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歴史と格式を重んじる紳士淑女の国☆イギリス・アンティークの旅

長い歴史を持つ国イギリス。日本ともゆかりが深く、歴史と芸術を重んじる国でもあります。もちろん、そんなイギリスではアンティークが大切にされており、デザイン性や風合いは素晴らしいものです。今回は憧れのイギリス・アンティークの旅へご案内します。

伝統を愛する国イギリス

イギリスと日本には共通点がたくさんあります。
両者とも島国だし、長い歴史があります。
けれどもイギリス人はどちらかと言うと保守的な人が多く、伝統を愛する傾向にあります。

一方、日本人は新しいものへの憧れや、物事をより良くしようとする改善能力が高いところがあるかも。

イギリスでは新築の家を見つけるのが難しいです。
大きな地震がないからかもしれませんが、イギリスでは家は新たに建てるのではなく、大切に使って次世代に残していくものと考えられています。
古い家ほど人気があり価値が高いです。

それは家だけでなく、家具やジュエリー、食器、衣類にも言えることです。
イギリス人はアンティークと伝統を愛しているのです!

イギリス人はアンティーク好き

古い物を大切にする国イギリス
テレビで『お宝鑑定団』みたいな番組はよく放送されており、アンティークショップもたくさんあるそうですよ。

イギリスではセカンドハンドショップのような感覚で、古いものから新しいものまでいろいろ売られています。
掘り出しモノのアンティークがあるみたいで、見ているだけで楽しいそうです。

イギリス・アンティークの旅 家具

古き良きものを大切にするイギリス。
家具も新しいものを買うのではなく、古いものを修理して代々受け継いでいきます。
その愛着により「アンティーク好き」になっているのかもしれません。

マホガニー材で作られたビクトリア朝のアンティークベッドです。
おそらく1860年ぐらいのものではないかと言われています。
歴史を感じさせるスタイルで、まさにイギリス貴族が眠るにふさわしいベッドです。

こちらもマホガニー材で作られたビクトリア朝のアンティーク本棚です。
重厚な感じがするステキな本だなで、現代家具に引けを取りません。
イギリス人が古いものを大切にするというのもわかるような気がします。

アンティークなゲームテーブルです。
ローズウッドで作られていて、チェス盤が書かれています。
またチェスの駒を入れる引き出しもあります。
イギリス紳士がチェスをしている姿が目に浮かぶようです。

イギリス・アンティークの旅 食器

紅茶をこよなく愛するイギリス人。
食器にもこだわりが感じられ、美しい陶器や銀食器を大切に使いました。

1905-1925年
美しい花柄のデザインが施されたアンティーク食器です。
こんなステキなカップとソーサーでお茶をしたのでしょうか。

イギリスの名陶「シェリー」
1926年に登場したデミタスカップ&ソーサーのアンティークなセットです。
あざやかなブルーと朱色の花のハンドペイントが施されています。

こちらは銀食器。
1861年Barnard Brothers製のマグカップになっています。
もはやアンティークとは思えないデザイン性の高さ!
これでイギリス紳士はパブなどでビールを飲んだのでしょうか。

イギリスで見つけたMINTON(ミントン)のスーピエール。
グリーンの綺麗な色の地色に金彩が施されています。
仕上げのアクセント付けが手作業でなされています。

ビクトリア調のアンティーク・フルーツバスケットです。
バスケットの上部はイチゴの実と葉の細かいエンボスで飾られており、下部分と足はフルーテットと呼ばれる波をうった形で飾られています。

イギリス・アンティークの旅 ジュエリー

母から娘へと代々引き継がれるアンティーク・ジュエリー。
昔のものとバカにするなかれ。今でも十分適用するオシャレなものがたくさんありますよ!

アールデコ調のアンティークイヤリング
金にダイヤモンドが施された繊細なデザインがステキです。
イギリス貴族の令嬢が社交界デビューの時に身に付けたのでしょうか。

ステキなアンティークネックレスですね。
1905年に製造されたSuffragette(サフラジェット)のネックレスです。
ローズカットのダイヤモンドやアメシスト、ペリドットが施されています。
SUFFRAJET(サフラジェット)は英国の婦人参政権運動の急進派のことで、このネックレスに使われている石の色には大切な意味があるそうですよ。

オレンジのグラデーションに、貴婦人の横顔が浮かび上がるシェルカメオのアンティークジュエリー。
ブローチにもペンダントトップにもなります。
1930年代頃の製品。

アンティークジュエリーの指輪。
ホワイトゴールドの台座の中央に9石のダイヤと花弁のダイヤが付けられています。
すべてオールドヨーロピアンカットです。
こうした貴重なジュエリーはきっと代々引き継がれていったんでしょうね。

イギリス・アンティークの旅 ファブリック

非常に繊細で美しい手作りのものが、今でも残っています。
イギリス人は本当にアンティークが好きなんですね。

イギリス19世紀後期に作られたナイトドレスです。
ロマンチックなデザインで、胸元のヨークあたりと袖のフリルがまさにアンティーク!
繊細なレースがステキです。

こちらはハンドメイドのアンティーク・シンデレラガウン。
レースと繊細な刺繍が素晴らしい一品です。
きっと祖母から母へ、母から娘へと引き継がれていったんでしょうね。.

クリーム色のシルクサテンで作られた美しいボールガウンです。
後ろ姿が素晴らしい。20世紀の初めの舞踏会に出席したイギリスの貴婦人が目に見えるようです。

1960年代の「EmmaDomb」のアンティーク・ウェディングドレスです。
エンパイアウエストに上半身はレースを重ねたデザインで襟元は小さなハイネック。
エレガントなスタイルが上品な仕上がりになっています。

イギリス・アンティークの旅 まとめ

いかがでしたか。

イギリス・アンティーク食器を使って、優雅に紅茶とスコーンでもいただきたい気分です・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
See you soon!

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