2016/02/22
まろまろんまま
2016/04/26 更新
「かばんが欲しい!」だけど、自分の納得いくデザインのものがない……なんていうこともありますよね。しかも、作りたいけど作り方の知識が無い、ということも多々あります。そんな皆様のために、今回はかばんの作り方などをまとめて公開しようかと思います。是非、ご覧ください☆
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チャコペン。
チャコペンは、皆様も使用したことがあるかと思います。布などの生地にチャコペンで線を引いて、どこを裁断していくか印を付けておくためのものですね♪ チャコペンは平べったいものだったり、色鉛筆のようなものだったり、サインペンのようなものだったり、様々な種類があります。かばんを作るのに、必要なものと言えるでしょう。
巻尺(メジャー)や、定規。
生地の長さを測るのに必要となります。巻尺(メジャー)は、鯨尺・竹尺・曲尺などがあります。鯨尺は、江戸時代から布などの生地を測るのに用いられていました。かばんを作るのに欠かせない道具だと思います。
洋裁バサミ。
布などの生地を裁断するのに適したハサミです。かばんを作るには、必須アイテムですね。作り方を勉強して、色々なかばん作りにチャレンジしたいものです☆
まち針。
まち針は、布同士をズレないようにするための仮止め用の針です。まち針で仮止めをした後、糸で布などの生地を縫って、まち針を抜くまでが一連の流れとなっています。かばんを作るには、ハサミと匹敵するぐらい必要なものです。また、作り方を参考にして作った型紙などと布をズレないようにするためにもまち針を用いたりします。
しつけ糸。
しつけ糸は、普通の糸と比べると、撚りが弱くできており、すぐに手でちぎれるような作りになっています。仮止め用の糸ですので、普通の糸と混同しないようにしてくださいね! かばんの作り方を学ぶと、必ずと言っていいほど出てくる言葉ですので、覚えるといいでしょう。
ミシン糸。
ミシンを使う時に必ず必要となるものです。ミシンにミシン糸をセットする方法は、小学生の頃などに学びましたよね。忘れちゃったよ、という方でも大抵ミシンに取り付け方が説明されているので、それを見ながら取り付けてみてください。かばんの作り方を学ぶと、その他のものも作りたくなってくるかもしれませんね。
コードレス充電式スチームアイロン。
アイロンにも様々なタイプのものがありますが、充電式のタイプのものはとても便利でお勧めです☆ 今回のまとめ記事の中にあります、かばんの作り方にもアイロンは出てきますよ♪
布(生地)。
かばんの作り方を学ぶのに、これ無くしては語れませんね。端切れというものもありますが、あまりに小さい切れですと、何枚も端切れ同士をつぎはぎしなければいけなくなります。また、別の布同士をくっつけたような、そういった味を出したいのでしたら、迷わず端切れを選んでくださいね!
トートバッグ……作れるものなら作ってみたいけど、敷居が高いのでは……と思われている方に朗報です!
トートバッグは、簡単に作れます♪
その事実は、以下を読み進めていってくだされば、おわかりになると思います☆
トートバッグはほぼ直線縫いのものが多いです。作り方の手順さえ間違えなければ、失敗する事はまずありません。型紙がなくてもタテ、ヨコ、マチのサイズと持ち手の長さを決めて、直接生地にチャコペンで書いて裁断すればOKです。
かばんの種類の一つであるトートバッグは、直線で縫うものがほとんどであり、基本を押さえれば作るのにそんなに難しいことは無いようですね♪
しかも、型紙が無くても作れてしまうのだから、すごいです!!\(◎o◎)/
『タテ』…『ヨコ』…『マチ』…『持ち手の長さ』…『持ち手の幅』…メモを取れましたか?
+縫い代のことを忘れずに、その大きさの布地を用意してくださいね!
※縫い代は、裏地をつける場合は、1cm程度
つけない場合は、バッグの口の部分は2cmで、他は1cm程度取ってください。
<『マチ』って、何だろう?>
実際に、かばんなどの作り方を見ていると、よく出てくるのは『マチ』という言葉。
実は、かばんや財布などの側面のことであり、『厚み』や『幅』のことを指します。
マチという言葉は、ポルトガル語が語源ですが、由来などの詳細は不明だそうです。
布地は、『表地』と『裏地』の2種類の布を用意してください。
その2種類の布は、
『表地(本体用)=タテ+上下の縫い代+マチの半分の長さ×ヨコ+左右の縫い代』
『裏地(本体用)=タテ+上下の縫い代+マチの半分の長さ×ヨコ+左右の縫い代』
『表地(持ち手用)=持ち手の長さ+左右の縫い代×持ち手の幅+上下の縫い代』×2
『裏地(持ち手用)=持ち手の長さ+左右の縫い代×持ち手の幅+上下の縫い代』×2
の合計6枚(表地1枚、裏地1枚、持ち手用の生地4枚)となるように、先程のメモを見ながら裁断してくださいね。
裁断が終わったら、次の工程に入ります。
持ち手を付ける目印を付けます。
バッグの横幅を3等分するようなイメージで、布(本体用)の中央から左右に5cmぐらいのところに付けると良いと思います。
持ち手を作る。
表地と裏地の持ち手用の生地を裏側にし、上下とも1cmのところで内側に折って、アイロンをかけます。かばんの作り方の中で比較的簡単な作業ですね(*´ω`*)
それが終わりましたら、表地と裏地の持ち手の生地を裏同士合わせ、しつけ糸で縫っておきます。
縫い終わったら、0.2mm幅で、持ち手の端を上下とも縫います。
この段階で、持ち手が二本出来上がったと思います。
持ち手を仮止めする。
先程付けた印の所に、持ち手を仮止めしておきます。かばんの持ち手は重要な部分ですから、手が抜けられませんね!
口の部分を縫う。
後でひっくり返すため、片方の口を8cmくらい残しておきましょう。これを『返し口』といいます。この返し口は、最終的に一周ぐるりと縫う際に一緒に閉じるので、必ず開けておきましょう。かばんの作り方は、中間あたりまできました!
生地の周囲を縫う。
縫い代を開き、アイロンをかけたら、表地と裏地を図のようにたたみなおし、両脇を1cmのところでミシンで縫います。ここまで来たら、かばんの作り方も後もう少しで終わりです。
マチを作る。
四隅の表地と裏地を合わせ、三角形となっている部分を1cm残してハサミで切ります。端をジグザグ縫いし、縫い残しておいた返し口からひっくり返します。ここまでご説明してきました、かばんの作り方ですが、ここまで来れば完成したも同然です!?
まだ持ち手の部分がぐらぐらしているはずですので、0.2cmと2cmのラインにミシンをかけます。完成! これで、かばん(トートバッグ)の作り方は終わりです。あっという間でしょう?
かばんの作り方。<ショルダーバッグ編>
かばん(ショルダーバッグ)の作り方が学べる動画です。ショルダーバッグは、肩からかけることができるかばんですね。ショルダーバッグを自作すれば、お友達から褒められること間違い無し!? かばん作りに慣れたら、お子様のショルダーバッグ(通園バッグ)なども作ってみるのも良いかもしれませんね♡
かばんの作り方。<レッスンバッグ編>
かばん(レッスンバッグ)の作り方が学べる動画です。レッスンバッグは、おけいこ事などに使用できるバッグでマチ幅の狭いものを指すことが多いですよね。そんなレッスンバッグが欲しいと思っていらっしゃる方は山のようにいらっしゃることと思います。このレッスンバッグの作り方の動画を見て、自分で作ってしまいましょう♪♪
かばんの作り方。<シューズバッグ編>
かばん(シューズバッグ)の作り方が学べる動画です。シューズバッグは、お子様の上靴を入れたり、参観日などでスリッパを入れたりするのに適していますよね。
トートバッグ。
カラフルな花柄模様のトートバッグです。こんなに可愛いかばんが作れてしまうだなんて、想像つきますでしょうか。かばんの作り方を覚えて、たくさん作っていきましょう♪
ボストンバッグ。
白の生地にミッフィーちゃんのイラストがプリントされていて、とてもカワイイですね♡ お友達にかばんを自分で作ったことを自慢しても良いですし、作り方を教えてあげるのも良いと思います☆
クラッチバッグ。
デニムのジーンズがモチーフのかばんですね。クラッチバッグは手に持ち歩くタイプのかばんですので、お買い物に行きたい時など、財布を入れてすぐに持ち歩くことができます♪ 作り方を知ったら、誰かに教えたくてウズウズしてしまいますね☆
ショルダーバッグ。
ショルダーバッグは、何よりも肩掛けができるので、楽チンですよね♡ 垂直に肩掛けしても良いですし、斜め掛けしても良いですし、自分の好きなスタイルでかばんを使えます☆ かばんの作り方を知ったら、そこから家族の間でも話が広がりそうです♪
今回のかばんの作り方のまとめ記事は、いかがでしたか?
かばんを作るには、莫大な知識が必要かと思われたかもしれませんが、ほんのちょっとの基礎知識で作れることがわかったことと思います。
裁縫を日頃している方も、これが初めてという方も、かばん作りを通して、もっと身近な存在になれれば良いですね☆
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