2016/12/23
sura
長く寒かった冬もようやく終わりの気配が。春はすぐそこですね。暖かい日差しのなかで家庭菜園に挑戦してみるのはどうでしょう?初心者の方でも作りやすくて人気の高いトマトは、家庭菜園を楽しむ方の中でも人気が高いんです。トマトの作りかたをご紹介!
どうしてトマトは家庭菜園を楽しむ人たちに人気なのでしょうか?その理由は、トマトの育てやすさと収穫量にありました。
トマトの原産国は厳しい環境の山岳地帯。乾燥していて気温差が激しく、気候の変動が大きい中南米で育った野菜です。そんなトマトは環境の変化に強く初心者でも育てやすいといわれています。
日本で育てる場合、乾いた環境を好みます。家庭菜園のほか、トマトをベランダ栽培する方も多く見られます。
そんな厳しい環境にも耐えられるトマトは簡単に実をつけます。ミニトマトやプチトマトはさらに実をつける数が多く、収穫のしやすさと収穫量が見込めます。
最近ではこのように簡単にトマトの栽培を行うことができるキットも発売されていて、家庭菜園を始めたばかりの方が練習用として手にすることも多いようです。
家庭菜園と言われて思い浮かべる野菜No.1といってもいいでしょう。
小学生のころ、夏休みの宿題でトマトの観察日記をつけたことがある方も多いのではないでしょうか?最近では子供の食育のためにトマトを家庭菜園で育てるというご家庭も多いと聞きます。
まさに家庭菜園には欠かせない野菜といっても良いでしょう。
それでは実際に家庭菜園でトマトを栽培するための準備をしていきましょう。
トマトは苗から育てる場合と、種から育てる場合の2つのパターンがあります。
トマトは様々な種類があります。お好みのものを選んで問題ありません。
種から育てて自分で芽を出させたい!という方は種を、まずは練習・・・という方はできるだけ太い苗を選びましょう。
次は家庭菜園に欠かせない土です。ホームセンターにいけば実にさまざまな土が販売されていて、いったいどれが良いのかさっぱり分かりませんよね。
分かりやすいのは、野菜やトマトの栽培に使えるという土を買うことです。もし分からなければ店員さんに尋ねてみるのも良いでしょう。
この土を作るときに大切なことがあります。
それがこちら。「苦土石灰」というものです。家庭菜園を初めて行う方にはまったく聞き覚えがないものかもしれませんね。
トマトは弱酸性の土を好む野菜です。
日本の土は酸性のものが多く、家庭菜園でトマトを育てるには土を改良する必要があります。
酸性の土を弱酸性へと変えてくれるのが、この「苦土石灰」というものです。
必要な量は、家庭菜園1㎡あたりおよそ200ccが目安です。家庭菜園の規模にもよりますが、大袋は必要ないかもしれません、小さな袋で十分でしょう。
トマトはもともと肥料が少ない土地で作られる野菜です。家庭菜園においても、野菜作り用の土を買ってきて使う場合は肥料はもともと入っているので、追加する必要はありません。
もし肥料を追加したい場合には、このようにトマト用のものが販売されています。探してみてください。
必要な物がそろったら、いよいよ家庭菜園でトマトを育ててみましょう。
このように、ベランダや庭先で育てる場合には一つのポットに苗は一つまでにしましょう。あまり多くの苗を植えてしまうと、栄養や水を奪い合って生育しにくくなってしまいます。
畑で本格的な家庭菜園を行う場合には、苗を植える1週間前にトマト用の土と苦土石灰を畑の土に混ぜ込んでおきます。土を改良したら、45cmから60cmほどの間隔をあけて苗を植えましょう。
家庭菜園でトマトを作る場合、このように黒いビニールをかぶせます。このビニールには日光を防ぎ、雑草が育つのを防ぐ働きがあります。もちろん使わなくてもトマトを育てることはできますが、家庭菜園で大変なのは草取りです。こまめに雑草を抜く手間を省きたい場合は、黒い園芸用のビニールを購入し、穴をあけてトマトの苗を植えましょう。
病気の対策にも役に立ちます。本格的な家庭菜園を行いたい場合は、トマト以外でも役に立つ道具ですから購入しておくのも良いでしょう。
ある程度トマトが生長してくると、脇芽が出てきます。写真中央の黄色い丸で囲まれた部分が脇芽です。この脇芽を摘まないと他の枝の育成に影響が出てきます。
こまめにチェックして、脇芽を摘みましょう。
このように花が咲くと、1ヶ月後くらいにはトマトが収穫できるようになります。ここまで簡単に解説してきましたが、いくつか気をつけるべきポイントがあるのでご紹介しますね。
どんな植物を育てるときにも水は大切です。だからといって、トマトに水をあげすぎると枯れてしまいます。
トマトは先ほどもご紹介したとおり、もともと乾燥地帯の植物だからです。
ベランダで行う家庭菜園の場合は、土がしっかりと乾いたことを確認してから水をあげるようにしてください。畑で行う場合も同様ですが、雨が多い地域の場合はビニールを使ったり、組立が簡単にできるビニールハウスを使って水分が多くなりすぎないようにしましょう。
水のあげすぎはトマトにとって逆効果です。
ベランダで家庭菜園を行う場合は、トマトの置く場所に注意してください。
トマトは日光が大好きです、日当たりの良い場所を選んでください。
トマトを甘く育てるなら日光が不可欠。特にマンションなどのベランダで家庭菜園を行う場合は、プランターを置く場所に気を使いましょう。
以上、簡単に家庭菜園でトマトを作る方法をご紹介してきました。コツを抑えておけばトマトの育成はできます。
もしもトマトの葉っぱの色がおかしくなったり、虫が付いたりしたときの対処法については、家庭菜園の本やインターネットで詳しく対処法を調べることができます。あわせて参考にしてみてくださいね。
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