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観葉植物の種類や育て方、レイアウトなどの一覧を紹介します

観葉植物の種類や育て方、レイアウトなどの一覧を紹介します観葉植物にはたくさんの種類があり育て方も様々です今回はその中でも信頼できるものを選んで一覧にしました。育て方やレイアウト、種類などを一覧にしたいと思います。細かく書いていきます

観葉植物種類一覧

ベンジャミナ

種類一覧
爽やかで光沢のある葉が魅力的で、上の写真のような一般的なベンジャミナの他にも、斑入りのものや、葉がカールしているもの、枝が垂れやすいものなど種類も豊富です。

デコラゴム

種類一覧
濃緑色の葉は肉厚で大きく丸みがあります。非常に丈夫で繁殖力も旺盛。最もよく見かけるゴムノ
キでもあります

アサヒゴム

種類一覧
インドゴムの木から生まれた突然変異種で、葉の周縁部に細く白乳色の斑が入ります。優しい色合いでインテリアとしても人気があります。

ヘデラ

種類一覧
国内のグランドカバーとして最も多い品種。生命力が強く、どんな場所でも丈夫に育つため、道路分離帯や法面(のりめん)緑化、壁面緑化など様々な場所で使われている。名前は「カナリー諸島のアイビー」という意味であり、葉の形状がおかめに似ている為、オカメヅタとも呼ばれます。

ピッツバーグ

種類一覧
葉脈が白くはっきりと見えるのが特徴です。葉が小さく可愛らしい印象。寒さに強く0℃以上あれば越冬も可能です。

ポリシャス・バルフォウリアナ

種類一覧
フリスビー”として流通しているバルフォウリアナ。肉厚の葉が特徴的で、葉の縁が立ち上がったものはカップリーフとも呼ばれ、小皿として使われる事もあります。

観葉植物育て方一覧

せっかく自宅に買った観葉植物を枯らしてしまうのはとても悲しいことです。
また、オフィスの観葉植物に誰がいつ水をあげたか分からないといったような、全く管理がされていないケースもよく見かけます。

観葉植物を元気に育てるのは全然難しいことではありません。
観葉植物の専門家として皆さんにしっかりと抑えて欲しいポイントをお伝えします。

ここで紹介するポイントを押さえておけば、きっとあらゆる観葉植物を元気に育てることができるようになり、トラブルが起きたときも、冷静に対処することができるようになります。

日当たり条件

育て方一覧1
観葉植物は適した“日当たり条件”を満たした場所に置くことで元気に育っていきます。

“日当たり条件”とはわかりやすくいうと、お部屋の“明るさ”の事です

観葉植物は種類によって必要な明るさ”が異なります。

部屋の“明るさ”は大きく分けると

・日当たりの良い場所
・明るい日陰
・日陰(蛍光灯)
・暗い日陰(白熱灯)

日当たりのよい場所

日光がよく当たる窓際は観葉植物が一番生長しやすい環境です。夏場の直射日光は避けたほうが良いのですが、ほとんどの観葉植物はこの明るさで元気に育てることができます。

②レースのカーテン越し(明るい日陰)

レースのカーテン越しのような直射日光を遮る部屋を“明るい日陰”といいます。室内で育てられる観葉植物の多くは、この②のような環境を好みます。

③蛍光灯のみの玄関(日陰)

直射日光が当たらず蛍光灯の明るさが頼りの部屋を“日陰”と呼びます。
この③のような場所では日陰に強い観葉植物であれば元気に育つことができます。

④白熱球だけの玄関(暗い日陰)

白熱球の光だけが頼りの部屋を“暗い日陰”と呼びます。
ここではかなり耐陰性が強い観葉植物でないと育てることができません。またこの明るさの場所では、日陰に強い観葉植物でも長期間育成することは困難です。

このように、飾る場所の“明るさ”によって、元気に育つ植物の種類も異なってきます。

この4つの条件に適した観葉植物を紹介しておきますので、これから観葉植物を育てようとを考えている方は、飾りたい部屋の“明るさ”がどのタイプになるかを確認して種類を選んだり、欲しい種類がどのぐらいの“明るさ”が必要なのかを確認してください。

また、すでに観葉植物を育てている方は、飾っている部屋の明るさが適しているかを確認しておくと、今後の植物の育成がさらに容易になると思います。

水やりの方法

育て方一覧2
続いて、観葉植物が元気に育つ水やり方法について紹介します。

観葉植物の水やりは「土が乾いたらたっぷりと与え、受け皿に水をためない」こと。このルールを守れば、基本的にどんな観葉植物も元気に育てることができます。

あいまいな表現ですが、間違うと観葉植物を枯らす原因になるため、分かりやすく以下の3つのポイントに絞って説明します。

①はっきりした水やりのタイミング
②はっきりした水やりの量
③水やりの時間帯

はっきりした水やりのタイミング

育て方一覧
水やりのタイミングは「土が乾いたとき」もしくは「土が白っぽくなったとき」ですが、どんな状態かわかりづらいと思いますので、写真で説明します。
①が土が乾いた状態です。

表面はさらさらしていて、土の表面や土の中を指で触っても湿っていない状態です。
この時が水やりのタイミングです。

②が水を与えた後、もしくは土が湿っているときです。

指で触ると湿っているのがわかります。

②に比べて①のほうが白っぽく見えるのがわかると思います。
土は乾くと、湿った状態に比べ白っぽく見えます。
そのため園芸店などで「土が白っぽくなった水やりをしてください」と言われたりします。

「土が乾いてから水をやる」ということは逆に言うと「土が湿った状態では水をやらない」ということです。

これは頻繁に水を与えすぎて常に土がジメジメと湿っている状態だと、根が酸素不足に陥り、腐って枯れてしまうからです。

また、いつも土に湿り気がある状態だと根が健全に育たず、土から養分や水分を吸収するための根毛がうまく発達しなくなり、観葉植物そのものは貧弱になってしまうからです。

土がしっかり乾いてから水やりをするのは、植物の根を健全に育てるためでもあります。

ただし、湿気を好む観葉植物は、鉢の土の表面が乾き始めたら毎日水やりをし、乾燥した状態を好むサンスベリアや、アロエ、サボテンなどの植物は土が乾燥した後、さらに2日から4日待ってから水やりをするなど、観葉植物の種類によって、土が乾いた後の水やりの間隔は異なってきます。

はっきりした水やりの量

育て方一覧
水やりのタイミングはわかったけれど「たっぷり水を与える」の“たっぷり”とはどれぐらいの量なのかわかりづらいと思います。
これは鉢底から水が流れてくるまでという意味です。

写真で説明します。
①ベランダで水やりをするときは、鉢から水が浸みだしてくるまで水を与える。これが「たっぷり与える」ということです。

②室内であれば、受け皿に水が浸みだしてくるまで水を与えます。
そのあと受け皿にたまった水は捨てます。

鉢底から水が流れるまで水やりをする理由は2つです。

・根のすみずみまで水を行き届かせるため。
・水を通して根が呼吸するための新鮮な空気を入れ替えるため。
こうすることで根が健康に育ち、葉もイキイキと茂ってくるのです。

逆にいつも土がジメジメ湿った状態か、受け皿に水が溜まった状態だと、根が呼吸できなくなり、腐ってしまいます。
根が腐れば、当然葉や茎も枯れてしまいます。

水やりの時間帯

直射日光が当たる窓際や、ベランダで観葉植物を育てている場合、絶対に注意しておきたいのは、水やりの時間帯です。

6月~8月までの猛暑期は朝9:00までか18:00以降の日光が柔らかくなったときに水やりをしてください。

これは、直射日光が照りつける昼間などに水を与えると、土の中の水分が蒸発し、その熱によって葉が蒸れて焼けてしまうからです。
これが原因でベランダの観葉植物が全滅することもありますので注意しましょう。

葉水を与える

育て方一覧
水やりとセットで覚えておきたいのが“葉水”です。
“葉水”は霧吹きスプレーを使って、葉に直接水を吹きかけることを指します。

葉水はつやのあるイキイキとした葉を育て、病害虫を防ぐ効果があり、湿度調整ができるようになります。
ポイントは、葉だけでなく茎や幹にも霧吹きをしてください。

観葉植物の多くは熱帯湿潤地帯に自生しています。幹にも霧吹きをすることで、その環境に近づけることができます。
こうすることで根で吸い上げられない水分を全身で受けることができるため、丈夫で病害虫への耐性がある観葉植物に育ってきます。
できれば葉水は毎日与えてください。

観葉植物をたくさん飾っていて、霧吹きするのに疲れるときは加圧式の霧吹きスプレーを使うと便利で楽です。

水やりの時間を決めておく

いつも決まったタイミングに水を与えると、植物に過度なストレスをかけずに済み、植物が元気に生長するようになります。

水やりの時間帯を自分が水やりができる時間帯に合わせておき、毎回同じ時間帯に行ってください。

プロの生産者はこの方法で水やりをし、美しい観葉植物を作っています。

温度管理

育て方一覧
続いては、観葉植物の温度管理です。

観葉植物は一般的に15℃以上の気温で元気に育ち、10℃を下回ると元気がなくなります。

観葉植物はもともと熱帯地方に自生しているものが多く、気温が高いほどよく育ちますが、日本の冬の寒さに耐えられないものが多いです。
基本的には10℃を目安とし、室温がそれ以下に下がるときは、温かい部屋に移してください。

とはいえ、寒さに強い観葉植物や、冬でも屋外で越冬できる種類もあります。

そこで、寒さに強い観葉植物と、寒さに弱い観葉植物を、目安となる生育温度ごとにいくつか紹介しておきますので、参考にされてください。

風通し

育て方一覧
観葉植物が健全に生育していく必要条件に、“風通し”があります。

風通しのよい部屋に置いておくと、観葉植物は元気に育ち、病害虫の予防にもなります。
逆に、閉め切った部屋で、空気の流れが滞留するような場所では、どんなに明るい場所であっても、観葉植物は元気がなくなってしまします。

この条件は意外に忘れがちで、「明るさ」、「水やり」、「温度条件」を満たしていながら、植物が弱っていく原因の一つになるので、ぜひ押さえておいてください。

日頃心掛ける管理法としては、観葉植物を飾っている部屋の窓を開けて、風通しを良くするか、こまめに換気をして空気の入れ替えをするようにすれば大丈夫です。

ここまでが初級編です。
ここまでに紹介した4つのポイントをしっかり守って育てると、しばらくはどんな観葉植物も元気に育てることができます。

観葉植物のレイアウト

部屋にあるだけで一気に雰囲気がアップする観葉植物。せっかくならただ置くだけでなく、インテリアとして美しく飾ってあげたいですよね。「買ったはいいけど……、どこにどうやって飾ろう?」とお悩みの方に、観葉植物をおしゃれに配置するためのヒントを紹介します!

光をいっぱい浴びられて相性抜群!窓際に置いてみる

レイアウト一覧1
太陽との相性のよい植物の定位置と言えば、なんといっても窓際ですね。窓の幅に合わせて複数並べると、光がさしたときもキラキラときれいですし、ぐっとグリーン感が増します。背の高い植物なら目隠しにもなって◎

置き方次第でアレンジ自在!棚に飾ってみる

レイアウト一覧2
小物や本を飾るオープンシェルフがあれば、その中を観葉植物の置き場に使えます。背の高い棚なら、つる性の植物を一番上に置くのがおすすめ。新鮮な目線になり、1つでも存在感あるインテリアに。

緑に包まれたような雰囲気に!天井から吊るしてみる

レイアウト一覧3
床や家具に配置するスペースがなくても、天井や高いところから吊るせば場所を取らずに植物を飾ることができます。空間的なバランスもよくなり、高い位置に緑があれば目に入りやすく、インテリアのポイントに。

絵画のように緑を鑑賞できる!壁に飾ってみる

こちらも置き場所をあまりとらずに観葉植物を配置できる例。絵画や写真と組み合わせて飾ってもおしゃれですね。フレームは木や陶器などさまざまな種類があります。DIY好きな人なら、自作にチャレンジしてみてもよいかもしれません。

食卓にグリーンの彩りを!ダイニングテーブルに置いてみる

レイアウト一覧4
食卓の観葉植物は、家族の食事の時間を素敵に演出してくれるアイテム。目に鮮やかなグリーンのフレッシュ感で、料理もいっそう美味しく感じられそうです。クロスと組み合わせて飾れば、テーブルを使わないときでも雰囲気がよくなります。

肥料一覧

よくあるトラブル対処法

続いて、観葉植物を長く育てていると、上記の育て方だけでは改善できないトラブルが起こります。

ここから、そんなトラブルの中でもよく発生するものを3つに絞って、それぞれの対処法を紹介していきます。

肥料の正しい与え方とよくある5つの勘違い

育て方一覧
育てている観葉植物に何となく元気がないと感じるとき、「きっと、肥料を与えたら元気になるに違いない。」と思われる方も多いのではないでしょうか。

確かに肥料は“正しく与える”ことで観葉植物を更に元気にさせる力を持っています。しかし間違えた与え方をすると、観葉植物を枯らす原因にもなってしまいます。

また、肥料といっても商品の種類が多すぎて、どんな時に、何を、どれぐらい与えたらよいか、皆目見当がつかないこともあると思います。

そこで、正しい肥料の与え方とよくある勘違いについて紹介していきます。

正しい肥料の与え方

肥料一覧
まず、覚えておきたいのは肥料を与えるタイミングです。

1.葉に元気がなく、茎が弱々しくなってきたとき
2.花が咲かせたいとき
こういった症状のときに肥料を与えます。

三大要素”がバランスよく含まれている商品です。

肥料の“三大要素”とは観葉植物が元気に育つために必要な以下の成分のことです。

①窒素(N)…タンパク質を作り緑葉素の元になる成分で、葉や茎を育てる。
②リン酸(P)…植物の細胞質の成分になり、花と果実を育てる。
③カリウム(K)…植物全体の育成に大きな役割のある成分で、根や茎を育て、 病気や害虫に対する抵抗力を向上させる。
弱った観葉植物には、これらの三大要素がバランスよく含まれた肥料が最も効果的です。

また、三大要素が偏りなく含まれている肥料は、種類を問わず、あらゆる観葉植物を元気にしてくれる万能タイプでもあり、種類を問わず使用が可能です。

花を咲かせたいとき

肥料一覧
花を咲かせるためには多くのリン酸(P)を必要とするため、窒素(N):リン酸(P):カリウム(K)の比率で特にリン酸(P)が高い6:10:6のような比率の肥料を選んでください。

肥料の正しい与え方

固形タイプは鉢土の上に、鉢の淵に沿って肥料を置いていきます。
※植物の根元は肥料やけを起こすため避けてください。

液体タイプは希釈し適量を水やりとともに鉢土にまんべんなくかけてください。

5-1-4.与える量

固形タイプも液体タイプもパッケージに記載している規定量に必ず従うこと。
※決して多く与えないように。肥料の与えすぎは枯れの原因になります。

5-1-5.与える時期

固形タイプの場合5月から10月にかけて2か月に1回程度与え、11月以降は肥料を取り除き、与えないように。

液体タイプの場合は5月から10月にかけて、1ヶ月に1回程度与え、11月以降は肥料を与えないようにします。

春の新芽が芽吹くころから、生長が活発になる夏は肥料をよく吸収し、元気に育ちます。
気温が下がる11月以降は、生長が止まり、肥料を吸収しなくなるため、与えない方が無難です。

絶対に注意してほしい!!よくある5つの勘違い

肥料は間違えた与え方をすると観葉植物を枯らしてしまう原因になります。
ここではよくある5つの勘違いについて説明します。

5-2-1.肥料は与えすぎてもダメ!!

肥料禁止一覧
観葉植物を早く元気したいからと言って、肥料を毎日与えたり、規定量を超えた量を与えると観葉植物は枯れます。

肥料を与えすぎると、土の中の肥料濃度が高くなり、根から栄養を吸収出来なくなるとともに、根の水分を逆に奪われ、観葉植物の元気がどんどん無くなくなり、最後には枯れてしまうことになります。必ず適正量を適正頻度で与えるようにしましょう。

低濃度の肥料成分が入っている製品

ひりょう一覧
肥料としての要素がないため、「活力剤」だけでは観葉植物に充分な栄養を補給することはできません。

肥料をメインとして使い「活力剤」あくまでサブとしてご使用ください。「肥料」と併用した場合において「活力剤」は観葉植物を短期間にぐっと元気にしてくれる力を持っています。

グッタリした観葉植物には、チョット待った!!

すでに弱ってしまっている観葉植物は根が傷んでいる可能性が高く、その場合の肥料は逆効果。

まずは、水の不足・根詰まり・不適当な栽培環境などではないかを確認し、問題解決を図りましょう。

肥料を与える場合は、規定量より薄めた液体肥料を霧吹きで、葉や茎部に散布(葉水)し様子を見ます。この方法であれば土に肥料を与えているわけではないので、根に負担がかからないので安心です。

5-2-3.肥料を混ぜてはダメ!

肥料の効果を高めたいがために、複数の液肥を混ぜる・他の農薬と混ぜるといったことは、絶対にやめましょう。化学反応を起こすことがあり大変危険です。

5-2-4.肥料を欲しがらない観葉植物もあります!

サボテンのように肥料をあまり必要としない植物もあります、肥料の特性と共に、肥料をあたえる植物の特性もしっかり頭に入れておきましょう。

5-2-5.植え替え直後の追肥はダメ!!

植え替えをしたばかりの観葉植物に肥料を与えることは厳禁です。

植え替えしたことで、植物は根を傷めています、そんな根に肥料を与えると肥料焼けを起こします。

与える場合は植え替えから少なくとも2週間はあけて下さい。

観葉植物のあれこれ

植え替えを成功させる3つのポイント

観葉植物を植え替える際に以下の3つのポイントを押さえれば成功する可能性がぐっと上がります。

1.植え替えは適した時期に行う。
2.観葉植物に最適な土を選ぶ。
3.バランスにあった鉢を選ぶ

植え替えが成功するポイント

一覧
観葉植物は定期的に植え替えをすることで、長く元気な状態を維持することができます。
逆に、何年も植え替えをしなければ、根詰まりを起こして、元気がなくなっていきます。

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