お部屋を彩るアクセントに。簡単にできるおしゃれなのれんの作り方
お部屋の仕切りや目隠しなど、様々な用途で使えるのれん。普段インテリアショップでもよく見かけますが、実は自分でも簡単な作り方で手作りすることができるんです。ということで今回は、そんなおしゃれなのれんの作り方や、お部屋のコーディネート例をご紹介します。
[表示する]
皆さんは、のれんをお部屋に使っていますか?のれんと聞くと地味、部屋に取り入れにくそう、などというイメージを思い浮かべる方もいるかもしれません。しかし、最近はその便利さやおしゃれさ、デザインの豊富さからインテリアとして注目されているんです。
もともとのれんは、お店の営業中の目印として使われていました。のれんと聞くとあまり聞き馴染みがないという人もいるかもしれませんが、普段でも結構目にしているものです。
温泉などでよく見かける「男湯」「女湯」の入り口にかけられている物ものれん。現在でもお店では目隠しとして使われています。
現在ののれんのデザインは和風のものだけではありません。爽やかな見た目やデザインの多さから、インテリアショップでも展開されるくらいのれんはお部屋のコーディネートに人気です。
そんなのれんですが、実は簡単に手作りすることができるんです。一体どうやって作るのでしょうか?
今回は様々なのれんの作り方をご紹介します。お裁縫が苦手な方でも簡単に作れる方法ばかり。自分の好きなデザインが見つからなかったり、お気に入りの布を使ってお部屋をコーディネートしたいという方は、是非試してみてくださいね。
てぬぐい+つっぱり棒
材料
・好きな手ぬぐい2枚
・つっぱり棒
・カーテンクリップ
つっぱり棒にカーテンクリップを通し、好きな手ぬぐいをクリップで留めればのれんの出来上がりです。左右違う柄にするなど自由自在にアレンジができます。
風呂敷+両面テープ
材料
・風呂敷
・布用の両面テープ
・はさみ
1.中心に両面テープを貼る
風呂敷の中心の上から15cmのところから下までまっすぐに両面テープを貼ります。
2.中心をはさみでカットする
貼った両面テープを縦半分に風呂敷ごとはさみでカットしていきます。切り止まりの部分はY字に切っておきます。テープの剥離紙を取り、折って布に貼り付けます。
3.上辺も両面テープで貼る
上辺に両面テープを貼って、通す棒の幅に合わせて布に貼り付けたら風呂敷のれんの出来上がりです。
ここまでは針も糸も使わないのれんの作り方をご紹介してきました。しかし、生地を縫って作るのれんも簡単にできます。ミシンがなくてもできるので、是非試してみてはいかがでしょうか?
1.布を裁断する
同じ大きさの布を、作りたいのれんのサイズに合わせて2枚裁断します。
横=横幅+両端の縫い代分4cm
縦=縦の長さ+上の縫い代5cm+下の縫い代3cm
2.2枚の布を縫う
中表にして布を合わせて、画像のように横2cmあけて上から15cmを縫い合わせます。
3.ほつれないように端処理をする
合わせた布を広げて、両端を三つ折りにして縫い、端処理しておきます。
4.上下の端を縫う
上部分は棒を通せるように4cmの幅をとって三つ折りにして端を縫い、下部分は2cm幅になるように折り込んで端を縫えばのれんの出来上がりです。
ショート丈にしてみるのも◎
まだのれんを部屋に取り入れるのに抵抗があるという方は、短いのれんを作ってみるのもおすすめ。部屋が重くなりすぎず、ちょっとしたスパイスに使えます。
丸いヨーヨーキルトを使ったのれんの作り方をご紹介します。丸いシルエットがキュートなので、お部屋を一段と明るくしてくれます。自分の好きな色や大きさのものを集めて作ってみましょう。
ヨーヨーキルトの作り方
1.生地をカットし端を縫う
好きな布を作りたい大きさ×2+1cmの直径の円にカットします。円の端を5mmほど折り込み、端から1mmのところをぐし縫いしていきます。
2.ぐるっと1周縫い表布に針を出す
仕上がりがキレイになるように粗目に縫い、幅は揃えておきましょう。ぐるっと1周縫えたら表側に針を出します。
3.糸を引き締める
糸をギューっと引き締めて玉止めをし、裏に針を刺し糸先を中に隠したら出来上がりです。
ヨーヨーキルトの繋げ方
ヨーヨーキルトの繋げ方は、2つを中表に合わせて布端から1mmのところを3目か4目ほど、糸を2本取りにして縫いつければ出来上がります。
完成するとこんな感じに。大きさや色で自由自在に様々なのれんが作れます。
レースリボンとヨーヨーキルト
レースリボンの先のヨーヨーキルトをつけたのれんです。写真のように長さを調節してアーチ状にしてみても可愛いですね。
毛糸のポンポン
毛糸で作ったポンポンをつなげて作ったひものれん。目隠しにはなりませんが、部屋をポップにしてくれるインテリアとして使えます。
レースモチーフ
レースモチーフで女の子らしい可愛いお部屋にも。
フェルトボールと毛糸
カラフルなフェルトボールを毛糸でつなげたひものれんです。ランダムにつなげられたフェルトボールがおしゃれですね。
プードルモール
100円ショップなどでも売っているプードルモールをぶら下げて作るのれんです。自分の好きな量を好きな長さに切って作るだけなので、お裁縫が苦手な人でも簡単に作れます。
ビーズのれん
ひもにビーズを通して作るビーズのれん。自分の好きな色のビーズを使って、お部屋を彩ることができます。窓際にかけるとビーズがキラキラ光って綺麗ですね。
デニム生地ののれん
薄いデニム生地を使うとカジュアルなお部屋を演出できます。写真のように棚の目隠しなどに使い、"のれん風"のインテリアとして使うことも可能。アイディア次第で様々な用途に使えます。
様々なのれんの作り方を見てきたところで、次はのれんを使ったお部屋のコーディネート例をご紹介していきます。いろんなアイディア次第でお部屋を彩れるので、是非参考にしてみてください。
キッチンに
こちらのお部屋はキッチンとダイニングルームの目隠しとして使っています。ひものれんが部屋を重くしすぎず、圧迫感を与えないようにしています。爽やかでおしゃれですね。
玄関に
こちらはのれんを玄関とお部屋の仕切りに使っています。こうすることで玄関先からもお部屋が見えず、中から見てもメリハリのあるコーディネートに。
靴箱に
こちらは靴箱の目隠しとして使っています。アーチ状の星がアクセントになり、おしゃれな雰囲気です。
レトロなのれん
こちらは赤くて丸いデザインののれんがお部屋の入り口にかけられています。どことなくレトロな雰囲気が素敵です。
いかがでしたか?普段インテリアショップで見かけるのれんも、簡単に自分でおしゃれに作ることができるということがわかりました。のれんを手作りすることで、世界にひとつだけのれんを作ることができます。皆さんも是非チャレンジしてみてくださいね。