メダカ水槽をオシャレに♪クリスタルキューブでメダカ飼育をしよう♪
2016/04/21
グリ777
2016/02/29 更新
メダカ飼育の初心者の方ほど最初は手軽な小型の水槽から始める傾向にあるでしょう。しかし小型の水槽は水量が少ないため水質の変化や水温の変化が急激になりがちです。では、いったいどんな水槽がメダカにとっておすすめなのか紹介していきます。
メダカについて
メダカの寿命
1~2年
※飼育下ではその限りではなく、長いものでは3~5年程度
適正温度
15~28℃
生存可能温度
3~42℃
※年中無加温でも大丈夫です。
産卵開始水温
18~20℃以上(産卵時期は、4月~9月頃まで)
※ヒーターを導入して保温すると年中繁殖します。
水質
弱酸性~弱アルカリ性
備考
水流に弱い(本来メダカは、ゆったりとした水流の場所に住んでるため)
メダカの飼育準備
メダカを購入する前に必ずメダカの水槽、メダカの器具、メダカ用の水槽に入れる水草、メダカのエサ等を揃えてから購入しましょう。
水槽に入れる水のカルキ抜き
水道水には、魚に有害なカルキ(塩素)が含まれています。
メダカの購入前にあらかじめ水槽をセッティングして、カルキ抜きした水を注水しておきましょう。
(※カルキ抜きは、日光に当ててカルキを分解する方法と市販のカルキ抜き剤があります。浄水器でも可。)
日光に当ててカルキを分解する場合は、日差しの強さにもよりますが、2、3日当てれば完全に抜けてるはずです。
底床(読み:ていしょう)を購入した場合も先に入れておきましょう。
水槽の立ち上げ方
物理濾過
注水後は、水槽に濾過器をセッティングして起動チェックをします。起動後は、濾過器を稼動させたままにしましょう。 濾過器で大まかなゴミを濾し取る事を、物理濾過と言い現状ではこれが出来る段階になりました。
生物濾過
次に重要なのは、生物濾過です。見た目が透明で綺麗な水にも有害な物質が溶け込んでる場合があります。 腐ったゴミや糞尿はアンモニア(有害)に変性し水槽内にたまる一方ですが、生物濾過ではこれをある程度解消出来ます。
水槽内に溜まった魚に有害な物質は、バクテリア(微生物)によってより害の少ない物質に分解されます。 (※バクテリアが有害な物質を餌にするため)
糞尿→アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩→窒素→気化
上手くいけば水飼え無しで水槽を維持出来る事になります。 (※実際には窒素→気化の段階が難しく(硝酸塩止まりになります。)定期的な水替えが必要になります。)
バクテリアは主に底床や濾過器(濾材)に住み着きます。 バクテリア(微生物)を定着(増殖)させるには、時間がかかるため最低一週間程、濾過器を稼動させたままにしましょう。
(※水槽に注水し濾過器を稼動させて最低1週間以上経過して初めて水槽が立ち上がったと言えます。)
メダカ水槽の立ち上げ後
水槽が立ち上がったら、生体(メダカ)を購入しましょう。 メダカを購入したら直接水槽に入れずに必ず水合わせをしましょう。
水合わせとは
生体は袋に入ってます。この生体の入った袋を30分~1時間程度水槽に浮かべて、袋の水温と水槽の水温を合わせます。
出来れば水質も合わせておきたいです。袋に針で穴を開けてじっくり時間をかけて水質を合わせましょう。
ただし、ショップの水を水槽内に入れることは一般的にはあまり推奨されてないので気になる方は水合わせキット等で水合わせをしましょう。
メダカの飼育に必要不可欠な水槽の大きさですが、個人的には小型の30cm前後の水槽をオススメします。60cm規格の水槽は安価で水質の変化や水温の変化が緩やかで安定するメリットがあり一見、良いこと尽くめに思えます。
しかし、水、水槽自体の重さ、底床(読み:ていしょう)等を合わせれば60kg程の重量になるデメリットもあります。広いスペースを確保する必要がありしっかりした置き場所 を選ばないと事故にもつながります。
※メダカはとっても丈夫でペットボトルやプラケースで管理している方もいるため、小型の水槽で問題ありません。
基本的な規格は、30~120cm(約12~200L)です。
そのうち最も普及しているのが、30cm水槽、45cm水槽、60cm水槽です。下記にそれぞれの特徴をまとめました。
30cm水槽(約12L)
~メリット~
45cm水槽、60cm水槽に比べて軽い。メンテナンスが手軽。
小型水槽なので、設置場所が選びやすい。
~デメリット~
手軽な分、水量が60cm水槽の約5分の1と非常に少なくメンテナンスの回数が多くなる
45cm水槽(約35L)
~メリット~
小型水槽と比べて水質が比較的安定し、60cm水槽と比べて設置場所が比較的選びやすい。
~デメリット~
60cm水槽と比べると水が少し汚れやすい。
60cm水槽(約55L)
~メリット~
水量が多く水質が安定するためメンテナンス回数が少なくて済む
~デメリット~
注水時に30cm水槽、45cm水槽に比べてかなり重い
水槽自体が大きいので設置場所が限定される
水槽の材質にはガラスとアクリルがあります。
個人的には長い間きれいに保てるガラス水槽がオススメです。下記にそれぞれの特徴をまとめました。
ガラス水槽
~メリット~
60cm水槽までならガラス製の方が安い。傷が付きにくく、長い間きれいに保てます。
(気にせず掃除できます。)
~デメリット~
水槽自体が重い
誤って物をぶつけてしまうと、割れやすい。
アクリル水槽
~メリット~
少しくらい物をぶつけても割れない。かなり丈夫。しかし傷は付く。
軽い。ガラス水槽より軽く持ち運びが楽。
~デメリット~
表面に傷が付きやすい。
長年使ってると細かい傷だらけになるためぼやけて見える。
気を付けていても、掃除をすると必ず細かい傷が付きます。
水槽にはフレーム有りとフレーム無しがあります。
あまり重要ではないので飛ばしてメダカの器具を読んでも構いません。
フレーム有り
~メリット~
水槽の四方をフレームで強化されているので比較的強度が高い
上部濾過や照明などの規格汎用品が多くあるため、選択肢が多い。
フレーム無しに比べ安価。
~デメリット~
その反面、インテリア感覚で置くには比較的見映えが悪い
フレーム無し
~メリット~
フレームがないためスッキリ見え、見た目が少し良い
~デメリット~
フレームが無いので割れやすい。
強度をつけるためにガラスを厚くしているのでフレームが有る水槽に比べ比較的重量がある
水草について
水草は有害な物質を養分として吸収し水質浄化作用を高める役割があり、酸素供給などのメリットがあります。
またメダカの隠れ家やメダカの産卵場所としても必要不可欠な存在です。
鑑賞面での美しさにも一役買っており、デメリットも特に思いつきません。
水草を入れる際の注意
ペットショップなどで入荷された一部の水草には残留農薬が付着している場合があります。
基本的にメダカに影響のない範囲のはずですが、残留農薬の影響で一晩でエビ等が大量死したケースもあるようです。
一度に大量の水草を入れるのは控えたほうがいいかも知れません。可能ならしばらくは別水槽で育てましょう。
メダカのエサについて
メダカは雑食性で、わりと何でも食べます。
飼育下では、ペットショップで売られている市販の人工飼料で十分でしょう。
人工飼料は水が濁りづらく、栄養のバランスもとれているのでオススメです。
鑑水面にしばらく浮いていてくれた方がいいので、フレーク状のものがよいと思います。
メダカの餌のあげ方
メダカは水温によって臓器(おなか)の活動が良くなったり、悪くなったりします。
水温が適温(ちょうど良い温度)であれば盛んに餌を食べ、消化も良く、水温が低いと消化も悪くなります。
メダカの様子を見て餌(エサ)の量を調節しましょう。食べきれる量を上げましょう
メダカが餓死することはほとんどありません。
むしろ餌(エサ)のあげ過ぎによる水質の悪化等が死因の事の方が多いです。餌(エサ)は控えめに与えましょう。
まとめ
これからメダカを飼おうと思っている方の参考になったでしょうか?
メダカを飼うためにはまず、環境を整えることが第一歩です。環境が整ったらお好みのメダカを飼ってきて育ててみて下さい。
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