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これはおすすめ!掃除に洗濯に役立つ酸素系漂白剤の正しい使い方

酸素系漂白剤は洗濯だけに使う物だと思っていませんか?実は食器の漂白やお掃除などにもおすすめなんです!でも間違った使い方をすると酸素系漂白剤の効果を半減させてしまうかも!?ここでは酸素系漂白剤の正しい使い方とおすすめの酸素系漂白剤をご紹介します!

そもそも酸素系漂白剤って何?

基本的に漂白剤とは、色などを取り除き、白くする働きを持つ薬剤のこと。種類は「酸化剤」と「還元剤」の2つ。私たちに馴染みのあるのが「酸化剤」に分類されるもので、主に「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」に分けられます。

塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の特徴

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は漂白力が非常に強いのが特徴。しかし色素を破壊するため、衣料の場合には白物にしか使えないのが弱点。塩素臭がきつく、さらに繊維を傷めやすいので、日常のお洗濯に使うのはおすすめしません。一方で、除菌・殺菌力が強いため、ふきんなどを漂白するには最適。その他トイレや台所、カビ取り用としてよく使用されます。

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤に比べると漂白力はやや劣りますが、繊維を傷めずに色素や汚れを落とすので日常の洗濯に使えます。塩素系漂白剤のような独特の臭いもないので衣料品には最適ですね。もちろん色柄物もOKです!

酸素系漂白剤の種類

液体タイプ

液体タイプの酸素系漂白剤の主成分は過酸化水素。これはあの消毒用オキシドールとほぼ同じ成分です。酸性のため、若干漂白力は弱くなります。

粉末タイプ

粉末タイプの主成分は過炭酸ナトリウム。水に溶かすと過酸化水素と炭酸ナトリウムに分解されます。炭酸ナトリウムはアルカリ性で過酸化水素の漂白力を高める効果があり、液体タイプよりも強い漂白力が期待できます。

酸素系漂白剤を使う上での注意点

ぬるま湯で酸素系漂白剤の力を十分に発揮させましょう!

酸素系漂白剤は40度以上の水温で活動が活発化するので、ぬるま湯での使用がおすすめ!黄ばみ・シミなどの頑固汚れは、洗濯・脱水後に40~50度のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、約1時間つけ置きした後、すすいで脱水し、天日干しにするのがおすすめです。手間をかけた価値のある仕上がりになりますよ!

粉末の酸素系漂白剤は動物繊維にNG!

酸素系漂白剤の粉末タイプは動物性の油脂を分解してしまうため、ウールなどの動物繊維は手触りが悪くなってしまう可能性があります。液体タイプの酸素系漂白剤の中には動物繊維に使用できる製品がありますが、その場合は注意書きの指示に従って下さいね。

金属にはNG!

金属のボタンやファスナーがついている衣類には酸素系漂白剤は使用できません。酸素系漂白剤の成分で金属が化学反応を起こすため、金属部分が劣化してしまいます。さらに、金属が触れている生地にも悪影響を及ぼす可能性があるので使用はNGです。

草木染めには注意

草木染めの布製品には、媒染剤として鉄や銅などの金属が使われている場合があります。その金属成分と酸素系漂白剤が化学反応を起こして繊維が劣化してしまう恐れがありますので、使用は控える事をおすすめします。

念のため、色柄物を漂白する時は衣服の目立たない箇所に酸素系漂白剤をつけてみましょう。5分ほど置いて変色や色移りがする場合は酸素系漂白剤を使うのは控えて下さいね。

これはおすすめ!黄ばみは酸素系漂白剤でスッキリ!

普段の洗濯物の洗浄力アップ!

洗濯物の汚れの原因のほとんどは、汗や皮脂といった酸性のもの。なので水に溶かせばアルカリ性になる酸素系漂白剤の粉末タイプを使えば、相乗効果で洗浄力がアップ!使い方は普段使用している洗濯洗剤にスプーン一杯ほど加えるだけ。これで簡単に汚れと臭いにサヨナラです!ただし、入れ過ぎると色落ちする可能性があるので、気をつけて下さいね。

シリコンの黄ばみ取りに

スマホのケースやコップなどに使用されているシリコンですが、年月が経つと黄ばんでしまいますよね。そんな時に活躍するのが酸素系漂白剤!40度以上のお湯2Lに、大さじ1杯の粉末タイプの酸素系漂白剤を溶かし、黄ばんだシリコンをつけ置きします。その後太陽光に当てて数日待つと、黄ばみが綺麗に取れますよ!

酸素系漂白剤で冷蔵庫や洗濯槽のお掃除を!

冷蔵庫の掃除や除菌に!

ぬるま湯1Lに粉末タイプの酵素系漂白剤小さじ1杯を溶かしたものを雑巾に含ませ、固く絞ったら冷蔵庫の中や食器棚、電子レンジを拭き掃除しましょう!臭いもせず除菌ができるのでおすすめです!

ドラム式洗濯機の掃除方法

50度程度のお湯をあふれない程度に洗濯槽に入れ、そこに酸素系漂白剤を加えます。つけ置きコースを選び、洗いのみを選択して運転スタート!ドラムの回転が終わったら、一度ゴミをすくって取りましょう。その後脱水とすすぎを繰り返してお掃除終了です!

縦型全自動洗濯機の掃除方法

50度程度のお湯を洗濯槽に入れ、そこに酸素系漂白剤を加えます。洗いのみを選択し、その後お湯を入れたまま2〜3時間放置します。その後浮いてきた汚れを取り、また洗いのみを行います。その後排水してすすぎと脱水を2回程度繰り返して終了!

ドラム式洗濯機、縦型全自動洗濯機ともに酸素系漂白剤の使用目安は10Lあたり100gです。汚れの程度によってつけ置きの時間やすすぎの回数を調節して下さいね!なお、ドラム式洗濯機は必ず浮いてきた汚れを網などですくい取ってからすすぎをして下さい。汚れを取らずにすすぎをしてしまうと、パイプ部分に汚れが詰まり、洗濯機が故障する原因になるのでご注意を!

おすすめの酸素系漂白剤

粉末タイプ

やさしい酸素系漂白剤750g

オカモト
¥424(税込)

過炭酸ナトリウム100%、添加物を一切含まない素肌にも環境にもやさしい酵素系漂白剤。衣類の漂白はもちろん、洗濯洗剤の代わりとして使用できます。また、洗濯槽のクリーニングや茶渋や油などの食器汚れ、排水口、浴室のタイルやカビの汚れなどにも効果的です。

酵素系漂白剤 750g

シャボン玉石けん
¥428(税込)

安心の人気ブランド・シャボン玉石けんの酸素系漂白剤です。品質とコスパの良さで根強い人気を誇ります。洗濯物や台所用品の除菌や漂白はもちろん、洗濯槽の掃除のために購入される方が多いとか。

アルカリウォッシュ 1kg

地の塩社
¥627(税込)

アルカリウォッシュは、セスキ炭酸ソーダ100%の洗浄剤。今、テレビで話題の「家事えもん」ことジューシーズ松橋さんが、よく掃除で使用しているのがこのセスキ炭酸ソーダです。汚れなどを乳化して落とすため、手垢や血液などたんぱく汚れもすっきり。掃除や洗濯など、これ一つであらゆる用途に使用できる万能な酸素系漂白剤です。

オキシクリーン500g

オキシクリーン
¥590(税込)

酸素パワーで衣類の頑固な汚れ・シミを強力に分解する、多目的汚れ・シミ抜きクリーナーです。通常の洗濯洗剤に加えて使用するとより効果的!衣類を色落ちさせずに頑固な汚れや臭いを落とします。また、お醤油や血液、ペットによる有機性の汚れなどに、シミ抜きとしてご使用できるのが嬉しいですね!

ワイドハイター 粉末タイプ 750ml

花王
¥604(税込)

色柄物にも安心な衣料用の酸素系漂白剤の粉末タイプ。消臭・漂白成分配合の漂白剤で、洗剤と一緒に入れて洗うだけで繊維の奥まで浸透。毎日のお洗濯に加えるだけで、シミ汚れからくすみやニオイまで、スッキリと落としてくれます。ただし、毛や絹などの動物繊維には使用できませんので、ご注意を!

液体タイプ

ワイドハイター EXパワー 600ml

花王
¥346(税込)

ニオイの元になる、汗や皮脂汚れや菌まで強力に分解する衣料用の酸素系漂白剤です。いつものお洗濯で、漂白・消臭・除菌・抗菌ができるのが便利ですね。もちろん色柄ものにも使えます。さわやかな花の香り付きが嬉しい!

ブライトW 除菌&抗菌 600ml

ライオン
¥194(税込)

汚れをしっかり落すことに加え、次の汚れを落ちやすくするダブルの効果で、日々の汚れを残さず洗い上げる衣料用酸素系漂白剤です。汗や皮脂の汚れが『シミ・黄ばみ・黒ずみ』になるのを防いで、衣類の白さを長続きさせます。除菌・消臭効果はもちろん抗菌・防臭効果も高いのが嬉しいですね。もちろん色柄物もOKです!

掃除・洗濯におすすめの酸素系漂白剤はいかがでしたか?

酸素系漂白剤はお掃除にお洗濯に大活躍!さらに素肌にも環境にもやさしいので使わない手はありませんよね。今まで何気なく酸素系漂白剤を使っていた方も、正しい使用方法で効果を最大限に引き出しましょう!

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