可愛すぎる!大量生産注意な手作り『スカート』の作り方をご紹介
既製品で、自分好みの生地のスカートを見つけるのは意外と難しいもの。凝ったデザインの生地だとなおさらです。簡単な作り方のスカートで、他にはない自分好みのスカートを作ってみてはいかがでしょうか。初心者の方にもおすすめのデザインや作り方をご紹介します。
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既製品ではなかなか見かけないようなおしゃれで可愛かったり、珍しい柄だったりする生地のスカート。好きな生地やカラーで自己流のスカートを作ってみませんか?
自分で作れば形や長さも自由自在にチョイスできます。
スカート作りは一見大変そうに見えますが、比較的簡単な作り方もありますよ!世界に一つだけの自分好みのスカートを作ってみてはいかがでしょうか。
それでは、スカートの作り方を説明していきます。
布は素材や織り方によって、いろいろな種類に分けられます。
また、綿・麻・ウール・化繊、作るものや季節によって選び方も変わります。
季節に合わせて生地選びも重要
コットンや麻の自然素材は、肌心地もよく年中着られる素材です。秋冬物であればウールがお薦めです。
どの素材にも共通しますが、織り目の粗いざっくりとした生地よりも、織り目の細かい生地の方が縫い代がほつれにくく扱いが楽です。
購入したばかりの生地は地直しと水通しが大事
購入したばかりの生地は布目が曲がってしまったり隙間や歪みがあるため、そのままでものを作ると、作ったものの形が崩れてしまうことがあります。
これを防ぐために、あらかじめ布目を整えておくため地直しと水通しをしておきましょう。
生地を選んだら次はスカートのデザインを決めましょう。
同じスカートでも、フレアスカート・サーキュラースカート・ミディスカート・ミモレ丈スカート・コクーンスカートなど種類は様々。自分の好きなデザインをチョイスしましょう。
フレアスカートで大人っぽさを演出
大人っぽいデザインのスカートを作りたい時には、フレアスカートがおすすめです。レーヨン素材に光沢があって綺麗に見えます。さらに、フレアスカートはシルエットがきれいに出て、適度なボリュームが品良く見せてくれます。ひらひらとするシルエットは、春にぴったりです!
子供さんにぴったり!サーキュラースカート
広げてみると正円になるサーキュラースカートはドレープがたっぷりで、動くたびにゆらゆらゆれてかわいいデザインなので、よく動く子供さんにぴったりです。
可憐な印象を与えてくれるギャザースカート
ギャザースカートとは、見た目はプリーツスカートに近いもので、扇や、商売人がたたき売りの際に使用する「ハリセン」のように、縦ひだをウエストに寄せ集めたようなデザインのスカートのこと。
可憐な印象を与えてくれますよ!
このように、同じスカートでも型が異なるものがたくさんあります。型によって、印象がかなり変わるので、用途別に選んでみても良いかもしれません!
ウエストゴム/ギャザースカートの作り方
それでは、『ウエストゴムのギャザースカート』の作り方をご紹介します。
準備するもの
▪️お好みの生地(作りたいサイズで)
▪️ウエスト用ゴム
▪️裁縫道具一式、ミシン
ウエストゴム/ギャザースカートの作り方①
四角の生地を2枚用意します。
サイド+2㎝、ウエスト+5㎝、裾+4㎝
の縫い代をとります。
画像のサイズだと
スカート着丈53センチ+縫い代上下9センチの長さが必要です。
ウエストゴム/ギャザースカートの作り方②
サイドを縫い合わせます。
縫い代の線に沿って、生地を中表にして縫います。
その際、片方のサイドにゴムを通す口を開けておきます。
ウエストゴム/ギャザースカートの作り方③
ゴム通し口は上から2㎝までと、Bの線より下を縫います。
AB間の3センチは縫いません。
ウエストゴム/ギャザースカートの作り方④
裾を三つ折りにして縫います。
生地の色に合わせて糸の色を選んでください。
スカートの表に縫い目が出るので、綺麗にまっすぐ縫いましょう。
ウエストゴム/ギャザースカートの作り方⑤
スカートのウエストを縫います。
作り方3のAの線で折り、次にBの線でもおり、三つ折りにします。
画像の赤い点線部分を、1周縫います。
ゴム通し口(赤い矢印部分)がきちんと空いているか、確認してください。
ウエストゴム/ギャザースカートの作り方⑥
ウエストにゴムを通します。実際にウエストに巻いてみて、長さは調節してください。
ひも通しがなければ、安全ピンなどでも代用できます。
ゴムの両端3センチほどを重ねて縫い合わせます。
ウエストゴム/ギャザースカートの作り方⑦
ゴムの通し口をまつり縫いで仕上げます。
最後に、ゴムのバランスを整えます。
ウエストゴム/ギャザースカート 完成
初めからお高めな布で作ると失敗する可能性もあるので、まずは手頃な布で試してみてから、色んな布やサイズで作ってみるといいと思います。
あると便利なもの:チャコ
今回のスカートは簡単ですが、扱う布は大きくなります。布の扱い方に慣れていない方は、チャコを使って布に縫い線と縫い代を引いてから、布を裁つのをおすすめします。
あると便利なもの:ひも通し
なければ安全ピンでも代用できますが、あれば便利だなと感じるのがひも通し。100円均一でも購入可能で、長年きちんと使えます!
ストッパーをずらして、ゴムやひもを先端にはさんで使います。
サーキュラースカートの作り方①
サーキュラーとは「円形の」という意味であり、裾を広げるとほぼ正円になるスカートのことです。
サーキュラースカートの作り方②
たっぷりと布を使った美しいドレープが特徴です。
生地の素材によってドレープの出かたに違いがあるので、色んな雰囲気を楽しめます。
サーキュラースカートの作り方③
ウエストをゴムにする場合はウエストサイズをヒップに合わせて作ってください。
サーキュラースカートの作り方④
基本は全円ですが、好みに合わせて調整も可能です。
円になっているウエスト部分を縫うのが少し難しいかもしれませんが、基本的な作り方はギャザースカートと同じです。
動画でギャザースカートの作り方を見てみましょう
初心者でも分かる丁寧な手順が動画で見ることができます。
縫わずに簡単可愛いチュチュスカートの作り方
ふんわりとしたスカートがとても可愛らしいチュチュスカート。イベントごとやお子様のお誕生日などに使用できます!そんなチュチュスカートは縫わずに簡単に作ることができるんです。
それではチュチュスカートの作り方を説明します!
チュチュスカートの材料
【準備するもの】
①オーガンジー
②リボンまたはゴム
③ハサミ
シンプルなチュチュだとこの3つで作ることができます。
他にも、オーガンジーの代わりに水切りネットを使用して作る方法もありますよ!
チュチュスカートの作り方①
くるくると丸めたオーガンジーを適度な幅にカットします。
チュチュスカートの作り方②
次に、カットしたオーガンジーをリボンまたはゴムにぐるりと結びつけていく操作を続けていけば完成です!
ウエストにリボンを使用する場合は、適度に両サイドを残して腰巻スカート風に着用します。
水切りネットでチュチュスカート作り
オーガンジーの代わりに水切りネットを代用して作ったチュチュスカート。
100均にも売っているので、低コストで可愛いチュチュスカートが作れちゃいますよ!
お花やリボンをつけて、自己流にアレンジしてもグッド◎
チュールスカートの作り方
動画を見ればチュールスカートの作り方がわかると思います。
ぜひ、挑戦してみてください。
ワイシャツをリメイク
ワイシャツをリメイクしています。
袖を取って、ウエスト部分を縫いゴムを通すだけ。
かわいすぎず、落ち着いた印象になります。
ジーパンをリメイクしたデニムスカート
ジーパンをリメイクしたデニムスカートです。
ひざ部分が擦り切れたりして履かなくなったジーパンを利用するといいですね。
デニム地は生地が厚いので、ミシン針や糸は専用のものを使用してください。
Tシャツ+スカートでワンピースに!
Tシャツにスカートを付けてワンピースに。
ギャザースカートを途中まで作り、Tシャツに縫い付けます。
ゴム通し口を作らなくてもいいので、スカートが作ることができれば、こちらは簡単にできるかもしれません。
子供用リメイクスカートの作り方①
大人の服から子供用スカートへの作り方です。
着なくなったけど柄が気に入っていた洋服も子供用スカートへリメイクすれば、また楽しむことができます。
子供用リメイクスカートの作り方②
青い線はスカートの着丈+縫い代になります。
縫い代はゴムの太さや端の始末方法で変わってきますが、だいたい3~4センチくらいです。
作り方はギャザースカートとほぼ同じです。
子供用リメイクスカートの作り方③
基本的な作り方はギャザースカートと同じです。
裾の始末がすでにされているので、こちらは手順が少なくてすみます。
子供用リメイクスカートの作り方④
また、少し難しくなりますが、ワイシャツからスモックも作ることができます。
手持ちのワンピースから型をとれば、あとは縫うだけ。
ゴム通し口はスカートより多くなりますが、基本的な作り方はギャザースカートと同じです。
子供用リメイクスカートの作り方⑤
丈が短くなった服にスカートを縫い付ければ、また着ることができます。
ギャザースカートを途中まで作り、ウエスト部分を短くなった子供服に縫い付けます。
色々なスカートの作り方をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
簡単な作り方のスカートは、好みの生地で親子お揃いもでき、魅力的ですね。
是非、かわいい生地を発見した際には挑戦してみてください。
自己流スカートで個性を出してみてはいかがですか?