2016/06/03
popolon
2016/06/20 更新
和室にどのようなイメージをお持ちですか?落ち着いた和風なイメージもありますが、日本家屋独特の暗くて地味な印象もありますね。そんな和室をおしゃれに見せるにはどうしたらいいのでしょうか。おしゃれな和室レイアウトを参考にするのも、一つの方法です。
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和室というと、どうしても古臭い、昔っぽいというイメージがありますよね。
和室の要素で、特にそう感じさせるものがいくつかあります。
畳、襖、照明、壁紙です。
和室をオシャレに見せるには、まず和室を知ることから始まります。
まずはそれらについて、見ていきましょう。
和室とは、畳敷きになっている部屋のことを言います。
どんなに洋風インテリアを飾っても、カラフルに仕上げても、畳敷きであれば和室と言えます。
逆に言えば、畳を取り除いでしまえば、和室ではなくなってしまうのです。
では、畳敷きのまま和室をオシャレに見せることができるのでしょうか?
もちろんできます。
画像のようにヘラなしの琉球畳を使えば、モダンな和室を演出できます。
また従来の畳でも、インテリアレイアウト次第でおしゃれに見せることは可能です。
和室の扉と言えば、襖ですよね。
部屋を仕切るための襖、押入れの扉としての襖など、万能アイテムです。
しかし古い襖は、現代インテリアと相性がいいとは言えません。
そんなときは、襖の取り換え、リメイクがおすすめです。
既存のオシャレな襖に取り換えたり、土台はそのままにカッティングシートを貼ったり。
襖はとても存在感のあるものなので、お部屋の印象をがらりと変えてくれますよ。
和室の照明というと、一般的にこのような照明を思い浮かべますよね。
四角く、暖色系の光が特徴的です。
旅館のような雰囲気で風情があり素敵ですが、ソファやベッドなど現代家具とは合わせにくいものです。
そういう場合は、このような球体の照明がおすすめです。
和風な雰囲気は残しつつも、モダンな印象も与えてくれます。
無理に洋風にするのではなく、和洋の融合を楽しむ照明も素敵です。
長く住んでいると、どうしても劣化してきてしまうのが壁紙です。
暗くて地味な色味の壁紙だったり、ただの白い壁紙だとくすみや汚れが目立ったりしてきます。
そんなときは、壁紙を貼りかえるのがおすすめです。
白い壁紙を新調するのもいいですし、鮮やかな色や柄のある壁紙を使うのも素敵ですね。
壁紙は襖紙の張替と違い、技術を要するので、施工会社に頼むといいでしょう。
和室を洋室に変えるのではなく、
和室本来の要素を活かした、オシャレな和室を作っていきたいですね。
一人暮らしの場合、格安賃貸で和室に住んでいる方もいると思います。
そんなワンルーム和室のおしゃれレイアウトを見ていきましょう。
文机やちょうちんのライト、和室に合わせてインテリアも純和風にまとめてあります。
畳の良さを活かすため、置き型の家具はほとんど置かずに、ごろんと寝そべられるようになっています。
アジアンテイストな和室レイアウトです。
ちゃぶ台や畳で和風感を表しながらも、麻のすだれや座布団で、異国情緒も感じるおしゃれな和室になっています。
かごやクッションなど自然素材の物で統一された和室です。
畳もいぐさという自然素材を使っているので、しっくりとまとまりのあるレイアウトになっています。
壁を木目にリメイクすることで、洋風の要素を取り入れた和室です。
しかし部屋中央には、日本ならではのこたつ。
一見ミスマッチに見えるレイアウトですが、ダークな木目を使うことで落ち着きのあるお部屋になっています。
広めな和室ワンルームです。
畳はそのまま座るものというイメージがありますが、あえて椅子やチェアをレイアウトしています。
こういったクラシカルモダンな雰囲気は、センスの良さを感じさせます。
ムードあふれる和室レイアウトです。
和室に蛍光灯を付けると、いかにも昔の和室!と雰囲気に気になりがちですが、電球色の照明なら柔らかな光でオシャレに見せることができます。
こじんまりとした和室レイアウトです。
収納棚、ベッド、テーブル、必要なものをすべて配置しています。
収納棚やテーブルは和風ですが、ベッドは洋風のもの。
だからベッドカバーや布団は、その他インテリアに合わせたブラウンで統一感を持たせています。
レトロな和室レイアウトです。
全体的にレトロなアイテムで揃えた、ノスタルジックな印象を受けます。
ちゃぶ台も、アンティークアイテムと呼べますね。
昔ながらの日本家屋を思わせる、和室レイアウトをご紹介します。
広々とした和室は、ぜひ畳を活かしたモダンな雰囲気にしたいですね。
光をたっぷり取り入れた和室です。
モノトーンでまとめた暗めトーンの和室ですが、光を取り込むことで明るく清潔感のある空間になっています。
趣のある和室です。
掘りごたつと床の間のある、純和風のレイアウトでが素敵ですね。
日本人なら落ち着くこと間違いなしの和室です。
格子の障子や照明など直線デザインのものが多い、スッキリとした和室レイアウトです。
畳のヘリが直線になっているので、和室には曲線より直線がマッチします。
家具がおしゃれポイントの和室
畳の上にラグをひくのも、おしゃれです。
すべて覆うではなく、テーブル付近だけひけば、和室の良さは残しつつアクセントになります。
柄物を取り入れれば、現代的なのにどこか古風で懐かしい雰囲気です。
旅館のような、純和風の和室です。
色味は地味に見えますが、照明や観葉植物などメリハリになるアイテムで、おしゃれにレイアウトしています。
縁側のある昔ながらの和室です。
地べたに座るのではなく、テーブルとチェアをレイアウトしています。
また障子ではなく、ロールスクリーンを取り付けているのもおしゃれですね。
現代建築のおしゃれな家にも、一室は寝転がれるような和室があるはずです。
そんな一軒家の中の和室レイアウトをご紹介します。
現代建築の和室は、ここまで進化しています。
明るめの、すっきりした爽やかな和室です。
物をあれこれ置かずに、来客用のお部屋として使うのもいいですね。
階段の横に、さりげなく和室を設けています。
あえて部屋の扉を作らず、開放的なスペースにしています。
椅子に座ることが多い家で、地べたに座れる空間です。
壁の裏に、半閉鎖的な和室を作っています。
ひっそりと佇む和室は、一人で物思いにふけりたいとき、横になって休憩したいときに使いやすいですね。
小上がりのように、段差のある和室です。
少し段差を付けることで、特別感が出ますね。
奥に見えるリビングとの仕切りを、壁ではなく柱を並べることで、圧迫感のない空間になっています。
小さめな畳ゾーンのあるお部屋です。
和室として一室取れなくても、畳のスペースを作り、窓を和風にレイアウトするだけで和室のようになります。
子供のプレイルームとしても、使えそうです。
とにかくおしゃれで、これが和室!?と思ってしまうようなレイアウトがたくさんです。
ロフト部分に畳を敷けば、和室に早変わりです。
天窓が近いので、寝転がれば開放をたっぷり感じられるお部屋になります。
畳というと緑のイメージがありますが、最近はいろいろなカラーのものがあります。
白っぽい畳なら、洋風のインテリアにしっくりくるレイアウトになります。
モダンな空間にあるのに、違和感を感じさせない和の空間です。
インテリアアイテムの色や素材を統一させることで、畳なのに畳を感じさせない、レイアウトですね。
和室をリビングとして利用しています。
フローリングに置きがちな大きなソファも、畳の上に。
和と洋、それぞれを組み合わせた、ハイセンスなレイアウトです。
いかがでしたか。
和室のイメージがガラッと変わったはずです。
和室のレイアウトを考える場合、まずは純和風にするのか、モダンテイストにするのか、ある程度方向性を決めてから、取りかかるといいでしょう。
部屋を作り上げる人それぞれのアイディアで、幾通りものレイアウトが生まれそうですね。
ぜひ和室のある部屋に住んでいる方は、おしゃれなレイアウトの参考にしてみてください。
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