2016/05/09 更新
- 住まい・家庭(2499)
何だか最近靴が臭う気がする……!? 靴の消臭術を徹底的総まとめ☆
靴は愛用すればするほど、汚れも臭いも蓄積されていきますよね。時には「私の靴って、こんなに臭ったんだ!?」と思わず愕然とすることもあるのではないでしょうか。日頃、蓄積されてしまった靴の消臭に手こずっていらっしゃる方に向けて、今回は靴の消臭についてまとめてみます。
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気付けば新品だったはずの靴から、厭な臭いが出ている、なんてことはよくある話です。その靴の臭いは、一体どこからくるのか不思議になりますよね。それでは、順を追って見ていきましょう。
靴の臭いは主には雑菌の繁殖に原因があると言われています。
靴を履いた時、ひとの皮脂や老廃物が汗と一緒に流れ出し、この雑菌のえさとなって分解されるとあのいやな臭いのもとが発生すると言われているのです。
靴の臭いは、汗だけではなく雑菌が増殖することにより発生するようですね。
皮脂や老廃物は、どうあったって排出を抑えることができませんから、こまめな靴の消臭に重点を置きたいですね。
新品だったはずの靴。
新品だったはずの靴は、履いている内に嫌な臭気を発しています。雑菌が繁殖するには恰好の環境となり得るようです。一度発生した臭いはこびりついてしまい、消臭スプレーなどを吹き掛けても、簡単には臭いが消えてくれません。
靴の厭な臭いの原因は、雑菌の繁殖からだということは学びましたね。
では、今度はその雑菌をどう抑えていくかについて、勉強していきましょう。
とても身近に潜んでいる雑菌。
この画像の雑菌は、黄色ブドウ球菌です。人間の手や顔、足などにどこにでも潜んでいますので、とても密接な関わりがある雑菌と言ってもいいほどです。そんな雑菌たちが靴の中で増殖していると思うと、悪寒がしますね。
靴の中の雑菌を取り除くためには、まず『除菌』しましょう!
靴から中敷きを取り出す。
靴の殆どは、中敷きが取り外せるタイプですから、中敷きを取るようにしましょう。この作業をするのとしないのとでは、靴の中が綺麗になって消臭力が変わってきますので、なるべく中敷きは取るようにした方が良いです。
靴をぬるま湯に浸す。
靴を洗剤の入ったぬるま湯に浸けましょう。靴の全部がぬるま湯に浸るぐらいが丁度良いぬるま湯の量です。ここでの作業は、洗剤の入ったぬるま湯に靴を浸けて、汚れを浮き立たせたり、靴の中の雑菌を除菌する効果があります。靴を消臭するのには欠かせない作業となりますので、丁寧に行いましょう。浸ける時間は1時間程度が目安です。
靴を擦る。
専用のブラシか、使い古しの歯ブラシを使って、靴を擦ります。洗剤入りのぬるま湯に浸かっていたので、汚れなどは落ちやすくなっていますが、中には落ちにくいものもありますので、汚れが目立つ箇所は直接洗剤を付けて擦るようにしてください。ここの過程では、汚れを落とすと共に雑菌も落とし、消臭効果を上げることが目的です。
泡を落とす。
歯ブラシなどで擦ったので、泡だらけになっている靴を水洗いします。ここでは、何度も水を変えながら泡を落とすようにしてください。雑菌や細菌は泡に吸着していますから、泡を丁寧に落とすと消臭されていきます。
外気に当てて、干す。
部屋干しにすると、生乾きになり臭いが出てくる原因になりかねませんので、出来る限り外で干すようにしてください。天日干しにするかしないかは、個人の好みによりますが、靴の素材によっては天日干しにすると痛む可能性もありますので、ご注意していただきたいです。なるべくしっかりと乾燥させた方が雑菌の繁殖が減り、消臭率も上がりますので、短時間ではなく、長時間干すようにすると良いと思います。
10円玉を靴の中へ入れる。
何故10円玉を靴の中へ入れるかといいますと、10円玉は銅でできています。銅は、細菌などのバクテリアを殲滅させる効果があるため、10円玉を靴の中に入れるのです♪ 靴を洗わずとも、10円玉を入れるだけでその消臭効果が発揮されますので、靴を洗う時間が無いという方は試してみてくださいね! やり方は片方の靴の中に8枚ずつ、なるべく重ならないように入れるだけです。1枚だけですと消臭効果が薄いので、多い枚数を入れるようにしてください。
靴を冷凍庫に入れる。
靴を冷凍庫に入れるなんて、と驚かれるかと思いますが、凍らせることによって細菌や雑菌などのバクテリアが死滅するといわれているそうです。靴はジップロックに入れ、一晩中冷凍庫の中に入れるようにしてください。それだけで消臭効果があるなんて、簡単ですよね♪
お金をあまり使わずに靴を消臭する方法は、以上になります。
基本的な知識を覚えて、靴を消臭していきましょう♪
靴の中敷きを変える。
今まで使っていた靴の中敷きは、臭いが吸着してしまって取れない、という場合は思い切って中敷きを変えてしまいましょう。中敷きは、100均やコンビニなどどこにでも売っていますので、靴を洗うという面倒を省きたいのでしたら、変えてしまうことをお勧めします。現在では、消臭タイプの中敷きが売られていますので、簡単に消臭できてしまいますよ♪
ドライヤーで靴の中を乾燥させる。
ドライヤーを使って靴の中を乾燥させることにより、靴の中の環境を雑菌が住みにくいものにします。また、ドライヤーの熱により、雑菌などのバクテリアを死滅させ、消臭することができます。
重曹で靴の中を消臭する。
重曹は、汚れを落としたり、水垢を落としたり、食器を洗ったり……家庭のお役立ちグッズとして有名だと思うのですが、今回は靴の中の消臭として利用します。使い古したストッキングや靴下などの中に重曹を入れ、入口を結んでシューキーパーにする方法があります。消臭効果だけでなく、除湿効果もありますので、靴の中を菌の発生が抑えられるような良い環境にすることができます。
グランズレメディで消臭する。
グランズレメディは、とても人気のある商品のようですね。お値段はちょっと張りますが、その消臭効果の大きさを考えたら買って損は無いと思いますよ。
グランズレメディは、ニュージーランドで生まれた20年以上愛用されている靴・足の消臭剤で足元のくさい臭いを消す天然成分の純白パウダーで、天然成分が頑固な足元の臭いを臭いの原因に対応することで徹底的に取り除きます。
グランズレメディの公式HPに書いてあります通り、グランズレメディはとても長い間、愛用されている消臭パウダーのようですね。
ミョウバンスプレーで消臭する。
ミョウバンとは、アンモニウムやカリウムなどの金属が結晶化したものです。漬物の色落ち防止に使ったり、煮物の煮崩れ防止に使ったりしますが、今回は靴の消臭として利用します。ミョウバンスプレーの作り方はとても簡単で、ミョウバン・水・スプレーボトル・計量スプーンなどを用意してください。水150mlに対し、ミョウバン10gを入れ、スプレーボトルに入れます。シェイクしてミョウバンを溶かせば完成なのですが、溶けづらいと思いますので1日置いておきましょう。作ったミョウバンスプレーは、冷蔵庫で3年もちます。また、ミョウバンスプレーは消臭効果の他に、発汗作用を抑制したり、ニキビ予防、水虫対策にも効果がありますよ!(^◇^)
ファブリーズMENで、靴の中を消臭する。
ファブリーズMENは、ファブリーズが15年もの歳月を掛けて、製品化した消臭スプレーです。99.9%という大きな数値の雑菌を除菌できますので、とてもお勧めの消臭スプレーとなっております♪
ヌーラで、靴の中を消臭する。
ヌーラは、一度吹き掛けるだけで、長時間消臭効果を発揮するらしいです。靴の中の消臭だけでなく、脇汗やワキガの臭いなどにも効果があるそうなので、とても人気がある消臭商品です。
シューデオで靴の中を消臭する。
シューデオという商品を皆様、ご存知ですか? 靴の中に触れることなく、消臭ができる商品として人気があります。臭いが付いてしまった靴に触れずに99.9%除菌&消臭ができるなんて、すごいですよね♪
黒焦げになったパンの耳で、靴の中を消臭する。
黒焦げになったパンの耳には、活性炭と同じ効果があります。適当な大きさに切って靴の中に一晩入れておくことによって、消臭効果が発揮されますが、その消臭効果は長続きしませんので、短期間に強力脱臭したい方向けです。
活性炭で靴の中を消臭する。
活性炭とは、主な成分が炭素であり、たくさんの穴が開いているのが特徴です。その穴に臭いや有害物質などを吸着させることができるので、大きな消臭効果が見込めます。
レモンで靴の中を消臭する。
レモンを靴の消臭に使うなんてとお思いになるかもしれませんが、レモンには他の柑橘類よりも消臭効果が多いのです。また、別の商品ですが同じ成分の含まれるクエン酸にも同等の消臭効果がありますので、そちらを試してみても良いでしょう。
今回の靴の消臭のまとめ記事は、以上で終わりです。
基本的な消臭方法から、豆知識といえるほどの消臭方法がたくさんあったかと思います。
皆様には、今回読んでいただいたまとめ記事の中から、気に入ったものを選んで実践に移していただきたいです。
靴の臭いは、男性のみならず女性にも頭を悩ませる原因となっていると思いますので、今回の靴の消臭のまとめ記事が皆様のお役に立つことを祈っております!(*^▽^*)