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ブルーレイとDVDの違い、あなたにはわかる?その違いをご紹介します

ブルーレイとDVD。形状もよく似た2つですが、あなたはどんな違いがあるかご存知ですか?実は思っている以上にブルーレイとDVDには違いがあるんです。一体どんな違いなのでしょうか?そこで今回は、この二つを比較しながら、その違いをご紹介しましょう!

ブルーレイとDVDの違いが分かりますか?

いまや自宅でも高画質の映画が見られるようになりました。それにやはり大きく貢献したのはDVDの誕生です。しかし更にそれを上回るものが誕生します。それはブルーレイ。

こちらを見てもわかるように、やはりブルーレイの方が鮮明ですよね。画素数も10倍近く違います。この立体感の違いが、大きな違いとなっています。でもなぜこんなに画素数が違うのでしょうか?

そこで今回は、そんなDVDとブルーレイの違いについて、詳しくご紹介します!

テレビの画像はブルーレイの画質?

ここ何年かで、急激にその進化が進んだテレビ。デジタル放送はアナログ時とは比べ物にならないほど、美しい画質で私達を楽しませてくれています。

テレビを見ていると、こんなマークを見た事はありませんか?これはハイビジョン放送されている番組で見る事ができます。このハイビジョン番組はそうでない番組と比べると、美しさが全然違います。

実はこのハイビジョンと言う画質は、ブルーレイの画質と一緒なんです。テレビで見ると綺麗なのにDVDに番組を焼くと、少し画質が落ちる時がありますが、これはDVDがハイビジョン向けの商品ではないからなんです。

でもこの2つって似たような形状なのに、どうしてこんなにも性能が違うんでしょうか?それはこの2つの容量の大きさが、大きく関係しています。

ブルーレイとDVDは容量が全然違う!

それでは早速それぞれの容量を見てみましょう!どのくらいの違いがあるのでしょうか?

DVD

DVDの容量は、片面一層だと4.7GB、両面二層だと8.5GBの容量があります。ブルーレイと比べなければこれでも十分です。ただ、ハイビジョンの番組をDVDに焼こうとすると、かなり大きなファイルになるのでDVDでは受け止められません。

しかしデメリットばかりではありません。やはり容量が少ない分、安価です。100均でも売っていますよね。画質にはあまりこだわらない、と言う方ならDVDでも十分きれいですよ!

ブルーレイ

一方ブルーレイの容量は、片面一層で25GB、両面二層で50GBとかなりの開きがあります。その分ハイビジョンのような容量が重いものでも収録する事が出来、綺麗な映像を残しておく事が出来るんです。

とはいえDVD程は一般的でないのがブルーレイ。ここ何年か、DVDとブルーレイを同時に発売している映画が多い事をご存知でしたか?これにはブルーレイプレーヤーがまだ普及しきっていない事が原因です。まだまだこれからの商品と言えそうです。

ブルーレイとDVD、画質の違いを詳しくご紹介!

先ほどブルーレイの画質は、ハイビジョン番組と同じ画質、とご紹介しましたがDVDはどうなんでしょうか?

DVDをフルハイビジョンで見ようと思ったら、こんなに小さくしなければ見る事が出来ないんです。

DVDの画面は高さが480ピクセルしかありません。それに対して、ブルーレイは1080ピクセルあります。

ブルーレイはフルHDをそのまま保存出来るように考えられているので鮮明に映像が残ります。

容量は約5倍ほど違ったブルーレイとDVD。どうしても美しい映像は容量が重くなりますから、やはり容量の分だけ、美しさにも差が出てきてしまいます。

『風の谷のナウシカ』でDVDとブルーレイの画質を比較してみよう!

それではこの項から、映画史上有名な映画を使って、実際の映画ではどのくらい違いがあるのか、ご紹介したいと思います。まずは日本が誇るジブリが生み出した傑作『風の谷のナウシカ』です。

こちらはブルーレイです。色味がしっかりでてます。

こちらがDVDです。色合いの違いがハッキリと出ています。こんなに違うんですね。比較しないと分かりません。

こちらの画像はブルーレイの画面です。
文字がはっきり鮮明でわかりやすいです。

こちらはdvdの画像です。
文字の輪郭が先ほどの画像と比べるとぼんやりしている感じがします。

この動画で分かるのように、DVD版では色が少しあせています

こちらはブルーレイの方がです。色が濃く見えます。

同じアニメ作品でもdvdとブルーレイではこんなに違うんです。

40年以上前の大傑作、『ゴッド・ファーザー』ではどう違う?

映画史に燦然と輝く傑作『ゴッド・ファーザー』。映画が公開されたのは1972年。40年以上前の映画ですが、元々古いフィルムでもそんなに違いがあるのでしょうか?

いかがでしょうか、全然違いますよね。写真上が、DVDで、写真下がブルーレイ。DVDの方は、画面が暗いです。それに対してブルーレイの方は、明るく色も鮮明です。

いかがでしょうか?映画で見てみてもブルーレイはとても美しく鮮明で、かつ監督が残しておきたい色もしっかりと表現してくれています。

ただ、映画と言うのは鮮明だからいいと言う映画ばかりではありません。DVDが持つ味のある画質の方が良い作品もあるかもしれませんね…!

DVDとブルーレイ、あなたはどちらがお好きですか?

いかがでしたか?

DVDよりも容量が大きく、それに伴って画質の良いブルーレイ。でも味のあるDVDの画質の方が良いと言う方も多いかもしれませんね。ぜひ作品ごとに見比べてみて、あなたのお気に入りの画質で映像を楽しんでくださいね!

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