛になると「年のせいだ」と思われることがよくありますが、筋肉痛に年齢は関係ありません。普段から運動をしている人のほうがはやく筋肉痛が出てきて、あまり運動しない人は筋肉痛が遅れてやってくるのです。

筋肉痛をはやく治す方法として有名なのが温冷浴です。温かいお風呂に入ったあと、お風呂から上がって冷たいシャワーを浴びます。これを数回繰り返します。

ゆっくり入浴する場合、熱すぎるお湯では筋肉痛が悪化することもありますので、ぬるま湯のお風呂ががおすすめです。マッサージも強すぎると筋肉をかたくしてしまうので、やさしく行いましょう。

重度の筋肉痛の場合は、休んだほうが良いですが、軽度の筋肉痛の場合はウォーキングなど軽めの運動をするほうが筋肉痛を早く治せると言われています。また、筋肉も鍛えられ、ジョギングしても筋肉痛になりにくい体質になります。

筋肉痛をはやく治すためには、しっかり睡眠をとることが大切です。睡眠には疲労を回復させ、細胞を修復する成長ホルモンが分泌されます。特にの22時～2時の時間帯に眠ると効果的です。

ジョギングで傷ついた筋肉を早く治すためには、たくさんの栄養素が必要です。筋肉の傷を治すのにいちばん必要な栄養素はタンパク質です。肉や魚、豆類をしっかり食べましょう。

筋肉痛は時間がたてば治りますが、長く続く場合は、筋肉痛ではなく他の疾患の場合もありますので、病院に受診しましょう。 また、普段から運動をすることで筋肉痛になりにくい身体をつくることも大切です。

ジョギングをする前にはウォーミングアップをしましょう。身体が温まっていないまま走ると筋肉痛やケガをおこしやすくなります。

ジョギングの後にクールダウンをすると筋肉がかたくなるのを防ぎ、筋肉痛や疲労の予防になります。ストレッチをするときは、反動をつけるのではなく、ゆっくり伸ばすと筋肉痛の予防に効果的です。

足の裏全体が地面についていますか？つま先だけを使ってジョギングしているとふくらはぎの筋肉痛の原因になります。

汗をかいて身体の水分が減ると、血液の循環が悪くなります。血液の循環が悪くなると酸素や栄養素が身体の隅々まで行き届きにくくなり、筋肉痛の原因になります。こまめな水分補給が大切です。