かわいくて使いやすい！　幼稚園・保育園用のコップ袋の作り方

周囲とヒモ通しのところを縫えばいい、一番はやく作れるコップ袋です。生地を水通しして布目をまっすぐにして、作る途中でアイロンをまめにかけて形を整えておけば、少しぐらい縫い目が曲がってもパリッときれいに仕上がりますよ。

これはもう一工夫して、底にマチをつけました。コップ袋に厚みがあると、中に物が入れやすいし、置いたときに安定して倒れにくくなります。この折りマチは、とても簡単に縫えるのでおすすめ。

コップ袋に裏をつけると、豪華に見えるし、袋が丈夫になりますよね。このコップ袋に使われている生地は、今大流行のリボン柄。黒だと蝶ネクタイみたいで、男の子も使えそう。

同じ簡単な形のコップ袋でも、下に切り替えを入れて別の布をつけると、また違った雰囲気になります。実際の作り方では、切り替えは真ん中に挟みこんでから、二つ折りにして縫ってくださいね。

こんなふうに、コップ袋の切り替えをパッチワークみたいにしたり、切り替え線にレースをつけたりする作り方もできます。かわいいですね。

動画のコップ袋の下半分をチェックで切り替えた作り方です。一段とかわいらしい雰囲気になりますね。
角を三角に折って縫う三角マチと比べて、折りマチは平らにたたむことができ、必要なときだけ広がるので場所を取りません。

この作り方で縫ったコップ袋２つ。無地の生地にはんこで模様を押して、ヒモ通しを別の布でつけています。どちらもアクセントになって、おしゃれな感じ。

このコップ袋は、細かいチェック模様にリバティプリントのアップリケを合わせて、とてもおしゃれです。使っているヒモがなめらかで細いので、これなら開け閉めが楽にできそう。

趣味のいいレースとネコのタグをつけて、底の布とヒモをおそろいにした、かわいいコップ袋です。ヒモを引くのに、ちょっと力がいりそうですね。

では、できあがりの大きさが縦22cm×横17cmの巾着の作り方をご紹介します。
必要な布は、縦46cm、横36cm。縫い代1cmを含みます。

作り方は、まず布の裏面を上にして、縦に半分に折り、縦の中心にしるしをつけて、上下とも5cm離れたところからＬ字型に縫います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。
縫わなかった10cm分が返し口となります。
アイロンで縫い代をきちんと割り、縫い目を切らないように2～3ミリ開けて、4つの角を切り落とします。

10cmの返し口から中を返し、表を出します。
コップ袋を平らにして、角をきちんと出して形をととのえ、アイロンをかけます。
ヒモ通し部分を3cm折って、アイロンで筋をつけておきます。

アイロンで線をつけたコップ袋のヒモ通し部分と、ヒモ通し入口下の2cmの切り込み口とをつなげて、一周ぐるりと縫います。すべて縫えたらヒモを通して。コップ袋のできあがり！

生地は、裏地なしのコップ袋にくらべて2倍必要です。　でも簡単な作り方で、こんなにすっきり整ってみえます。縫い代が目立たないのもいいですね。
別布で裏地をつけるのは大変そうだ、と思う方も、これならどうでしょう？　やってみませんか？

このコップ袋の作り方では、ヒモ通しの幅を2倍にして、真ん中を横にもう一本縫い、下にヒモを通しています。
そうすると、ヒモで締めたときに上がフリルのようになって、華やかです。女の子向き。

これはアイデア賞。イチゴの体操着袋とコップ袋です。
緑のヘタ部分の作り方は、スカラップをつけた布を2枚重ねにして、上を横に縫ってヒモを通しました。目立つから絶対お友達のコップ袋とまちがえませんね、きっと。

このコップ袋は、ヒモ通しを別布にしただけでなく、チロリアンテープを縫い付けて飾りにしました。
楽に作れてなかなか効果的ですね。

最後に、縫うコップ袋ではなく、編み物のコップ袋をご紹介。
細編みできっちり編んであって、弾力があるから中のものが壊れにくく、しかも丈夫で長持ちします。