太陽光パネルを導入していますか?メーカー各社をおさらいしよう
2015/12/08
niji-iro-rainbow
2016/03/25 更新
今は新築住宅の2軒に1軒は付いている太陽光パネル。海外の会社を含め、今実はかなりのメーカーが競合しています。メーカーによって何が違うのか?価格帯はどう?そもそも太陽光パネルって何なのかな?そんな素朴なギモンにお答えします。
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太陽光発電ってなんだろう?
太陽の光のエネルギーから電気を作り、過程で使えるようにするシステムです。
夏場など、発電量が多く家庭で使いきれずあまった電気は電力会社が買い取ってくれます。
国産品から、海外製品までメーカーは様々です。
太陽光パネルだけでも設置のメリットはありますが、蓄電池があるともっとスマートです。
太陽光パネル
太陽の恩恵を余すことなく受けられるように、屋根に取り付けます。
メーカーにより大きさや素材は様々です。
今はどのハウスメーカーも太陽光パネルを採用していて、パネルメーカーも数社から選べるようになっています。
ただ、屋根の形状や向きなどの制限があったり、取り付けの際屋根の補修工事があったりする場合があるので、事前調査が必要です。
蓄電池
太陽光パネルで発電した電力を貯めておき、いつでも使えるようにする貯金箱のような役目をするものです。停電などの非常時の備えにもなるので便利です。
ただ、場所をとるので、建築の際の場所の確保などに注意が必要です。
設置費用はどのくらい?
オール電化、ガス併用など生活様式によって電力使用量はまちまちですが、だいたい一般家庭で太陽光パネルの枚数は10枚~30枚、3kwから5kwの発電量にする家庭が多いようです。
太陽光パネルはメーカーによって1枚あたりの出力、価格が違いますが、今はだいたい1kwあたり30万~35万、5kwの発電量で150万~175万程度かかる計算になります。
そこに工事費やもろもろがかかると、だいたい250万ほどになります。
太陽光パネルのメーカーは多数あります。
メーカーにより大きさも出力も価格もまちまちなので、よく調べてご自分の家にあったタイプを選びましょう
パナソニック
1KWあたりの単価は30万円後半と、他に比べて高めですが、価格が高いぶんクオリティも高いメーカー。
太陽光パネルの面積も小さくて済むので単位面積あたりの発電量はソーラーフロンティアよりも上、小さい屋根にもたくさん載せられます。電力会社の製品と言うので安心感があります。
TOSHIBA
東芝はまだまだ太陽光パネルメーカーとしては歴史が浅いですが性能的にはパナソニックと同等のクオリティです。
1KWあたり単価は30万円後半代とやはりジャパニーズブランドとして少し高めです。
シャープ
太陽光パネルメーカーとして世界をリードしてきた企業の1つです。
日本の住宅用太陽光パネルのシェア3割はシャープ製のものです。
価格は1kwあたり35万ほど。
三菱
積雪2メートルにも耐えられるという非常に頑丈な太陽光パネルを開発したメーカーが三菱電機。
また、様々な屋根の形に対応したバリエーション豊かなパネルの種類も魅力。
1kwあたりの価格は30万円中盤。
ソーラーフロンティア
太陽光パネル1KWあたりの単価が20万円代後半で、業界でも格安メーカー、ソーラーフロンティア。
1KWあたりの発電量も業界No、1です。
20年間保証つきでアフターケアも万全です。
京セラ
1KW単価は30万円で価格は並レベル。太陽光パネル自体の発電量は低めですが、日本最初の住宅用太陽光発電は京セラ製で30年ほど経過していますが、そこまで発電量が落ちていないのは大きなメリットです。
また様々な屋根にフィットする太陽光パネルを用意しているので、複雑な屋根の場合は京セラはおすすめです。
カナディアンソーラー
カナダに本社がある太陽光パネルメーカーです。
生産国を中国にしているところでコストダウンを図っています。
パネルの種類はあまりありませんが、初期費用が安くコスパは良いようです。
1kwあたりの価格は30万半ば。
ハンファQセルズ
ドイツの大手太陽パネルメーカーです。
北海道よりも北に位置する環境下で開発されたことで、優れた機能のあるパネルが開発されました。パネルの向きや気候に左右されない発電力がある太陽光パネルです。
1kwあたりの価格は30万ほどで、コスパもよく保証期間も長いのが特徴。
今現在、どこのハウスメーカーでも太陽光パネルを採用していますが、特に力を入れているハウスメーカーをご紹介いたします。
一条工務店
オール電化の一条工務店が自社開発した太陽光パネルは、屋根と一体化するようなデザインが特徴です。
自社開発製品のため、設置費用も抑えられアフターケアも楽です。
アキュラホーム
近年急成長を遂げているハウスメーカーのアキュラホーム。
「太陽光発電の家」というネーミングで、オール電化、太陽光パネルを標準仕様にして経済的にも環境にもやさしい家を目指しています。
パナホーム
パナホームは、「しあわせ発電」というネーミングで、売電効果が大きく得られる発電力の大きい太陽光パネルを搭載したハウスメーカーです。
パナソニックの技術力とハウスメーカーの技術を融合させ太陽光パネルの力を最大限に発揮させています。
へーベルハウス
へーベルハウスの特徴と言ったらなんと言ってもフラットな屋根。
傾斜のない屋根は太陽の恩恵を一番受けやすく、どのメーカーでも一番威力を発揮することができます。
富士住建
完全フル装備の家をコンセプトにしているハウスメーカー。
フル装備の中には太陽光パネルも標準で入っています。
ただ、標準でいれられるのは2.3kwと中途半端な数なので、もっと搭載したいと言う方はオプションで増やす必要があります。
屋根の形状には数種類ありますが、太陽光パネルを載せるにあたってお勧めの形というのがあります。
これから太陽光パネルを載せた家を建てる方はご参考にしてください。
フラット(陸屋根)
へーベルハウスがこんな感じですが、フラット屋根は太陽光パネルには一番おススメです。
どの方向からも満遍なく太陽光を受けることができ、パネル自体の性能を最大限まで上げることが出ます。
片流れ屋根
次におススメは、片流れ屋根です。
南に向けてなだらかな傾斜が付いており、太陽光パネルを大量に搭載することができます。
ただ、土地の形によっては南を向けることが難しいケースもありますので、片流れ屋根にしたい場合はハウスメーカーと相談する必要があります
切妻屋根
太陽光パネルは載せたいけれど、デザインや条件でフラットや片流れの屋根はちょっと厳しい。
という時はこちらの屋根の形状がおすすめ。
家としてのフォルムも残しつつ、太陽光パネルを載せるに良い形です。
いかがでしたか?
今はたくさんの太陽光パネルメーカーが競合しているので、価格帯も下がってきているようです。
増税前に是非搭載をご検討されてみたらいかがでしょうか?
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