2016/05/31
shinya_7
2016/03/07 更新
ボールペンでは味わえない万年筆の書き味やにじみ具合はシックな大人のイメージがありますよね。万年筆の使い方は難しいと思われがちですが、慣れれば大丈夫ですよ。今回は万年筆の基礎知識と使い方をわかりやすく簡単に紹介したいと思います。
万年筆は他の筆記用具と違い自分の好みのペン先やインクで字のにじみ具合や
色の濃さを味わいながら書く事ができます。
筆圧
ボールペンやシャーペンは力を抜けば字が薄くなりますが万年筆は紙にふれることで字が書けるので筆圧の弱い人でも字が綺麗に書けます。
何回ものページにボールペンやシャーペンで書くと手の疲れがありますが、
万年筆は同じ枚数を書いても手の疲れはあまり感じないようです。
今はパソコンで小説を書く人も多いですが、昔は何百枚ものページを書く小説家の人が
使っている筆記用具と言えば「万年筆」でした。
このことを考えても万年筆は手の疲れを軽減しているのがわかりますよね。
他の筆記用具のように元から色が決まっていなくて、自分の好きな色のインクに変えれます。
自分だけのオリジナルの万年筆ができます。
筆跡が残らない
ボールペンで書くと下の紙に筆跡が残る場合がありますが、万年筆の場合は
低筆圧でかけるので筆跡は残りません。
万年筆は一般の筆記用具と使い方がかなり異なります。
万年筆の使い方の前に仕組みを知っておきましょう。
重要なのはこの3つ
万年筆で字を書くのに必要なのが「ペン先」「ペン芯」「ペンポイント」の3つになります。
使い方もこの仕組みを知ってからのほうがわかりやすいです。
ペン先 金
万年筆のペン先は昔から「金」が主流です。
金はインクの酸に侵されにくく弾力性もあるので書きやすいです。
ペン先 スチール
スチールのペン先は金に比べると比較的安いので初心者の人が使う入門万年筆として
使われている場合が多いです。
万年筆のペン先はブランドやメーカーによって違うので自分にあった使い方ができる万年筆をえらんでください。
ペンポイント
万年筆はペン先の先端に「ペンポイント(耐摩耗合金)」が付いています。
金のペン先は柔らかく弾力もあるので摩擦が起こります。
この摩擦を防ぐために万年筆にはペンポイントがついています。
ペン芯
万年筆の心臓部です。
万年筆のペン先にインクを送るための重要な部品です。
色んなブランドやメーカーがあり多少違いはありますが、ペン芯の役割は同じです。
万年筆で重要な部分がわかったところで次からは使い方を紹介していきます。
・カートリッジ専用万年筆か吸入式万年筆かカートリッジ/コンバーター両用式万年筆
この3点は必ず購入時に確認が必要です。
万年筆のカートリッジ
万年筆の使い方は難しいと思っている人はカートリッジ式からチャレンジしてみてください。
最初はどのカートリッジが正解かわからないのでカートリッジを購入する時は万年筆を持参するほうがいいです。
吸入式
カートリッジインクと比べると吸入式の使い方は難しいと思いがちですが慣れれば大丈夫です。
使い方がカートリッジほど簡単ではありませんが色の種類がとても多いのでオススメです。
万年筆吸入式の使い方
今回は使い方をわかりやすい方法で紹介しました。
映像なのでチャレンジしやすいと思います。
使い方をマスターしてみてくださいね。
コンバーター
カートリッジ式万年筆でも「コンバーター」を使用すれば、吸入式万年筆と同じように自分の好きなインクから吸入して使用する事ができます。
吸入式コンバーターの使い方
使い方は一般的な使い方です。
カートリッジほど簡単な使い方はできませんが、そう難しいものでもないのでチャレンジしてください。
持ち方
万年筆の使い方で持ちかたですが、ペン先に刻印がついていますのでその部分を上にし
ボールペンよりは寝かせ気味な感じで持ってください。
力を入れすぎて書いてしまうとペン先が開いたり曲がったりするので、筆圧は弱めで書いていきます。
万年筆を長く使っていく使い方はメンテナンスをキチンとしてあげることです。
洗浄方法を観ながら使い方を習得してください。
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高品質樹脂で作られているゴージャスな万年筆です。
使い方を参考にして良い味わいのある万年筆にしてください。
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使い方で自分をアピールしてください。
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透き通るように綺麗で繊細なクリア樹脂のペン軸がエレガントで女性にももち易い万年筆です。
優しくエレガントな使い方をしてあげたい1品です。
万年筆で大切な人にお手紙でも書いてみると、いつもの感じではなく
落ち着いた空間が楽しめるはずです。
使い方を考えて色んな字で味わい深い手紙を書いてください。
万年筆は使い方を気よつけてあげるだけで、何十年も使い続けれます。
使い方を乱雑にしてしまうと、それだけ短い付き合いになります。
できるだけ丁寧な使い方をし、長い付き合いにしてあげてください。
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