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初心者でも楽しく!流行りのオートキャンプに挑戦してみませんか?

オートキャンプとは、区画された専用のスペースを貸し切り、その中でテントや調理道具などを設営して楽しむキャンプのことです。まったくの初心者さんでも大丈夫!オートキャンプ初心者が知っておくべきポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

初心者だってへっちゃら!さあオートキャンプに行きましょう!

最近、よく耳にするオートキャンプ。キャンプはまったくの初心者だけど、やってみたい!という方も多いのではないでしょうか?でも何となくキャンプっていろいろ大変そうで・・・と、結局諦めてしまいがちな初心者さん。今回こそ、思い切って挑戦してみませんか?揃えるべきグッズと気をつけるべきポイントさえ押さえれば、何にも難しいことはありません。誰でも簡単に楽しめるキャンプ。それが「オートキャンプ」です!

キャンプ場では区画されたそれぞれのスペースを「サイト」と呼びます。あなたが借りたサイトは、撤収するまで自由に使える我が家になるのです。なんだかこれだけでワクワクしてきませんか?キャンプでは普段の生活では経験できない魅力がたくさんあります!あなたも第二の我が家で、家族や友人との絆を深めてみてください!

オートキャンプ初心者におすすめのテント

オートキャンプ初心者さんがまず準備すべきグッズが、ずばりテント!これがなくては始まらないといっても過言ではないくらい重要なアイテムです。ですが、実は種類が豊富で選ぶのが大変なのもこのテント。初心者さんはこのテント選びでつまずいてしまう方も多いと思いますので、まずはテント選びのポイントについてお伝えいたします!オートキャンプ中の「寝室」になるテント。ぜひ、お気に入りのテントを見つけてくださいね。

ドーム式テント

最もポピュラーでスタンダードな形のテント。少人数から大人数用まで、様々なサイズがあります。設置方法もシンプルで分かりやすいのが特徴。1人~2人用ならば約5分~10分程度で設営できます。大人数用のテントは設営方法が難しくなるものもあるので、初心者さんは欲張らず、人数に合ったサイズを選ぶのがベストです。

ワンタッチテント(1~2人用)

なんと約15秒で設営完了!という驚異の速さで設営できるテント。少人数のオートキャンプであれば、ラクラク設営できるこのタイプもおすすめ。ただし、通常のテントに比べると炎天下や豪雨への耐久性が弱いこともあるので、長く使用できるしっかりとしたテントを希望の方はご注意!

ワンポールテント

最近オートキャンプ場で良く見かけるのがこのタイプ。以前は初心者には不向きと言われていたワンポールテントですが、最近は手軽に設営できるものが増えてきました。真ん中に大きなポールを立てて設営するので、風に強いのが特徴。ルックス重視のおしゃれキャンパーさんに大人気です。

オートキャンプ初心者が準備すべき持ち物

さて、テントが用意できたら、次は最低限必要なグッズを用意しましょう!「こんなもの必要なの?」と思うものもあるかもしれませんが、しっかりと事前の準備をすることがオートキャンプを安心して楽しむための秘訣です。初心者さんでも、これさえあれば安心!というベストメンバー達をまとめましたので、一気にご紹介します。

グランドシート

テントを張る場合には、グランドシートと呼ばれるものを必ず敷いてください。これはテントの下に敷くもので、テントの底面を保護したり、地面からの湿気や雨の侵入を防いでくれるものです。シートが受けた雨水がしみてこないよう、テントの底面より一回り小さいサイズを選ぶのがポイント。ブルーシートでも代用できますので、初心者さんでも忘れずに準備してくださいね。

テント内のマット類

テント内には、「フロアシート」と「テントマット」もしくは「インフレーターマット」などと呼ばれるシートを敷きましょう。これは、地面のでこぼこや湿気を防ぐことが目的です。地面の石や木の根に気を付けてテントを設営すれば、キルティングのレジャーシートと画像のような銀マットでも代用できます。 これは初心者に限らず、上級者になっても上手に使っている方がたくさんいます。

シュラフ

シュラフとは寝袋のことで、家で使う布団にあたります。写真のような四角い形の封筒型や体を包み込むような形のマミー型がありますので好みの形を選んでくださいね。高原のオートキャンプ場では夏でも夜から早朝にかけてはかなり冷えるので、しっかり準備しましょう。逆に夏の平地でしたら毛布やタオルケットでも代用できますよ。

ランタン

通路に灯りが設置されているオートキャンプ場もありますが、それでも自分のサイトを照らすランタンは必需品です。夜にトイレへ行ったり炊事場へ行ったりする時に使う、移動用のランタンや懐中電灯も準備しておくと安心です。初心者さんには扱いが簡単で虫も寄ってきにくいLEDのランタンがおすすめ。

テーブル

広げるとイスとテーブルになるピクニックセットを想像する方もいるかと思いますが、オートキャンプでは、テーブルとイスが独立しているものを揃えることがおすすめです。足の長さを変えられるテーブルだと、急な雨の時にテント内にテーブルを持ち込むこともできて便利ですよ。オートキャンプ中は、テーブルとイスを広げたところがリビングになりますので、ぜひ快適に過ごせるものを探してくださいね。

イス

オートキャンプに使える折りたたみのイスはたくさんの種類があります。脚の長さも様々ですので、用意したテーブルの高さを考えて選びましょう。積み込む車のスペースにも限りがありますので、初心者さんはできるだけコンパクトに折りたためるものがおすすめです。イスは長時間のオートキャンプを快適に過ごすためにとても重要なアイテムですので、座り心地の良いものを見つけましょう。

食器類

オートキャンプ用の食器セットもたくさんの種類が販売されています。安価で家族の人数分揃えるのに便利なのがメラミンやプラスチック製の食器です。軽くて丈夫で、デザインやサイズも豊富なのが特徴。まずはコップと各々のお皿を揃えてみてはいかがでしょうか?初めは紙皿と紙コップでも十分ですが、ちょっと風が吹いただけで飛ばされたり倒れたりするので注意が必要です。

調理道具

調理道具は家で使っているもので十分です。もし鉄製の中華鍋があったら持って行くと便利ですよ。焼く、炒める、揚げる、ゆでる、煮る、燻製、なんでもできて炭火でも使えるので重宝している上級者さんが多いのです。初心者もマネしちゃいましょう。中華鍋以外では小鍋、中鍋、フライパンあたりのを持っていけばバッチリです。

バーベキューコンロ&ガスコンロ

オートキャンプに行ったら、まずやってみたいのが炭火でのバーベキューですよね。初心者さんでしたら、ホームセンターで2,000~3,000円で買えるものがおすすめ。意外と何年も使えるんですよ。オートキャンプ場によってはレンタルしているところもありますので、事前に調べてみると良いですね。また、家にカセットコンロがあったら、ぜひ持って行ってください。夜間や早朝、火をおこす時間がないときに重宝しますよ。

虫よけグッズ

アウトドアに虫はつきものです。虫なんてへっちゃら!という方も、虫よけグッズは必ず用意しましょう。蚊ぐらいならまだいいのですが、ブヨに刺されたらそのかゆみは大人でも我慢できません。やはり蚊取り線香と虫よけスプレーのコンビが王道ですね。画像のように蓋ができて吊り下げられるケースがあると安全度は高いです。刺されてしまった時のために消毒液や虫刺されの薬もお忘れなく!

その他必要なもの

軍手、炭ばさみ(炭用トング)、食器洗い洗剤、スポンジ、たわし、キッチンペーパー、トイレットペーパー、ごみ袋、ラップ、アルミホイル、調味料、菜箸などの調理グッズ、包丁、食材、洗面道具、常備薬、救急セット、保険証、外遊び道具、テントの説明書、カッパ、傘、レジャーシートなど。
とことん準備するに越したことはないですが、初心者の方が陥りやすいのは、準備しすぎて必要以上に大荷物になってしまうことです。ただでさえ荷物の多くなるオートキャンプ。ちょっとの不便もオートキャンプの楽しみのひとつと考え、兼用できるものは上手く利用してかしこく楽しんでくださいね。

2回目以降のオートキャンプにおすすめのアイテム

続いては、一度オートキャンプを経験してみて「あれがあったら便利なのに・・・」と、思ってから買っても遅くないものや、持っているとかっこよく見えるキャンプグッズをご紹介します。

タープ

日差しや雨を防ぐタープ。初めのキャンプから準備しても良いくらい大切なアイテムですが、これからもキャンプを続けていくか不安・・・という方は2回目からの準備でも良いと思います。タープもテント同様に選ぶのが難しいアイテム。オートキャンプ場で人気があるのはスクリーンタープと呼ばれるテント型のタープです。虫が苦手だったり、あまりにも開放的すぎるのは落ち着かないという初心者さんにはおすすめです。思いっきりアウトドアを満喫するなら、画像の茶色っぽいタープのようなヘキサタープやスクエアタープがおすすめです。

ツーバーナーコンロ

何度かオートキャンプを経験しているうちに、バーベキューばかりでは飽きてしまいます。朝ごはんにわざわざ炭をおこすのも大変です。そうなると家庭用のカセットコンロでは役不足になってきます。キャンプ用のツーバーナーコンロは、気温が低くても点火しやすく設計されていたり、風よけもついているので安定した炎で調理ができます。選ぶときは、ほかのガスを使う機器と燃料を揃えることです。機器ごとに違う燃料を用意すると荷物が増えてしまいますので注意して選んでくださいね。

クッカーセット

アウトドア専用のクッカーはセットでもバラでも買えるので、作る料理や家族の人数に合わせて検討してみましょう。 いつもコーヒーを楽しむとか、朝はご飯がいいとか、好みの食事のパターンができてくるので、使わないものがなければ、セットで買うと調理道具の荷物がコンパクトになります。 初心者でキャンプ用の調理道具が無いからとりあえず一式そろえよう、というのは失敗のもとなので注意しましょう。

キッチンテーブル

あると便利でテンションが上がるのが、キッチンテーブル。これがあるだけで一気にキャンプ上級者に見えます!棚とテーブルを組み合わせてオリジナルキッチンを手作りするキャンパーもいますので、周りのサイトを見回して、自分に合ったキッチンを目指すと良いですね。自分のスタイルができあがったら晴れて初心者卒業ですよ!

ダッチオーブン

ダッチオーブンとは主に鉄で作られた鍋です。お肉のローストや煮込み料理などにじっくりと火を通すことができ、とてもおいしい料理が楽しめます。ふたの上にも炭を置いて上下から加熱することもできます。鍋本体も蓋も鉄で出来ているのでとても重いですが、鍋底に足のないタイプならオートキャンプに限らず家のコンロでも使えるので、初心者さんでも揃えやすいアイテムかと思います。

たき火台

オートキャンプ場では地面で直接たき火をするのを禁止しているところが多いです。直火禁止のキャンプ場でたき火をしたりダッチオーブンを使うにはたき火台が必要になります。たき火台はデザインも様々で、つい見た目で選んでしまいがちですが、初心者さんは通気の良さや使用後の燃えカスの片付けやすさを優先して選びましょう。

耐火皮手袋

軍手でもある程度代用できますが、火を扱う時やダッチオーブンを動かすときにあると重宝します。バーナーを使って炭をおこすときには、安価な炭だとパチパチとはねるので、長めの皮手袋があると安心です。アウトドアブランドのだと初心者でもかっこよく見えるかもしれませんね。アウトドア専用のほか、ホームセンターでも購入可能ですので、お気に入りのデザインのものを探してみてください。

なくてもいいけど、あれば便利なグッズ

続いては、なくても十分オートキャンプを楽しめますが、あればさらにキャンプが楽しくなる!そんな便利アイテムをご紹介します!

ケミカルライト

オートキャンプ場のサイト内にはテントやタープから伸びたロープが、地面に向けて何本も張られることになります。暗くなると初心者さんや小さなお子さんは、ついついロープの存在を忘れてしまいがちです。ロープにつまづいてしまうと、転ぶだけではなく、テント崩壊の危険もあります!見えにくくなったロープにつけるマーカーはアウトドアショップにも売っていますが、100均の光る腕輪が安くて便利です。ロープに絡めて輪っかにすれば、朝までロープの位置を教えてくれますよ。

折りたたみバスケット

食器を乾燥、収納しておくのに便利なプラスチックの折りたたみバスケット。サイトから炊事場への洗い物の運搬に便利で、汚れたら食器類と一緒に洗うこともできます。更にそのまま水を切りながら収納もできちゃうとても便利な優秀アイテム。

折りたたみバケツ

汚れた食器や濡れた服などを入れたり、少しの洗濯にも使えます。川沿いにあるオートキャンプ場なら釣りや水遊びにも大活躍!折りたたみなら持ち運びも便利ですので、ひとつ持っておくと便利ですよ。

火おこし器

炭の火おこし専用の道具です。初心者さんでも簡単に火がおこせます。バーナーよりも安全で時間もかからないので、火おこしに不安がある初心者さんには特におすすめのアイテムです。小鍋の底に穴が開いたような昔からある火おこしもありますが、オートキャンプのために新規に購入するなら、やはりこちらのタイプがおすすめ。

初心者が安心して楽しめるオートキャンプ場選び

続いては、初心者さんがオートキャンプ場を選ぶ際にチェックするポイントをご紹介します!キャンプ場によって設備にかなり差がありますので、事前の確認を忘れないでくださいね。

オートキャンプ場の設備をチェックしよう

初心者さんは、各オートキャンプ場の設備をチェックしておくことがとても大切です。炊事場は大きいのがいくつかあるのか、小さいのが細かく点在しているのか、トイレの設置場所はどこか、入浴施設はどんなものがあるのか、などなど・・・・・・。チェックポイントをあげたらキリがないほどですが、人数や子どもの年齢などから考えて、譲れない施設が整っているところを選びましょう。

売店と周囲の商店をチェック

オートキャンプ場の売店に消耗品が用意されているのか、食材も買えるのか、事前にチェックしておくと安心です。薪や木炭は置いてあるところが多いですが、肉や野菜も置いてあったり、数少ないスナック菓子程度の食糧しか置いてない場合もあります。近くに農産物の直売所や道の駅、スーパー、ホームセンターなどがあるかどうか調べておくと更に安心ですね。また、場内に入浴施設が無くても近くに温泉がある場合もありますので、そのあたりも調べておくと快適にオートキャンプが楽しめますよ!

初心者におすすめのオートキャンプ場 【関東】

続いては、初心者さんでも安心して楽しめる関東地方のおすすめオートキャンプ場をご紹介します。お近くにお住まいの方はぜひ、参考にしてみてください。

秩父オートキャンプ場【埼玉県秩父市】

森の中にあるオートキャンプ場。川遊びができたり、自然観察ゾーンがあったりと小さなお子様でも楽しめる、魅力たっぷりのキャンプ場です。近くにスーパーマーケットがあるので、食材が足りなくなってしまう恐れもなし!都心から2時間程度というのも嬉しいポイント。

イレブンオートキャンプパーク【千葉県君津市】

特徴はなんと言ってもその広大さ!1サイトのスペースが広いので、テントを張り慣れていない初心者さんでも安心です。炊事場やお手洗い等の設備も充実しています。

アメリカキャンプ村【東京都西多摩郡】

オートキャンプにチャレンジしたいけど、どうしてもテント泊が不安・・・という初心者さんにおすすめなのが、こちらのキャンプ場。なんと、キュートなログハウスに泊まることができるんです。釣り堀やアスレチック施設もありますので、思いっきりアウトドアを楽しめますよ。

オートキャンプ初心者が気を付けること

最後に、初心者さんが初めてのオートキャンプで気をつけることをご紹介します。

欲張りすぎの予定をたてない

初心者さんは何をするにも時間がかかります。最初は設営をしたり料理を作ったりすること自体を楽しみと考えて予定を立てましょう。レジャーの予定をたっぷり詰め込んで、夕飯の準備を始める前に暗くなってしまったら大変ですよ。

テントやタープは事前に練習!

テントやタープを買った場合は、事前に部品のチェックもかねて、広い公園などで設営の練習をしておくと安心です。当日の手際の良さが格段に違いますよ。初めてと2回目では初心者度がぐっと下がるのは間違いなしです!

防寒グッズを忘れずに

標高の高いオートキャンプ場や昼と夜の気温差のある季節だと、予想以上に寒くなることも多いです。寒さに震えていてはせっかくのキャンプがもったいないですから、家族全員分の防寒着やひざ掛けなどを用意していきましょう。真夏でも小さくたためるダウンベストなどがあると安心です。

オートキャンプで思い出に残る素敵な時間を

いかがでしたでしょうか?初心者さんでもオートキャンプを思いっきり楽しめる、事前準備のポイントやコツをお伝えいたしました。街灯の多い住宅地では見られない満天の星空、壁のないリビングで食べる食事、たき火の炎を囲んでのおしゃべり・・・・・・。非日常的な空間で過ごす時間は、きっと素敵な思い出になることと思います。あなたもぜひ、オートキャンプの魅力を体験してみてください!

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