洗濯機のサイズ選びに迷ったら!意外な注意点があるので気を付けて!
洗濯機を買う時に、誰でも迷いがちなのがサイズ選びですよね。でも、実はその洗濯機のサイズを選ぶ際には、意外と知られていないような注意点があります。洗濯物の量や洗濯機に求める機能などで選び方は様々ですが、選ぶ際の注意点や参考にしてほしいことをまとめてみました。
洗濯機を購入しようと、いざ家電量販店に行ったら、いろいろありすぎて迷ってしまって、結局買えなかった、なんてこと、ありませんか?
洗濯機を買うにはそのサイズ選びがとても重要です。
さらに、そのサイズを選ぶための下準備も必要です。
洗濯機のサイズ選ぶ際に必要な事前の準備と注意点をご紹介します。
洗濯機の置き場所を確認しよう
いざ洗濯機を買おうとした場合、どのようなことに注意が必要でしょうか?
サイズ選びはもちろん、使う側として重要ですよね。
でも、まず最初に考えたいのは、実は洗濯機をどこに置くのか、ということです。
室内に洗濯機置き場がある場合はこのように防水パンと呼ばれる、排水口のついた受け皿が設置されていることが多いです。防水パンがあると洗濯機からの漏水を防げるので、もし故障などで洗濯機から漏水しても家が傷まずに済みます。
洗濯機置き場に防水パンがない場合はこのように排水溝がそのままです。お掃除にはこちらの方が実は楽だったりします。
漏水が心配の場合は、漏水防止「オートストッパ付き給水栓ノズル」といって、給水ホースが外れても自動的に水が止まるという、便利な水栓ノズルがありますので、そちらを購入するのがお薦めです。
家の中ではなく、外に置く場合は、洗濯機がしっかりと安定しておけるサイズの土台があると安心ですね。もちろん、洗濯機を置く場所の近くに電源と水栓がないと洗濯はできませんので注意が必要です。また、排水もできる場所かどうかの確認も必要ですね。
洗濯機を設置するために洗濯機置き場の寸法を測ろう
洗濯機を買ってきたのに、いざ置いてみようとしたら入らない、蛇口が届かなかったり逆に邪魔になったり、コンセントの位置が隠れてしまって使えないなど、困った事態になるのを防ぐには、事前の各場所のサイズの採寸が不可欠です。
測るポイント
①洗濯機置き場のサイズ 奥行、幅、高さ
②防水パンのサイズ
③排水溝の大まかな位置
④洗濯機用の水栓となる蛇口の高さ
⑤電源の位置
洗濯機を購入する前に、各サイズを測って簡単な図面にしておくと便利ですね。
防水パンを採寸するときは、内径を測りましょう。外径に合わせて洗濯機を買ってしまったら、サイズアウトしてしまいますので、ご注意ください。
また、防水パンの枠の高さも測りましょう。そのサイズによっては洗濯機の高さ調節用のアタッチメントが必要になる場合があります。
給水栓の蛇口と洗濯機の高さにも注意が必要です。目安としては、洗濯機本体よりも10cm高い場所に蛇口があることです。防水パンや設置台がある場合は、本体の高さがその分高くなるのでそのサイズにも注意が必要です。
見落としがちな、洗濯機搬入の際の経路もサイズを確認しておくと、購入後の設置がスムーズになります。玄関がだめなら窓から、というように搬入経路もしっかりと考えておきましょう。
ドラム式洗濯機
ドラム式の洗濯機の利点は、洗濯から乾燥まで一台でやってくれるということ。便利なうえに節水にもなるのが人気の理由。またスタイリッシュなそのデザイン性もあって、ドラム式を選ぶ人も多いとか。
ただ、サイズが大きくて場所をとるので、狭小住宅などでは置くことができないのと、小さなお子さんが閉じ込められるという事故が起きたりと心配な面もあります。
ドラム式の洗濯機は基本的に横向きのドラム槽を回転させて、衣類を上から下に落とすことでたたき洗いを行います。少ない洗剤の量で衣類に優しい洗い方が特徴ですね。
ただ、そのたたき洗いがゆえに、繊維が寝てしまうため、脱水した後の洗濯物はそのまま干すとごわごわしてしまいがちです。
タテ型洗濯機
タテ型洗濯機は、多くの水を使うのと同時に洗剤の量も多く使います。洗濯機の底についている羽根でが回ることで衣類同士が擦り合わせされて汚れが落ちる仕組みです。なので衣類の生地の負担が大きく、絡みやすいうえにシワや痛みもできやすいです。その分洗浄力が強く、泥汚れを含めて、衣類の汚れがよく落としてくれます。
ドラム式洗濯機と比べて分が悪そうなタテ型洗濯機ですが、メリットもちゃんとありますよ。
・タテ型洗濯機は安価で手に入る。
・縦だから、洗濯物を入れたり出したりするときに腰の負担が少ない。
・乾燥機能は申し訳程度だけど、天日干しした時に洗濯物がふっくらする。
・洗濯時間が短くてすむ。
・置き場所のサイズをあまりとらない。
どちらの洗濯機を選びますか?
小さなお子さんがいるから、泥汚れがひどいから、コンパクトなサイズにしたいから、洗濯機はタテ型にしたい。
時間があまりないから、節約志向だから、乾燥までやってくれるドラム式が良い。
人それぞれに色んな洗濯機の選び方があると思います。
ドラム式とタテ型の洗濯機、どちらにもメリット・デメリットがありますので、ご自分のご家庭のニーズに合わせて検討してみてくださいね。
一人暮らしだと、小さなサイズの洗濯機でも大丈夫、そう思っていませんか?
でも、どうしても洗濯物をためてしまいがちですよね。だから週末や家に早く帰れた日にまとめて洗濯する、しかも部屋干しになってしまいがち、という人も多いのではないでしょうか?
ひとりの洗濯物の一日分の目安は、1.5kgと言われています。意外と多いですか?上下の下着にインナーやアウターなど、それに靴下やハンカチ、実はそれなりの量になるんです。
ですから、一人暮らしでまとめて3~4日分をまとめて洗濯するのであれば、1.5kg×4として、6kg以上の洗濯容量があるサイズの洗濯機を購入するのが良いでしょう。
ドラム式洗濯乾燥機「プチドラム」
洗濯に時間をかけられない、部屋干しになりがち、そんな一人暮らしなら、乾燥までしてくれるドラム式洗濯機をおすすめします。コンパクトなマンションサイズ 「プチドラム」はいかがですか?洗濯容量は6.0kg、乾燥3.0kgというサイズになっています。
シャープ ES-S70
こちらもコンパクトなドラム式洗濯機です。本体サイズ幅59.6cm×奥行60.0cmなので置き場所にも困ることがないのが嬉しいですね。時短モードがあるので忙しい人にもおすすめです。洗濯容量は7kg、乾燥容量は3.5kgとたまった洗濯物もスッキリのサイズです。
ES-GE70R-A
置く場所はちょっと狭いし、ドラム式は高いし、乾燥機能まで必要ないという人には、抗菌の洗濯槽と洗濯槽洗浄機能がついた全自動洗濯機をおすすめします。
一人暮らしの場合と同じように、ひとりの洗濯物の一日分の目安は1.5kgですから、かけることの家族の人数で洗濯機の必要な容量で選ぶべきサイズが分かると思います。
もし4人家族なら・・・
約1.5kg×4人=約6kgですね。
ただ、タオルやシーツなど大きな洗濯物などを洗いたい場合も多いでしょうから、洗濯容量7kg以上の洗濯機サイズがおすすめとなります。
洗濯機は高価ですし、そんなにすぐには壊れないですから、なかなか買い換えない大型家電のひとつですよね。
ですから、購入時のサイズ選びは慎重にしましょう。
サイズで迷ったときは、「大は小を兼ねる」と考えて、小さなものよりも大きなものを選んだ方が後悔しませんよ。
まとめ洗いをする家庭におすすめ ななめドラム洗濯乾燥機(NA-VX9600L/R)
洗濯物をまとめて洗う場合には、大容量の洗濯機サイズを選ぶと良いですね。家族が多い場合にも、こちらがおすすめです。
洗濯容量は10kg、乾燥容量は6kgと沢山の洗濯物を洗って乾燥出来ちゃいます。
タテ型でしかも大容量洗濯&乾燥が可能! 日立 ビートウォッシュ BW-D11XWV
タテ型の洗濯機でも、11kgの洗濯容量と6kgの乾燥容量があって、とても機能的なものがありますよ。
性能以外にも、洗濯槽の底までが浅くなっているので、背の低い女性に優しい設計なのもおすすめポイントです。
洗濯機の購入の際に迷いがちなサイズ選びに関してまとめてみましたが、いかがでしたか?
求めたい洗濯機のサイズは人それぞれだと思いますが、もし迷った時は参考にしてみてくださいね。