かわいい部屋に大変身 おススメの家具が販売されているお店はどこ?
2016/02/15
aiaichuu
阪神・淡路大震災の時に建物の中で怪我をした人の約半数は家具の転倒や落下が原因です。日本は地震大国なのでいつ大きな地震が来てもおかしくありません。怪我のリスクを下げる為には家具の転倒防止が必要です。そこで家具転倒防止グッズで地震の対策をしましょう。
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家具の転倒防止が必須
大きな地震が起きた時に心配なのが家具の転倒です。
しかも、ただ倒れるだけでなく、食器棚などは扉が開いて中の食器類が散乱し、また、冷蔵庫やピアノは移動してしまいテレビや電子レンジが飛ぶといった、日常では考えられない現象も確認されています。
約6割の部屋で家具が転倒・散乱
これを見ても分かるように地震が起きた時には
家具の転倒防止で怪我のリスクを下げられます。
内部被害による怪我の原因
地震が起きて家具の下敷きになれば怪我をするリスクはもちろん
家具の下敷きになって動けなくなり、2次災害に巻き込まれる可能性もあります。
つまり建物が無事でも、家具が転倒するとその下敷きになってケガをしたり、室内が散乱状態のために延焼火災から避難が遅れてしまうなど、居住者被害も大きくなるというわけです。
家具の倒れ方
家具によって倒れ方も違ってきます。
家具の転倒防止をする必要があります。
一般に家具であれ、建物であれ、ものにはすべて重心があり、それぞれの重心の位置は、プロポーションつまり幅や奥行き、高さ、そして重量などによって決まります。
木造の一戸建て
鉄筋コンクリート造の集合住宅
マンション
たとえば、建物が鉄筋コンクリート造の集合住宅であるか、それとも木造の戸建住宅であるかなどによって揺れ方は違いますし、同じ集合住宅でも、建物の高さや階数によっても、揺れ方は違います。
家具の転倒は種類や形によってそれぞれ違ってきます。また住んでいる住宅により揺れ方も違ってくるので家具の転倒防止はどの家具にも必要になります。
転倒させないメカニズム
家具は種類によって、建物の揺れ方によって動き方が違ってきます。
予測不可能な家具の転倒防止をしなければいけません。
具体的には、洋ダンスや冷蔵庫のような背の高い家具や家電製品には、前後に揺れながら歩いて移動してしまうロッキング移動と呼ばれる動きもみられます。また、食器棚や整理ダンスのように積み重ねてある家具の上の部分や、テレビ台に載ったテレビなどがジャンプをしたり落下するケース、あるいはロッキングを起こさずに床面を滑って移動をするケースなど、置かれた条件によってその動きは多様です。
家具の転倒防止には固定が必要
家具は倒れるだけではなく移動もします。
そのため固定をすることで転倒防止になります。
家具転倒防止グッズには種類によってそれぞれ効果が違ってきます。
例えば壁にL字型の器具を打ち付けるのは面倒臭い。簡単な家具転倒防止グッズが欲しいなど。そこで効果の小さいものから大きいものまでを紹介します。
家具転倒防止グッズストッパー式
このストッパーは主に家具の下部に取り付けます。しかし大きな地震の時には家具転倒防止の効果は小さいです。
家具転倒防止グッズマット式
こちらも同じく家具の下部に取り付けるマット式です。ストッパー式同様家具転倒防止の効果は小さいです。
家具転倒防止グッズポール式
家具の上部を固定します。しかしこちらも家具転倒防止の効果は小さいです。
家具転倒防止グッズベルト式
こちらも家具の上部を固定します。家具転倒防止の効果は今までの転倒防止グッズよりも効果はあります。
家具転倒防止グッズL型金具(上向き取り付け)
こちらは大きな地震が起きても家具転倒防止効果は大きいです。しかし、ビスで金具と壁を固定する必要があります。壁側に穴を開けられない賃貸住宅の方にはお勧めできません。
家具転倒防止グッズL型金具(下向き取り付け)
L型金具は下向き取り付けの方が家具転倒防止効果が大きいです。しかしこちらも壁に穴を開ける必要があります。
持ち家の場合でも、一般的な壁は石膏ボードという「すかすか」の素材なのでビスが効かず、L型金具を固定するための木の横板を新たに壁側に設置する必要があり、工務店などに依頼せざるを得なくなります。それが費用や手間の面で大きな障害となり、一向に進まないという状況に陥っています。
どうしても壁に穴を開けられない家に住んでいる方は効果が大きい家具転倒防止グッズで地震の対策を諦めなければいけないのでしょうか。そんなことはありません。実は壁に穴を開けなくてもL型金具(上向き取り付け)と同じ効果が出るやり方があります。
さきほど紹介した家具転倒防止グッズの組み合わせで
L型金具上向き取り付けと同じ家具転倒防止効果が期待出来ます。
ポール式+マット式
家具の底面にマット式ストッパー器具を設置し「踏ん張った」状態にした上で、家具と天井の隙間をポール式器具で「突っ張る」という二つの家具転倒防止対策をするだけでL型金具で家具転倒防止をしている効果と同じになります。
ポール式+ストッパー式
ポール式とストッパー式でも同じ効果があります。壁に穴を開けたくないという方には是非試してもらいたい家具転倒防止のやり方です。
お金を節約したい
そんな方にはポール式の代わりにダンボール箱を家具と天井の間に隙間無く詰めて下さい。隙間が残る場合は新聞紙などで埋めてください。
ストッパー式の代わりに新聞紙などを折り畳んで敷き
家具を壁側に少し傾斜させれば「合わせ技」の完了です。
地震による怪我の半数は家具の転倒です。家具の転倒防止をすることで2次災害に巻き込まれるリスクも減ります。今は便利な家具転倒防止グッズが売っているので、皆さんも地震の対策をしましょう。
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