記事ID77496のサムネイル画像

身近にいるラブリーな両生類!アマガエルの飼育法教えます!

日本ではあまりペットとして選ばれないアマガエルですが、近年その愛くるしさに惹かれて飼い始めたという女性が増えているようです。くりくりしたかわいらしい目とコロコロ動く喉がキュートなアマガエルの飼育法をお教えします。低コストな飼育法なので気軽に始められますよ。

アマガエルは未来の人気ペット!?

本土に生息するアマガエル科のカエルは「ニホンアマガエル」だけ。日本でも少しずつペットとしてのアマガエルの人気度が上昇中なんです。

【アマガエルの飼育】アメリカではペットとして人気

アマガエル科のカエルは世界に約700種いるといわれていて、アメリカなどではペットとして昔から人気があるようです。

【アマガエルの飼育】ペットとして受け入れやすい

両生類や爬虫類を苦手とされる方も多い中、小さくてつぶらな瞳のかわいいアマガエルはペットとして比較的受け入れられやすいようです。

【アマガエルの飼育】女性人気も

爬虫類や両生類を飼うのは男性だけではないんです。
少しずつですが、女性の間でもアマガエルやイグアナなどに愛らしさを感じる方が増え、ペットとして飼う方も増えています。
遠くない未来、アマガエルが人気ペットになるかもしれませんよ。

【アマガエルの飼い方】アマガエルの基礎知識

【アマガエルの飼育】緑色~茶褐色まで様々

日本では田んぼの周辺などでよく見かける緑色のアマガエルが一般的ですが、色素が薄く黄色っぽい色のアマガエルや、環境に応じて茶褐色になっていたりするものもいます。

【アマガエルの飼育】アマガエルの大きさ

アマガエルは成長しても体長2~4.5cmほどで、とても小さくラブリーです。虫かごなどでも飼育できるため、スペースをとらず一人暮らしの方でも飼いやすいんです。

【アマガエルの飼育】アマガエルの寿命

短命なイメージのアマガエルですが、寿命は5~10年と割と長生き。上手な飼育の仕方をすれば15年以上生きることもできます。
飼い主さんの愛情次第ですね。

【アマガエルの飼育】飼育にあたっての注意点

アマガエルの飼育法をお教えする前に注意してほしいことがありますので、しっかりお読みください。

【アマガエルの飼育】アマガエルの体表には毒がある

プリティーな外見のアマガエルですが、体表に毒をまとっているため、触った後は必ず手を洗うようにしましょう。
成分が目に入ってしまうと強い痛みを感じることもあり、そのまま放っておくと最悪の場合失明につながることもあります。

【アマガエルの飼育】鳴き声が大きい

アマガエルのオスは鳴嚢(めいのう)と呼ばれる鳴き袋を持ち、想像以上に大きな声で鳴きます。
壁が薄いマンションなどでは隣室の方の迷惑になる可能性もあるので注意です。
メスには鳴嚢がないため、鳴き声が気になる方はメスを飼うといいですよ。

【アマガエルの飼育】オス・メスの見分け方

メスのアマガエルを飼いたいという方は雌雄の見分け方を覚えておきましょう。

オスは体が細く、小柄なものが多いです。下あごの鳴嚢部が黒ずんでいるので、腹側から見ればわかりやすいかと思います。

それに対してメスは大型の個体が多く、上から見ると洋ナシのように下半身が膨らんでいるのが特徴です。

【アマガエルの飼育】複数飼いするなら

複数同時に飼育することも可能ですが、その際は共食いを避けるために同種で同じくらいの大きさのアマガエルを選びましょう。

【アマガエルの飼育】夏の暑さにご用心

夏場は非常に暑い日が続くので、直射日光が当たらない工夫が必要です。
トレーに入れた水の入れ替えを忘れず行い、アマガエルがいつでも水場で涼めるようにしてあげてください。

アマガエルの飼育法

アマガエルの生態について知っていただいたところで、いよいよ本題。
アマガエルの飼い方をお教えしますので、飼い主として責任を持って最後まで面倒を見てあげましょう。

【アマガエルの飼育】水槽かプラスチックケースで飼う

アマガエルは水槽やフタ付きの透明なプラスチック製のケースで飼育しましょう。
フタは通気性が良く、脱走されないように固定できるものが望ましいです。

虫かごでも水槽でもいいのですが、天井が高い物を選ぶようにするとGoodです!

【アマガエルの飼育】腐葉土とトレーを準備

水槽の下に腐葉土を敷き詰め、アマガエルの住みやすい環境を整えてあげます。
浅めのトレーを水槽内に配置し水を入れればいつでも水遊びができるので喜びますよ♪

【アマガエルの飼育】飼育に適した温度

アマガエルの飼育にも最適な温度は22~27℃です。
温度計を水槽内に入れておき、時々温度を確認しましょう。

【アマガエル飼い方】飼育に適した湿度

同様に湿度も重要になってきます。水場以外にも観葉植物などを入れて乾燥具合を確認します。
70~85%を維持することでアマガエルが快適に生活できますよ。

【アマガエルの飼育】観葉植物があると◎

水槽内に観葉植物を入れるとカエルが大変喜びます。図鑑や画像などでよく見かける、葉っぱの上に乗ったかわいいアマガエルも見ることができますよ。
日陰でも育つ丈夫なシダ系の植物を選びましょう。

他の観葉植物を選んでいただいてもOKですよ。

【アマガエルの飼育】乾燥時は霧吹きで水をかける

湿った床材の近くでじっとしていたり、トレーに浸かっている時間が長い場合は空気が乾燥している証拠です。
霧吹きに水を入れてアマガエルに噴きかけてあげると喜びますよ。

【アマガエル飼い方】アマガエルは何を食べるの?

アマガエルは小さな昆虫の生餌を捕食するので、ペットショップなどで販売されているコオロギやハエを与えましょう。
他にも釣具店でイトミミズやミルウォームを買うことも出来るので、一種類に偏らず色んな餌をあげるようにしてください。

【アマガエルの飼育】エサは1日1匹

アマガエルは動かないものには興味を示しません。
生餌がない場合は保存用のエサをピンセットなどで動かすと食べてくれます。

エサは1日1匹を目安です。
2,3日家を空ける際は、2,3匹の虫を放っておけば大丈夫です。

【アマガエルの飼育】まとめ

アマガエルの魅力と飼い方、伝わりましたでしょうか?
カエルが生き生きとする梅雨の時期が少しずつ近づいてきています。
愛らしい顔でぴょんぴょんはねるアマガエルをペットとして迎えてみませんか?

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ