造花とアートフラワーの違いって?部屋に飾って彩を添えてみよう!
2015/12/03
hinagiku
お部屋を美しく花で飾りたいと思っても、生花は水やりなどの管理が大変だし、すぐ枯れてしまうから、と諦めてしまう方は少なくないでしょう。そんな方におすすめなのが、造花のアレンジです。水がいらず、枯れる事もない造花をアレンジして、素敵に演出してみませんか?
お花は空間を素敵に演出し、心を和ませます
美しい花は、そこにあるだけで空間に彩りを与え、見る人の心を和ませます。
さらにその美しさを高めるアレンジを施せば、最高のインテリアに早変わり。
でも悲しいかな、生花では、その美しさは長くはもちません。
そこで登場するのが造花なのです。本物の花に似せて作られた造花は、枯れる事なくその姿を長く保ち、水をやる必要がないので、メンテナンスいらず。室内装飾に最適なアイテムともいえるでしょう。
100均ショップでも手軽に購入できる造花
造花というと、どうにも安っぽいイメージがある方もおられるかもしれません。
しかし、最近は技術の進化などもあり、品質は昔とは比べ物にならないほど良くなっているのです。
100均ショップで購入できるものでも、侮れませんよ。
一口に造花といっても、その種類はいくつかあります。
造花のアレンジの前に、少し造花の種類について紹介します。
シルクフラワー
一般に造花というと、大体この花の事を指します。
「シルク」と付いていますが、実際にはポリエステルなどの材料を主に使っています。製造技術の進歩により、最近は高品質で精密なものができるようになりました。
他にも『アートフラワー』『アーティフィシャルフラワー』という呼び名があります。
近年は、生花をリアルに再現し、さらに生花にはない美しさを表現した「高品質の造られた花」をアーティフィシャルフラワーと呼んでいるそうです。質が高く、製作に手間がかかる事から、生花よりも高価なものが多いそうです。
水中花
水中に入れると、花や葉が開く造花です。
夏場に涼を得たい時に利用する季節商品で、それなりに見えればいいという事から、他の造花と比べると作りは稚拙ですが、色合いは開いた時の演出を考えてか、原色など派手な色を使う事が多いそうです。
入れる器のサイズを考えて作るので、全体的にサイズは小さめです。
また、昔は和紙で作っていたのですが、最近のものはポリエステル製だそうです。
パンフラワー
メキシコで余ったパンを材料にして作った民芸品が起源だといわれている造花です。
粘土やテープ、ワイヤーなどを用いて作るクラフト系の手芸に分類され、『クレイフラワー』『パンの花』『パンアート』など、国内外で別名や流派が多く存在します。
使用される粘土や用具などにも違いがあるそうです。
パンフラワーはプロの作った作品が売買されている一方で、カルチャーセンターの科目となる事も多いそうです。
先ほど紹介しましたアーティフィシャルフラワーも、通信講座や教室などが開講されているそうです。それだけ「自分の手で美しい作品を作りたい!」と思う方が多いのでしょうね。
こうして見ると、造花にも色々あるのですね。
続いては、いよいよ造花のアレンジの紹介です!
色んな造花のアレンジ作品を集めてみました。
シンプルなアレンジだからこそ、花が引き立つ
ベージュ色の色んな花に合わせやすい花器に、鮮やかなピンクのバラと白のバラ、ベリーもアクセントに加えた造花アレンジ。
シンプルで、色合いも華やかで誰からも好まれるアレンジですので、贈り物や、ちょっとしたスペースの装飾など、色んな場面で活躍してくれそうです。
カゴを使った定番アレンジ
華やかなバラとガーベラを中心に、帽子型のカゴを使った定番の造花アレンジ。造花のカゴを使ったアレンジは持ち運びがしやすく、水が必要な生花と違って、そのままお部屋に飾る事ができるのも嬉しいところです。
お祝いや、生花が使えないお見舞いにも人気のアレンジだそうです。
可愛い!動物の造花アレンジ
造花カーネーションのパンダです。生花と違い、茎をワイヤーなどで作る造花は、こういった細かい加工作業が可能なのです。
カーネーションを使ってるというのもあって、母の日の贈り物として大人気のアレンジだそうですよ。
造花アレンジでお洒落なコルクボードに
コルクボードを、パステルカラーで統一した造花で飾るだけで、こんなに可愛くお洒落に変身。
色合いもそうですが、ガーベラやミニバラなど、使用している造花が可愛らしいですね。
お家のウェルカムボードや、写真などを貼ってお部屋に飾るなど、とてもお洒落なインテリアになってくれそうな、素敵なアレンジメントです。
枯れない造花は髪飾りに最適
カサブランカの造花と垂れパールで、豪華で上品な髪飾りになりました。華やかな着物によく映えて綺麗ですね。
造花は枯れませんし、花びらが散る心配もないので、こういったアクセサリーのアレンジに最適です。
造花の製造技術が上がり、高品質な造花ができるようになった事もあって、髪飾りなどのアクセサリーを造花で作るのが人気だそうです。
爽やかな色合わせが目を引くアレンジ
ホワイトグリーンに薄い青の組み合わせが爽やかなコサージュ。ともすれば落ち着き過ぎて華やかさが薄れる色合わせですが、シフォンのリボンとパールをプラスする事で見事にカバー。
爽やかで、可愛らしさもある素敵なアレンジになりました。
ホーローのバケツで簡単アレンジ
ホーローのバケツで作った造花アレンジです。上手に組み合わせれば、安価で作ったとは思えないセンスの良いアレンジができるという好例です。
最近は100均ショップで購入できるものでも、なかなか洒落たセンスの小物などがありますから侮れませんね。
優しい色合いが素敵なアレンジ
天然素材を中心に使ったトピアリー。造花とドライフラワーとを併用したアレンジです。
ドライフラワーとの併用で、より自然な雰囲気が醸し出されています。目に優しい色合いで、カントリーっぽい雰囲気を好む方向けのインテリアですね。
つぼみでアレンジ
バラも色や花の状態で雰囲気ががらりと変わります。
これは、ピンクのバラのつぼみの造花を花器に入れただけの簡単アレンジ。ナチュラルな部屋のインテリアとよく合っています。
淡い色と、つぼみの状態なのが、咲き誇るバラにはない可憐さが出ていて素敵なアレンジですね。
グリーン系のアレンジも
造花には、グリーン系のものもたくさんあります。花とはまた違った良さがありますし、花と組み合わせれば、より自然で素敵なアレンジができます。
もちろん、グリーンのみのアレンジも素敵ですよ。
普通に花器に飾ったり、壁にかけてみたり。水も土も不要な造花だからこそ、壁にかけるといったアレンジもできるのです。
リースも造花で思いのままにアレンジ
10種類以上のグリーン系造花を使用したリースです。茶色のバークリボンがアクセントになっています。
管理に手間がかからない造花はリースにうってつけ。シンプルなデザインのものなら1年中使用できます。
クリスマスの時期には、ベルやスターなどを飾ると、素敵なクリスマスリースになりますよ。
バラと小花の豪華なリース
バラと小花の造花をたっぷり使った、とても豪華なリースです。
写真だと分かりにくいかもしれませんが、ラメ入りの生地で作ったバラなので、ほんのりキラキラ輝いているのです。
こういう工夫ができるのも、造花ならではですね。アレンジの幅が広がります。
光触媒の人工観葉植物
とてもお洒落な壁掛けのグリーン系造花。しかし、この造花の凄いのは、それだけではありません。
この造花、実は『光触媒加工』を施された造花なのです。
光触媒とは、植物の光合成のように、太陽光や照明光などの光を使って、有機物や臭いを分解してしまうという、物凄い機能の事です。
つまり、部屋に置いているだけで(光があたる場所でないと機能しませんが)、消臭・抗菌・防汚・ホルムアルデヒドを分解してくれるのです。
しかも、造花だから水も土も不要で、ほぼ手間いらず。このように高い所に飾っても大丈夫です。
造花にこんな機能を付加できるなんて、本当に、技術の進化って凄いですね。
造花のアレンジの様子を撮った動画を集めてみました。
造花のアレンジメントを自分で作ってみたいと思う方、DIYが好きな方は参考にしてみて下さい。
DIY:HOW TO MAKE A CORSAGE♡100円造花で簡単手作り花飾り
100均ショップで購入できる造花で、髪飾りを手作り。自分だけのアクセサリーが欲しい方にはうってつけですね。それにしても、100均ショップは本当に侮れませんね。
簡単!コサージュの作り方/広島 あとりえChikuTaku(ちくたく)
こちらはコサージュの作り方についての動画です。造花を一回分解してイメージ通りの組み合わせにするなど、一手間かける事って本当に大事なのですね。中心にビーズを持ってくるだけで、造花にゴージャス感が出てくるのには驚きました。
いかがでしたでしょうか?
いかがでしたでしょうか?色んな造花のアレンジを見てきました。
造花のアレンジメントは自由自在。ぜひ、造花を上手く活かして、素敵な空間の演出にお役立て下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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