2017/05/24
az2az
食卓を彩るおしゃれでかわいいランチョンマット。実はとても簡単に手作りすることができるんですよ?今回は、用途や形、素材別におしゃれでかわいいものをまとめました。裁縫が苦手な方も時間のゆとりのない方にも簡単にできる手作りランチョンマットをご紹介します。
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食卓を演出するランチョンマット。人数分揃えるとなると少々予算が必要になりますが、裁縫があまり得意ではなくても、ポイントさえつかめば簡単に手作りできちゃうんです。
今回はスタンダードなものからおしゃれでかわいいものまでまとめてみました。ぜひ、お気に入りのランチョンマットを手作りして、いつもの食卓を変えてみませんか?
手作りのいいところは、どういったシーンでランチョンマットを使いたいのかを考え、それに合った作り方、素材、サイズや形を選べるところです。
でも、生地の種類が多くてどれを選べばいいのかわからないってことありますよね?そこで、まず、ランチョンマットにおすすめの生地、素材をご紹介します。
シーチング生地
織り方の密度が低く、通気性がいいのが特徴の生地です。程よい厚さなのでミシンでも抵抗なく縫えます。紹介する生地の中では一番柄やカラーが多く使い勝手がいいですね。ただし、裏地のない縫い方だとすこしペラペラすぎる気もします。
価格相場:110×10cm/約30円~
洗濯:できますが、しわがよりやすい。
オックス生地
厚みがあるのに肌触りがよく、通気性もよく、しわになりにくいのが特徴の生地です。中厚の生地なので縫うときに少し抵抗を感じるかもしれませんがミシンならスイスイ縫えます。シーチング生地と違い厚みがあるので裏地がなくても気になりません。カラーや柄も豊富なので初心者の方にとってもおすすめです。
価格相場:110×10cm/約50円~
洗濯:できますが、色落ちに注意。
カツラギ生地
チノパンなどに使われる丈夫で厚みのある生地です。オックス生地よりもさらに厚みがある生地ですが、ハンプ生地よりは柔らかく使いやすい生地です。だいぶ厚みがあるのでミシンで縫うときに少し抵抗があるかもしれません。色合いは落ち着いた色合いが多い印象です。ランチョンマットだけでなく鞄などにもおすすめです。
価格相場:110×10cm/約70円~
洗濯:できますが、色落ちに注意。
ラミネート加工
ビニール素材で表面をコーティングした生地です。水や汚れに強く、生地を裁断してもほつれが出にくいのが特徴です。洗濯はできませんが、食器用洗剤などで表面を洗ってあげれば汚れを落とすことができますので手軽にお手入れできるのも魅力です。柄やカラーも豊富なので、家の食卓で使うランチョンマットなどにおすすめです。
価格相場:110×10cm/約100円~
洗濯:不可。ただし、食器用洗剤などで洗うことはできます。
いかがでしたでしょうか?ランチョンマットは、ほぼ生地の性質で雰囲気が決まります。これを参考に今度は基本的なランチョンマットの作り方をご紹介します。
【裏地なし】ランチョンマット
四隅を額縁のように折ったスタンダードな形のランチョンマットです。裏地のあるランチョンマットは頻繁に洗濯すると、裏表の布がいびつになってしまうことがあります。給食や毎日の食事などよく使うものは、裏地なしで作るのがおすすめ。また、オックスなどの厚手の生地でランチョンマットを作る際におすすめです。
【材料】
・布(25cm×37cm)/1枚
【作り方】
1)額縁仕立てのランチョンマットは、仕上がりサイズの外側に三つ折りする縫い代を2cmプラス1cm足して裁断します。
2)角からの6cmのところを45°斜めに印をつけておきます。
3)裾を内側に折り返してアイロンを掛けます。
4)角の部分を斜めに直線縫いをし、角の部分をカットします。
6)額縁のようにきちんと折り込み、アイロンで整えます。
7)端をさらに内側に折り込み、周囲一周をミシンでステッチをすれば完成です。
【裏地あり】ランチョンマット
その日の気分で使う面を変えられるリバーシブルのランチョンマット。表と裏の両方使えるので、お食事、おやつなど、様々なシーンに合わせて使えるのが特徴です。裏地があるのでシーチング生地などの薄手のものを使うときにおすすめの縫い方です。
【材料】
・布(33cm×43cm)/2枚
※リバーシブルなので別柄を各1枚ずつ用意してください。
【下準備】
作り始める前に、裏地のあるランチョンマットを作るときは、生地を大き目に切り、水洗い(手洗い)して干し、生乾きのところをアイロンし、その後に材料のサイズ通りに裁断します。
※これは、生地の縮みを防ぐためです。両面のランチョンマットを作るときにこれをしないと洗濯で形が崩れやすくなります。
1)オモテ布とウラ布を中表にして縫い代を合わせてまち針で止め、縫い合わせます。この時、数㎝巾の返し口を残しておきます。
2)生地の角をカットします。この時、縫い目を切ってしまわないように注意して下さい。
縫い代を片側に倒し、アイロンで押さえておきます。
3)返し口から生地を引っ張り出してひっくり返します。角を目打ちなどで綺麗に出します。
4)アイロンをかけたあと、端から0.2㎝の所をぐるっと一周ステッチすれば、完成です。
裏地なし、裏地ありの作り方がわかれば後はお好みにアレンジし放題です。ポケットを付けてみたり、レースを付けてみたり、転写シートを付けてみたり色々できますね。
次は、作り方や素材を工夫した手作りランチョンマットをご紹介します。
ラミネート加工生地のランチョンマットは、汚れに強いのが特徴。接着テープで留めてから周囲を縫うだけでできるので裁縫が苦手な方にも簡単です。
【材料】
・ビニール生地の布(32cm×47cm)/1枚
・接着テープ
【作り方】
1)布を32cm×47cmのサイズに裁断して、端から1cmの場所に折り込み部分にマーカーなどで印をつけます。
2)裁断した布の四隅の角、すべてを1cmの正方形に切り取ります。そして、布の折り込み部分、四辺に接着テープまたは両面テープを貼って内側に折り込みます。
※布の四隅の角を切り取ることで、生地の重なりがなくなりぶ厚くなりません。最後の仕上げのミシン掛けがしやすくなります。
3)布を表に返し、端から7mmのところをミシンでステッチして完成です。
ビニール素材は切りっぱなしでもほつれませんので、裾の始末で四辺を三つ折りにしなくても大丈夫です。
使わないときはひもでくるりと巻け、スプーンやフォークが入れられるポケットを付けたランチョンマットです。くるっとまとめられるのでかさばらず、持ち運びに便利。バーベキューなど外での食事の時におすすめです。
【材料】
布(30cm×40cm)/1枚
別布(8cm×12cm)/1枚
紐(26cm)/1本
ボタン/1個
【ねこ型】ランチョンマット
かわいいネコの形をしたランチョンマットです。リバーシブル仕立てのランチョンマットですが、同じ布で全員分作るより、いろいろな柄や色で作るのもおすすめです。
【材料】
・布(A3サイズ強)/2枚
※リバーシブルなので別布を各1枚ずつ用意してください。
【作り方】
1)A3サイズ大位の大きさのハギレ2枚用意します。
2)ランチョンマットの表面を1枚、裏面を1枚裁断します。
3)二枚の布を表合わせにして、縫い代を5mm程度になるように周囲を縫っていきます。
4)縫い始めはネコの顔の下の部分から一周して、表に裏返すときの口になるので2〜15cm離して縫い終えます。
5)耳の部分に切り込みを入れてます。
6)返し口から表に返し、口をまつり縫いしてアイロンをかけます。
成長してサイズが合わなくなった服を使った手作りランチョンマットです。お気に入りの洋服が生まれ変わるなんてお子さんも喜びますよね。今回紹介するのは裏地ありのランチョンマットですが、リメイクする服の生地に合わせて裏地のありなしは決めてもいいと思います。
服のリメイクなので、端の処理さえ気を付ければ、丈夫なランチョンマットになります。毎日使うお子さんの給食用のランチョンマットにおすすめです。
【リバーシブル】ランチョンマット
バイアステープ付きリバーシブルランチョンマットです。作り方がとても簡単なので、裁縫が苦手な方や初心者の方におすすめ。生地はラミネート加工やシーチング生地など薄手のものがおすすめです。
【材料】
・布(35cm×45cm)/2枚
※リバーシブルの時は別布を各1枚ずつ用意してください。
・バイアステープ
【作り方】
1)布を材料のサイズに合わせて裁断します。
2)2種類の布をよれないようにまち針で固定して縫い合わせます。
※この時、2枚の布がずれないようによれないようにまち針をたくさん使って固定することがポイントです。
3)縁をバイアステープで挟みながら縫っていきます。
4)4辺すべてを縁取りすれば、完成です。
切り返しのついたタイプのランチョンマットです。センター部分の柄を別の柄に切り替えているので少し作り方は難しいですが、よれにくく丈夫なランチョンマットができます。裏地があるランチョンマットなので薄手の布を使うことをおすすめします。
【材料】
・薄地布(表地)13㎝×43㎝/3枚
・薄地布(裏地)33㎝×43㎝/1枚
レース付きのおしゃれな手作りランチョンマットです。切り替えし付きで裏地つきです。切り返し部分が少し難しいかもしれませんが、テーブルにあるとパッと華やぐ事間違いなしの手作りランチョンマットです。
裁縫が苦手な方におすすめな布以外の素材で工作のように手作りできるランチョンマットをご紹介します。
桃の節句用のペーパーランチョンマットですが、ホームパーティやお客様をお呼びするときなどおもてなし用にも使えます。紙で出来ているのでアレンジも簡単。工作気分で手作りできるランチョンマットです。
クリアファイルを使った目からうろこが落ちるようなアイデアの手作りランチョンマットです。
裁縫が苦手な方もこれならできそう。
お子さんと一緒に手作りしても楽しそうです。
PPバンドを編んで作るランチョンマットです。水や汚れに強く、お手入れも簡単です。ppバンド1束で1枚余裕に作れます。複数の色で編んでも素敵ですね。
いかがでしたでしょうか?定番のランチョンマットの作り方から素材を変えて縫わずにできるランチョンマットまで様々なものをご紹介しましたが、手作りランチョンマットを作る参考になったでしょうか。
ランチョンマットはテーブルコーディネートを楽しむだけでなく、衛生面としてもぜひ取り入れたいものです。楽しく食事をするためにぜひ、お気に入りの生地や素材を使って楽しく手作りランチョンマットにチャレンジしてみてください。
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