2016/03/06 更新
超簡単! 誰にでもすぐできてきれいに仕上がる手工芸の作り方
これがあったら便利だな。こんな手工芸品を簡単に作りたいな。そう思い立ったとき、すぐ役に立つ作り方を集めてみました。かわいい手工芸やダンボール細工、簡単な本作り、一枚の紙ですぐできる封筒など、おもしろ小物がいっぱいです。ぜひ試してみてくださいね。
では、日常的な手工芸として人気のある、簡単にできてかっこいいボックスティッシュカバーの作り方をご紹介。裏に返しても使えるので、雰囲気や気分に合わせて色を換えられますよ。
この簡単手工芸に使うのは、36cm四方の好きな生地を2枚と、ボタンを2個です。生地を2枚中表に重ねて、まわりを10cm残して縫います。縫い代は1cm。
縫った後、四隅の縫い代を斜めに切り落として、表に返したときに角がすっきり出るようにします。それから縫い代を広げてアイロンをかけて形を整え、縫わなかった10cmから中身を表に返して、またアイロンで整えます。面倒なようですが、真四角ですから簡単ですし、手工芸としての仕上がりがぐっとちがいます。
今度は表から、また1cmの縫い代で飾りステッチを周り全部に入れ、空いている10cmの縁をまつります。全体を三角になるように折り、てっぺんから9cmのところに印を描いて、その印をしっかり縫い付けます。簡単ですね。
縫い付けていない両端にボタンを1個ずつつけて、簡単にさあ出来上がり! ティッシュボックスを入れ、ボタンをさっき9cmで縫いとめた部分にはめれば、こんなにおしゃれな手工芸品になりました。もちろん裏返しても使えます。
三角小銭入れ
革細工の手工芸です。畳んで作るという点で、上のボックスティッシュカバーと似ているので載せました。こちらも簡単で、おむすびのようなかわいい形になります。
ユニークな小物入れ
これがその手工芸品のできあがりです。小さなかごになってます。いくつか並べてかけて部屋の飾りにしたり、玄関で鍵をちょっと入れておくときに使ったり。工夫しだいで楽しめそう。
見かけは難しそうですが、とても簡単に作れる手工芸品です。まずトイレットヘーパーの芯を横半分に切って、一穴パンチで上と下に2列の穴をぐるりと開けます。
好きな模様の厚紙を、パンチの穴が通る幅に細く切ります。この紙が手工芸品のかごの底にもなるので、長さはカットした芯の長さの3倍以上にしてください。
細く切った厚紙を、芯に開けた穴に上から通し、底の部分で丸く曲げて向かい側の穴に下から通して、両端をのりで止めます。通す穴を斜めにしたり交差させたりすれば、面白い篭目模様の手工芸品が簡単にできますよ。
取っ手を同じ厚紙でつけて、簡単に完成! 色紙を貼ったりパンチした穴の紙をアクセントにつけたりして、変化をつけるのも簡単です。こういう手工芸品は面白くて次々と作ってみたくなりそうですね。
かわいくて簡単に作れるプレゼントボックス
この手工芸品が、まさかトイレットペーハーの芯だとは。でも作るのはすぐできて本当に簡単。お好みのマスキングテープを全体に貼ってプレゼントを中に入れ、両端を折るだけなんです。
こちらはいかにも手工芸品らしく、デコして贈り物らしい雰囲気を出しました。リボン、毛糸、ひも。下に巻くのもテープやはぎれ、レースの残りなど、センスにまかせてかわいく飾っちゃいましょう。、
エコバッグは丈夫な木綿製でさえ100円前後から買えるお得商品。そのエコバッグをあっと驚く美しい手工芸品に変身させられるワザがあります。それは巷ではやっているデコパージュ。日本の蒔絵という高度な手工芸にあこがれたヨーロッパの職人が作り出した、紙の模様を貼って飾る簡単な手工芸です。
えっ、布に貼れるの? 驚いてしまいますよね。デコパージュ手工芸専用液を使うと思ったよりずっと簡単に作れるし、なんと洗濯もできるんです。
この特殊な手工芸の模様にするのは、ペーパーナプキンが薄くていちばん簡単です。好きな模様を切り抜き、表の白い紙ははがして使います。
デコパージュ専用液を模様の上からむらなく縫って貼ります。その上からもう一度液を塗って、ちゃんとした手工芸品にするために強度と防水性を高めます。
模様をすべて貼り終わったら、さらにもう1度、模様全体に液を塗り重ね、そのまま乾かします。液が完全に乾いて手につかなくなったら出来上がりです! はじめ少しシワになっても、乾けばピンとなりますから心配なし。簡単でしょう?
こんなにかわいいバッグだってできちゃいます。デコパージュ専用液は手芸店で売っていますが、ちょっと試すなら、なんと百円均一ストアのダイソーとセリアで販売していますから、簡単にトライできますよ。
和綴じというとクラシックなイメージがありますが、今ではかえって新鮮で、こんなメモ帳をバッグから出したらすてきな手工芸品として注目されそう。
和本の作り方
手工芸の手本といえる優雅な和本。その和綴じの糸の通し方をわかりやすく教えてくれます。この順番を覚えれば、基本的な和綴じの本が簡単に作れて、楽しいですよ。
市販の封筒をちょっと切らしたとき、友達には特別な封筒に入れて送りたいとき、B5サイズの紙が1枚あれば、定型の封筒が簡単に作れます。実用と手工芸をかねた便利工作ですね。
形の決め方は簡単。B5の紙を縦に置き、ふたとして上から3cmぐらい残して2つに折ります。左右を0.5~1cmほど同じ幅に折り、さらにもう一度折ります。
両横の折り目をひとつ開き、ふたの部分を斜めに切ってからまた折りこんで、のりでつけます。これでほぼ完成。簡単にできました。
紙の色が濃いときは、宛名を書くところを別の紙で切ってつけておきます。できた封筒は、材料によっては立派な手工芸品になりますね。