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    黄色いボディに黒い模様のアシナガバチ。様々な種類をご紹介♪

    スズメバチに似た色使いのアシナガバチ。見かけただけで「ひぃっ!」とよける人がほとんどだと思われるこのアシナガバチにはたくさんの種類があります。目の前をぶんぶん飛んでいなければ怖くない!画像でアシナガバチの種類を少し勉強してみましょうか。

    アシナガバチってどんな蜂なのでしょうか。種類もたくさんあります。

    同じスズメバチ科なので、アシナガバチの生態はスズメバチに似ています。幼虫の餌も昆虫の肉とすることなどスズメバチとの共通点が多く、見た目もとっても似ていますが、攻撃力は劣るのだそうです。チョウやガの芋虫をかみ砕いて肉団子にして巣に持ち帰るのだそう。

    ぱっと見ただけではスズメバチと違いがわからないほどに似ているアシナガバチ。黒と黄色という危険色が私たち人間を凍りつかせてしまうのでしょうね。

    スズメバチとは違い、巣を攻撃しなければアシナガバチから攻撃してくることはあまりないそうですが、一度敵だと認識されると執拗に攻撃されるのでどのアシナガバチの種類でも注意が必要です。

    アシナガバチの種類には毒性のとても強いアシナガバチもいます。刺されると死に至るほどの毒性を持つ種類もいるので、やはり近づかないほうがいいようです。

    アシナガバチをよく見かけたら探してみましょう。

    アシナガバチの巣は毎年新調されます。女王蜂以外は冬までにみんな死に絶えてしまい、新しく羽化したアシナガバチたちがせっせと春から巣作りをするんだそうです。

    恐ろしいことに、アシナガバチの巣は家の軒下やベランダ、ひさしや室外機にも巣を作ります。さらには室外機にも巣を作るそうなので、外の掃除をするときにはアシナガバチに注意してください。

    アシナガバチはどの種類も女王蜂以外はみんな死に絶えてしまうため、新しい働き蜂が生まれるまでに女王蜂が一匹で巣作りをするんだそうです。とっても働き者の女王なんですね♪

    アシナガバチの巣はどの種類でもハチの巣の穴が外から良く見えます。ハチの巣の色は灰色で蓮の実をひっくり返したような形をしているそうです。そんな種類のハチの巣を見つけた場合は早めの駆除をおすすめします。

    意外と多い、アシナガバチの種類。

    蜂という虫の種類上、あまり興味を持つこともなくどんな種類がいるのかな~なんて安易に思わないアシナガバチの種類。実は意外とたくさんありました。

    このアシナガバチの種類は【キアシナガバチ】といいます。市街地にはおらず、周辺に森林など自然の多い場所を好みます。名古屋市東部に生息しているようです。

    キアシナガバチはアシナガバチの種類の中でも攻撃性が強いため、クワガタ採集に行った子供が近くにある巣に気が付かずに巣を触ってしまい、刺されたという報告もたくさんあるそうです。

    こちらのアシナガバチは【フタモンアシナガバチ】といいます。名前の由来は、腹部に黄色い2つの斑紋があるからだそうです。10月~11月にかけての暖かい日に庭などを多数の本種が飛び回っていることがありますが、これらは全てオスなので刺すことはないそうです。

    アシナガバチの種類、フタモンアシナガバチの近縁の種類に【トガリフタモンアシナガバチ】というアシナガバチもいるそうです。北海道が生息地のため私は見たことありません。

    こちらのアシナガバチの種類は【キボシアシナガバチ】といいます。フタモンアシナガバチと同じくらいの大きさで、市街地には少なく自然の多い場所を好みます。ヤブガラシという雑草を好むのでうちの庭に発生しました。毎日来て怖かったです。

    こちらの花がヤブガラシという雑草です。他の種類のアシナガバチよりも攻撃性が強いため、庭木の剪定中に刺されたという報告もあるそうです。

    こちらのアシナガバチの種類は【ヤマトアシナガバチ】といいます。アシナガバチの中でも一番営巣規模は小さい種類で、働きバチを入れても50匹程度といわれています。攻撃性もアシナガバチの中では一番少ない種類です。

    このアシナガバチの種類は【ムモンアシナガバチ】といいます。全体的にクリーム色のような明るい黄色で、他の種類のアシナガバチに比べて細い体になっています。

    様々な種類のアシナガバチがいそうな場所。

    言葉でこんな場所にはアシナガバチがいる可能性が高いですと言われてもよくわかりませんよね。画像で載せておくので、こういった場所に出かけるときには色んな種類のアシナガバチに気をつけてください。

    巣のある場所でも書きましたが、家の軒下やサッシ、室外機などの家の周りは気をつけてください。なんだかスズメバチより小さい黒と黄色のハチが飛んでいるなと思ったら、アシナガバチのを探してみるのがいいと思います。

    こちらは森の木に作られたアシナガバチの巣です。この色と大きさからキボシアシナガバチという種類のアシナガバチだと思われます。お花のようで気が付きにくそうですね。

    こういった場所にはたくさんの種類のアシナガバチの巣があるそうです。見ただけで攻撃してくることはない種類ですが、こんなに雑草が生い茂っていては誤って巣を触ってしまうこともありますよね。そうすると刺されて大変なことになってしまいます。

    このように高い木にも巣を作るアシナガバチ。一体どの種類のアシナガバチの巣なのでしょうか。大きさから2種類のアシナガバチに絞れますが・・・

    どんな種類のアシナガバチでも刺されてしまったら・・・

    スズメバチ同様、どの種類のアシナガバチも毒を持っています。草むらの中などに小さな巣を作るので、知らず知らずのうちに巣を触ってしまうことも。どんな種類のアシナガバチに刺されてしまったら病院に行ってくださいね。

    本当に人の手なのかと思うほどにアシナガバチに刺されて腫れあがった手。昔は傷口に尿をかけておけば・・・なんて言われていたこともありますが、決してそんなことをしてはいけません。傷口をよく洗って虫刺され用の薬をまず塗ってください。

    ハチという種類の虫は、刺したときに警報フェロモンというどの種類の虫も興奮する物質をまき散らしています。なので、もし刺されたら静かにその場から速やかに移動しましょう。大声をあげて逃げたりして威嚇してはいけませんよ。

    様々な種類のアシナガバチ。刺されたら毒がある種類なので要注意です。

    色々な種類があって、スズメバチのように大きくないのでかわいいアシナガバチですが、毒性はスズメバチよりも強いんです。攻撃性の強い種類のアシナガバチはそんなに多くありませんが、ぱっと見ただけでは種類の判別まではつきにくいので、出来るだけ避けたほうがいいでしょう。

    私もこの記事を書いて初めて知りましたが、警報フェロモンを刺されたときにまとってしまうんですね。だからどんどん増えてアニメのような色んな種類の蜂の大群に追いかけられることになるのでしょうね。気をつけなくては。

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