2016/04/01
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フェンスはお家の敷地の内外を仕切る大事なエクステリアですが、その色やデザインによって、お家の印象が大きく変わる点も見逃せません。フェンスの色やデザインの種類は豊富で、お好みで選ぶ事が可能です。今回はそんなフェンスの種類について色々まとめてみました。
フェンスの種類は、主に素材や目的で分類されます
フェンスは柵(さく)とも言い、主に所有者や用途などが異なる土地の境界線を隔てたり、崖など危険な場所に人や車などが侵入する事を防ぐために設ける構造物を指します。
素材は木材やアルミなど、用途などに応じて様々な種類が使用されます。
お家にフェンスを使用するのは、1つはお家の敷地の内外を仕切るためですが、他にもこのような役割をフェンスに持たせています。
フェンスで目隠しする事で、プライバシーを守る
フェンスで隣家や通行人などからの目線を遮り、プライバシーを保護します。
デザインの種類によって完全に目隠しするもの、視線を遮りながら通風機能を確保したものなど、機能が異なっています。
各デザインは、価格も違っていますので、好みや機能面だけでなく、予算なども考えて選びましょう。
騒音や強風から家と庭を守る
フェンスを設置する事で騒音や強風を遮り、家や庭を守る効果が期待できます。
目の比較的詰まったデザインのフェンスで風の通り道を変える結果、防風と防音に効果があるのです。
強い風がよく吹く地域は、補強が必要になる場合があります。
防音や防風効果目的で設置するフェンスは、コンビニやマンション、工業地域などといった場所でもよく用いられています。
目の詰まったデザインなので、目隠し効果もあります。
ガーデニングの壁掛けアイテムとして活躍するラティス
ベランダなどに取り付け、プランターやハンギングなどの壁掛けアイテムとして使用されるラティス。
実は正式には『ラティスフェンス』というフェンスの種類の1つなのです。小さなスペースでもガーデニングが楽しめるアイテムとして人気です。
ラティスもサイズやデザインなど種類が色々あって、好みや環境に応じて選べます。
つる性植物をフェンスに絡ませてオリジナルのグリーンフェンスに
フェンスにつる性植物を絡ませる事で、オリジナルのグリーンフェンスが作れます。グリーンカーテンにも活用できますので、エコ効果も期待できるという訳です。
また、綺麗な花をつけるものや常緑のものを使えば、美しい景観を楽しむ事ができます。
フェンスを選ぶ時は、目的や用途、予算なども考える必要がありますね。
続いては、フェンスの素材についての紹介です。
素材によって価格も違ってきますので、素材の種類について知る事も大切です。
フェンスの素材には、どんなものが使われているのでしょうか?
素材の種類① アルミ形材
軽くてサビや腐食に強く、価格も手頃なものが多い事から、フェンスに最もよく使用されている素材です。
デザインとしてはシンプルでモダンなものが多いですが、その種類は大変豊富で、木目調のものや、ガラスなど他の素材と組み合わせたフェンスもあります。
素材の種類② アルミ鋳物
複雑な形や模様を生み出す事ができるため、装飾的なフェンスが多いのが特徴です。
曲線を用いた装飾性の高いデザインが多く見られますが、最近は直線的でシンプルなものも出てきました。
アルミ形材に比べると、重くて価格も高めです。
素材の種類③ 天然木
本物の木を使ったフェンスです。本物の木ならではの温かみと高級感があり、緑の多いお庭によく馴染みます。
天然木を使ったフェンスのもう1つの特徴は、木の種類によって性質が異なる事です。ハードウッドは耐久性があり、メンテナンス不要のものもありますが、ソフトウッドは虫や腐食に弱いので、メンテナンスが必要になります。
素材の種類④ 木樹脂
AAS/ABS樹脂などを用いたフェンスです。ガーデニングでよく使われるラティスフェンスも、これに入ります。天然木に近い質感があります。
耐久性に優れ、メンテナンスが楽なのが木樹脂フェンスのメリットです。天然木と比べると安っぽいイメージがありますが、高品質なものなら見ただけでは天然木と区別がつかないほどのものがあります。
素材の種類⑤ 竹垣
和風庭園には欠かせないフェンスが竹垣です。
竹垣も木製フェンスと同じく、天然の竹と樹脂などで作った人工竹とがあります。人工の物は腐りにくく、色褪せなどといった劣化もしにくいので、メンテナンスが楽というメリットがあります。
素材の種類⑥ スチール
スチールは、強度に優れ加工もしやすく価格も安価と、コストパフォーマンスが良いため、よくフェンスに使用されます。
メッシュタイプは開放感があり、植栽と馴染むデザインも多いため、植物を絡ませて使用する事もあるそうです。
素材の種類⑦ アイアン(鉄)
加工しやすいので繊細な装飾が可能な素材です。独特の重厚感があり、手作りのものには天然木とはまた違うぬくもりが感じられるものもあります。
デザインの種類が多く、お好みのデザインを見つけやすいのですが、サビやすいのでメンテナンスが必要なデメリットがあります。
最近のフェンスのデザインの流行は、和風、洋風どちらのお家にも合う、シンプルでモダンな雰囲気を持つものだそうです。特に格子やメッシュのような、すっきりしたデザインが好まれているようですよ。
フェンスは素材もデザインも、その種類は豊富にあります。設置する目的や、お家の外観、価格などをしっかり頭に入れて考えないと、選ぶ時に困る事になりますので、ご注意を。
フェンスを設置する目的の中で最も多いのが、プライバシーの保護のための目隠し効果。そのため、目隠し効果の高いフェンスには、色んな種類のデザインがあります。
ここでは、そんな目隠しフェンスをいくつか紹介します。
目隠しフェンスの種類① 完全目隠しフェンス
アルミ形材フェンスならアルミのパネルを、木製のフェンスなら木のパネルを板塀のように並べて、完全に外からの視線を遮るタイプのものです。
防風効果もありますが、圧迫感を感じたり、設置する場所や高さによっては日光をも遮断してしまうデメリットがあります。
目隠しフェンスの種類② ルーバータイプ
フェンスのパネルにブレード(細長い板)を採用。そのブレードに角度をつける事で、視線を遮りながら採風するフェンスとなりました。
目隠しをしながら通気性を確保しています。しかも強風の際は風を和らげる効果があります。
目隠しフェンスの種類③ 半分目隠しタイプ
フェンスの隙間を細くしたり、格子を厚くしたりする事で、斜めからの視線を遮断するなど、視線を緩やかに遮るタイプです。
他のフェンスと比べると目隠し効果は低いのですが、圧迫感がなく、光や風を妨害せず、お庭の環境を快適に保つというメリットがあります。
目隠しフェンスの種類④ 目透かしタイプ
フェンスに光を通す素材を採用し、視線を遮りながら、フェンス近くの人影はうっすらと確認できるタイプです。
透光性のある素材で光を通すので、お庭の草花の生育を妨げません。さらに、強い光は和らげる作用があるので、お庭の環境をさらに快適に保つ効果があります。
目隠しフェンスの種類⑤ つる植物フェンス
つる植物を絡ませるのに向いているフェンスも、目隠し効果は意外と高いものです。何よりも上手に絡ませると実に美しい景色となります。
さらにバラのようなトゲがある植物を絡ませると、防犯効果も高まります。
植物の剪定などメンテナンスが必要になりますが、手間をかけるだけの価値があるフェンスです。
目隠しフェンスにも本当に色々な種類がありますね。
和風・洋風・ガーデニングに合わせたフェンスの画像を集めてみました。
和風モダンに合うフェンス
純粋な和風建築であれば、竹垣などが一番似合うでしょうが、最近の家に多い和風モダンとなると、少し考える必要があります。また、価格やメンテナンスなども考えないと後が大変です。
和風モダンのお家のフェンスとしておすすめなのは木製フェンスです。メンテナンスを考えると、木樹脂フェンスで天然木を模したデザインのものを利用すると良いでしょう。
洋風のお家に合うフェンス
白いフェンスで、視線を遮る目隠し効果を確保しながら明るさと開放感をプラスしました。
フェンスはアルミ製なので、メンテナンスも不要で、価格もお手頃なので経済的です。
メッシュフェンスも洋風のお家に合いますし、カントリー調がお好みの方には、ウッド調のフェンスがおすすめです。
ガーデニングには、やっぱり木材のフェンス
ガーデニングに向いているフェンスといえば、やっぱり木材のフェンス。自然素材特有の温かみと柔らかさが花や葉を鑑賞する時、最も調和が取れています。
ラティスフェンスは、ハンギングや壁掛けプランターに使えますし、サイズも豊富なので、庭が小さくてスペースがないという方にもおすすめです。
種類の豊富なフェンス、うまく選べば素敵な空間を手に入れる事ができるのですね!
いかがでしたでしょうか?
お家の印象を左右する重要なエクステリアであるフェンス。上手に選べば、お家をぐんと素敵に演出できるアイテムでもあるのです。フェンスを選ぶ機会がありましたら、しっかり選んでお家を素敵にスタイルアップさせて下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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