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    日本では、北枕は亡くなった方が寝る方角ですが、風水では違います。

    日本では、北枕は縁起が悪いと言われますが、風水では北枕は違う意味があるようです。風水は古くから中国で行われていた気を取り入れた環境学だそうですが、特に金運などの運気を上げる方角等があるようです。北枕にどんな意味があるのか調べました。

    風水とは?

    ☆風水ってなに?

    風水とは、今から約四千年前に中国で発祥した、「気」の力を利用した環境学のこと。
    そういうと難しく聞こえるかも知れませんが、風水とは、衣・食・住、行動など、自分の環境すべてを使って運を開いていく、いわば、開運のための環境学なのです。
    「環境が運を決める」これが、風水の基本的な考え方です。本来持って生まれた運は、本人にはどうすることも出来ません。でも、その運をどんどん増やしていける方法があるといったらどうでしょうか?
    その方法を示すのが風水なのです。風水とは、自分に影響を与えるあらゆる環境を使って、運を開くためのマニュアルと言えるのです。運が悪いと思う人は、まずは自分の環境を見回してみましょう。
    かならずそこに自分の運を落としている原因を見つけることができるはず。それを取り除き、運を呼び込むための風水を実践することで、どんな人でもかんたんに運のいい人になれるのです。

    ☆陰陽五行説って?

    風水の基本は、「陰陽五行説」にあります。
    「陰陽五行説」とは、自然界に存在する全てのものは「木・火・土・金・水」の五行に分類され、「陰」「陽」いずれかの性質を持つという考え方。
    「木」は木製のもの、「火」はプラスティック製品や化繊類、「土」は陶器、「金」は金属や鉱物、「水」は暗い場所に置いた、陰に属するガラス製品(明るい場所のガラスは陽に属し、「火」になる)などに当てはまり、また、物だけではなく、人も女性は「水」、男性は「火」に属すると考えます。
    「陰・陽」は、明・暗、新・旧のように相対する性質を持ち、女性(陰)と男性(陽)がそうであるように、お互いを支え合っている存在。
    陰がなくては陽は成り立たず、陽がなくては陰は存在しないのです。
    このバランスがものごとの調和を保つものとするのが「陰・陽」の考え方です。

    ☆五行の相性って?

    「五行」(木・火・土・金・水)にはそれぞれお互いを生かし合い、運気を強めていく、「相生(そうじょう)」の関係があります。
    例えば、金属は土の中から生み出されるため、「金」と「土」には「生まれる」という気が生じます。
    お互いに生かし合う関係から、これを「相生(そうじょう)」と呼びます。
    一方、「火」と「水」の関係のように、お互いが対立し合って運気を低下させる「相剋(そうこく)」の関係も存在します。
    「水」は「火」を消してしまうため、生み出す力が存在せず、お互いの気を消滅させてしまいます。
    よって、この関係は「相剋(そうこく)」となってしまうのです。
    「相生(そうじょう)」の関係を上手に使い、「相剋(そうこく)」となるような関係を避けることが、風水を実践していくための基本となります。

    ☆方位ごとの運気について

    風水では、方位についても「五行」をベースに考え、それぞれの方位の運気を司ると考えます。方位の持つ運気や相性のいいカラーを上手に利用してみましょう。

    ◇北-恋愛運 / 金運 / セックス運 / 信頼 / 秘密も守る力
    ◇北東-相続 / 不動産運 / 貯蓄運 / 転職 / 転居 / よい変化
    ◇東-仕事運 / 発展運 / 勉強運 / 若さ / 情報 / 音
    ◇東南-結婚運 / 恋愛運 / 旅行運 / 緑全般 / 香り
    ◇南-人気運 / ビューティー運 / 知性・直感力 / 芸術 / 別離
    ◇南西-家庭運 / 健康運 / 不動産運 / 安定 / 努力
    ◇西-恋愛運 / 金運 / 商売運 / 楽しみごと
    ◇北西-出世運 / 玉の輿運 / 事業運 / グレードアップ / 人からの援助
    ◇中央-総合発展運

    風水ってやっぱり環境学だったんですね~!
    この風水にもいろいろな考え方があるようなので、風水についてもう少し調べてみました。

    風水について

    ☆風水は環境学

    風水は環境学であり、運命論的な占いとは異なります。こうした風水に関する基礎知識から、風水に対してみなさんが疑問に思っている点をまとめてみました。

    風水は「風」と「水」の環境学
    風水とは、読んで字のごとく「風」と「水」。中国の漢の時代から伝わる環境学です。

    風は気の流れやエネルギーの流れなど目に見えないものから、実際に体で感じる空気の流れのこと。水は空中に含まれる水分をはじめ、自然界全体の水のことを指します。

    出典:http://fusui-do.com

    風水の発祥は古代中国の漢の時代にさかのぼります。当時の漢は、厳しい気候と黄河の氾濫に悩まされていて、多くの死傷者を出してきました。

    こうした厳しい環境の中で、いかに住まいを快適にするか、様々な観測データを元に家づくりのノウハウが確立してきました。こうして、長年のデータと知恵が集大成され、「風水」が確立されたのです。

    ☆風水って胡散臭いと思っていませんか?

    風水と聞くと「占いみたい!」とか「なんとなく胡散臭い!」というイメージがみなさんにあるみたいです。しかし、風水の基礎を学べば学ぶほど、実は理にかなった学問だということがわかります。

    そもそも、私たちが生きていく上で、周囲の「環境」なしには生きていけません。そして、その生きていく「環境」は悪いよりも、良いほうがいいに決まってます。つまり、環境が人生に影響を与えるのです。

    もちろん、環境が全てではありませんが、少なからず環境は人生に影響を与えます。私たちは、その事実に目をそむけるわけにはいきません。

    そうした意味で、環境を考える「風水」は、私たちの人生を豊かにしてくれるものだと考えることができます。

    ☆日頃の努力と風水で豊かな幸せライフを

    また、不思議なことに風水を取り入れる人は、成功者に多いのも事実です。風水を取り入れて成功したか、成功したから風水を取り入れるようになったかは定かではないですが、会社経営者、一流のスポーツ選手、芸能人などに風水ファンは多いのです。

    大切なのはベストを尽くすということです。どんなことにも最善を尽くす。そして、いろいろなことに興味を持って、準備をする。こうした考えが大事だと思います。

    かといって、風水ばかりに頼って、日頃の努力を怠るのは良くないことです。しかし、日頃の努力とともに、風水を取り入れて環境改善を図ることは、決して無駄なことではないと思います。

    ☆占いと風水の違い

    占いと風水の決定的な違いは「運命を変えることができる。」という点です。占いは未来こうなりますという予言にすぎませんが、風水は工夫次第でいくらでも未来を変えることができます。

    ですから、風水をするにあたって、「運命論」的な考え方はやめてください。つまり、自分の家の家相はよくないからだめだと諦めるのではなく、良い方向に変えるような努力をすべきです。

    また、こうした考え方がそもそも風水の基本理念です。中国の漢の話を思い出してください。彼らは最悪の環境から、よりよい環境へと変える努力をし、そこで風水が生まれたのです。

    悪い運をさらに悪くするのも、良い運をどんどん取り入れるのも、すべてはあなた次第。今の環境にちょっとした風水を取り入れることで、誰にでも住みよい環境を作ることはできるのです。

    風水と占いの違いは「運命を変えることができる。」なんですね!自分の運命を変える為に運気を下げる事はしないで、少しでも運気を上げる努力をするわけですね!
    では、北枕も運気を上げる事なのかもしれません。
    次は、「北枕」が日本の考え方と「風水」での考え方の違いを調べてみました。

    なぜ日本では北枕は縁起が悪いと言われるのか?

    ☆北枕は縁起が悪い

    「北枕は縁起が悪い」という話は、誰でも1度くらいは聞いたことがあるでしょう。部屋の模様替えなどのときには、ついつい意識してしまう方もいらっしゃいますよね。ではなぜ日本では北枕は縁起が悪いと言われるのでしょうか?

    ☆なぜ北枕は縁起が悪いのか?

    なぜ北枕は縁起が悪いと言われるのかというと、日本では死者を北枕で寝かせるという風習があるからです。つまり、北枕は自然と死をイメージしてしまうということでしょう。外国では死者を北枕で寝かせるという風習はないので、北枕は縁起が悪いとは考えられていません。北枕は縁起が悪いという迷信は、日本特有のものなんですね。

    ではそもそも死者を北枕で寝かせるという日本の風習はどこからきているのでしょうか?これは仏教の開祖であるお釈迦様にまでさかのぼります。

    『涅槃経(ねはんきょう)』という経典によると、お釈迦様が入滅した(亡くなった)とき、「頭北面西(ずほくめんさい)」、つまり、頭が北向きで顔が西向きの状態で横たわっていました。そして、そのまま仏陀(「悟りの境地に至った者」という意味)となりました。

    そのため、仏教信仰が広がっていた日本では、お釈迦様のように仏として極楽浄土に行けるように、死者を北枕で寝かせる風習が広がっていったのです。

    お釈迦様は普段から北枕で寝ていた?

    ☆お釈迦様が北枕?

    もともと北枕は縁起が悪いものではありません。たとえば、お釈迦様が普段は南枕で寝ていたのに、入滅する(亡くなる)ときにだけ北枕で寝ていたのであれば、確かに北枕は縁起が悪いでしょう。でも実際にはお釈迦様は普段から北枕で寝ていた可能性が高いのです。

    仏教発祥の地であるインドでは、古来より「北に理想の国・南に死の国がある」と考えられてきました。そのため、インドでは現在でも北枕で寝るという習慣が残っています。たとえば、ホテルなどの宿発施設は、できるだけ北枕になるように部屋が設計されています。

    したがって、お釈迦様も普段から北枕で寝ていたと考えるのが自然ではないでしょうか?約2500年ほど前のことですから、正確な事実はわかりません。しかし、もしそうだとすれば、決して北枕は縁起が悪いものではないでしょう。むしろ、お釈迦様と同じだと考えると、北枕は縁起がいいぐらいです。

    『涅槃経)』でお釈迦様が入滅する(亡くなる)シーンだけを読んだ日本人の仏教徒が、「北枕=死者の寝方」と誤解してしまった…。それによって、日本では北枕は縁起が悪いという迷信が広がってしまったと考えられるでしょう。

    風水的には北枕が運勢を上げる?

    ☆風水的には運気を上げる?

    さらに、風水的には北枕は運勢を上げる効果があります。しかも仕事運・健康運・金運・恋愛運・家族運などが総合的に上がるので、北枕は最高によいとされているんですね。

    風水的に寝室は非常に重要視されている場所で、特に枕の向きで運勢が変わります!というのも、「人間は眠っているときに運気を補う」と風水では考えられているからです。風水では気は北から南に流れると考えるので、北枕は自然に気を体内に引き込むことができるのです。

    風水には科学的根拠はありませんが、昔の人々の知恵と工夫が詰まっています。よくよく考えてみると、意外と理にかなっていたりするんですよね。日本には北枕は縁起が悪いという迷信がありますが、本当は北枕が最高なのかもしれませんね。

    いかがでしたか?なぜ日本では北枕の縁起が悪いと言われるのかについてお伝えしてきました。何を信じるのかは個人の自由ですから、ご自身がもっとも落ち着く方法で寝るのがよいかと思います。

    風水では北枕の縁起が良いとされている3つの理由

    ☆北枕は縁起が悪い

    北枕は縁起が悪い。こんな風に昔から言われていますよね。現代ではあまり聞くことは無くなりましたが、昔の世代は今でも信じている人もいます。

    ところが北枕は風水的にはとても良いとされています。どんどん北枕の誤解というのは指摘され始めてきており、あまり聞かれなくなったようです。

    どうして風水では、北枕は縁起が良いとされているのでしょうか?

    ☆北枕が縁起悪いと考えられる理由

    日本では北枕が縁起が悪いと言われるようになったのは、お釈迦様がそちらに頭を向けて入滅したので、死者が北枕を取る風習が始まりました。

    すると北に枕を向けて寝るというのは、死体が寝る枕の位置と同じなので縁起が悪いと言われるようになったんですね。

    ところが世代がどんどん新しくなってくると、そうした考え方も古くなってきました。今では寝室の構造上、北に枕を向けなければ寝れない場合もあります。さらには北がどちらの方角なのかどうかも分からない人もいます。

    それだけ枕の位置に神経質にならなくなってきたんですね。 

    ☆風水的に北は縁起が良い

    そこにきて、風水の考えが広まってきたので「北枕が縁起悪いというのは誤解で、本当は素晴らしいこと」とされるようになったのです。

    風水では、西と北が金運アップの方角だと考えられています。西はお金を呼び込んで、北で貯蓄をするというのが基本ですから、西ばかりを重要視していてもお金は貯まりません。
    大事なのは「北」の方角ですね。北は財産が貯まるので、金運と北の方角には深いつながりがあります。

    風水の考えでは、北は縁起が悪い方角ではなくて、むしろ金運をアップさせる素晴らし方角なので、積極的に活用をするべきだとされています。

    ☆北枕は安眠効果抜群

    北枕で寝ると、実は安眠できるということも風水では言われています。金運がアップするだけでなく、気の流れが北に枕を向けたほうが円滑になるんですね。

    気の流れが順調ですと、体内の調子も整えられるので気持ちもスッキリしてきます。逆に南に枕を向けると気の流れとは逆になるので、調子が悪くなってしまうようです。

    北枕というのは、健康的にバッチリで積極的に活用したいところ。

    ☆人間関係が円滑になる

    また北枕で寝ると、風水的には性格が穏やかになるとも言われているのです。運気の磁場的に北に枕を向けるほうが、人間関係を円滑にさせてくれるので、組織的な問題が解決されて、仕事が上手くいきます。

    枕の位置を変えるだけで、これだけの効果が見込めるのですから「北は縁起が悪い」と言う理由で敬遠してきたとしたら、風水的に考えるとそれはちょっともったいないんですね。

    北枕が風水的には縁起が良いという点をピックアップして紹介しました。お釈迦様が入滅したからという仏教の理由と、風水では考え方が違うので単純に比較はできません。

    しかし風水での考えでは仕事も健康も金運もアップすると言われていますので、そちらを信じてみても良いかもしれませんね!
     

    やってはいけない!運気を下げるベッドルーム・寝室のインテリア

    ☆毎日使う寝室

    毎日を過ごすベッドルーム。知らず知らずに運気を下げてしまっているかもしれません。風水から見る寝室のインテリアで、やってはいけないポイントをまとめてみました。ご自身の寝室のインテリアを見直して、運気を高めて春から気持ちよく再スタートしてみましょう。

    ☆寝室の斜め天井

    天井が斜めになっている場所の下は少し狭苦しい感じがしてしまうことと、気の動きが激しすぎる為、安眠することができなくなってしまうのでタブー。
    ベッドに天蓋を付けるなどの工夫をして、改善して斜め天井を感じさせないように試みましょう。

    ☆ベッドの頭側に隙間はつくらない

    ベッドの頭側に隙間が空いていると、気の動きが安眠を妨げてしまうことにつながります。ベッドの頭側は必ず壁にぴったりとくっ付けておきましょう。

    ☆ベッドの頭側に窓は避ける
    ベッドの頭側に窓があると、これも気の動きが激しすぎる為、安眠することができなくなってしまうようです。
    ベッドの位置を動かせない場合は、窓に遮光カーテンを取り付けましょう。

    ☆寝室に人物の写真や絵は置かない

    風水的には、寝室に人物の写真や人物の絵が置いてあると、気配を感じて安眠できない場合があるそうです。
    ですが、家族の写真なら飾っても問題ありません。

    ☆鏡は置かない

    風水的には、鏡は気を動かす力があるそうなので、鏡を置くと安眠を妨げてしまうようです。
    寝室には鏡を置かないようにするのがベストですが、置きたい方は寝るときはカバーをかけるなどして、目隠しをするようにしましょう。

    ☆木で埋め尽くされた部屋にしない

    「木」の要素もポイントで使うにはいい要素ですがやりすぎてはいけません。
    「木」のあまりにも多い寝室では不眠症を起こすことがあるようです。あまりにも「木」の要素が強い場合は、木のフローリングに、カーペットをひくとバランスがとれてきます。赤やアースカラーを取り入れてバランスを整えるのもいいようです。
    大きな観葉植物は置かない

    ☆大きな観葉植物は置かない

    観葉植物は日の光がない夜になると二酸化炭素を放出しているので、気持ちよく眠る為にも寝室には大きな観葉植物ではなく小さめの観葉植物を置くようにしましょう。
    いろいろ書きましたが、風水的には気持ちよく眠る為に実行してみてください。

    寝室のいちばんのポイントは安眠できて良質な睡眠の確保。気の流れや自然の力、心理などにも左右されるようなので、細かな部分でも変えていくことで気持ちよく翌日の朝が迎えれるようになって運気もアップできるなら、とても嬉しいことだと思います。ぜひ何か一つでも変更できるポイントがあった方はトライしてみてはいかがでしょうか。 

    いかがでしたか?最初占い?と思っていた風水は気を利用した環境学!
    そして、占いとの違いは運命を変える事ができる。という事でした。
    北枕も日本では悪くとらえられている事が風水では良いとされていました。
    考え方は人それぞれですが、自分の運命を変える為に環境学を取り入れて努力するのはとてもいい事だと思いました。皆さんも風水で運命を変えてみませんか?

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