ベランダに温室が置ける?温室をガーデニングに取り入れましょう☆
2016/10/01
hinagiku
すだれは、日本に古くからあり、夏を快適に涼しく過ごすための必須アイテムです。しかし、賃貸マンションの場合、ベランダの壁に穴を空けるわけにもいかず、取り付け方に悩んでいる人も多いのでは?そこで、ここではベランダに穴を空けずにすだれを取り付ける方法を紹介します。
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風を通して熱はシャットアウトするすだれ
夏の暑さをシャットアウトして、部屋の中を涼しくするために用いられるものには、すだれ、タープ、カーテンなどがあります。この中でもすだれは、日本に古来から存在するものであり、天然素材が原料で、安価に手に入れることができるので、ベランダの窓にすだれを設置したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
壁に穴が!
すだれを設置する際に、最もメジャーな方法は、ベランダの窓枠の上の壁にフックをつけてそこにすだれをひっかける方法です。しかし、この方法だと壁に穴が空いてしまいます。
賃貸住宅の原状回復トラブル
しかし、お住いの住宅が賃貸住宅である場合、ベランダの壁といえども安易に穴を空けるわけにはいきません。退去する際に高額な原状回復費用を請求される恐れがあるからです。
穴を空けずにすだれを設置するにはどうすれば……?
それでは、穴を空けずにベランダの窓にすだれを設置するには、どうすればいいのでしょうか?ネット上には同じような悩みを抱えた人が多数いました! みんなの解決法をお伝えします。
すだれハンガーが使えない所にクリップですだれを取り付ける方法!!
ベランダの窓に網戸がついており、一般的なすだれハンガーが使えない方が苦肉の策として編み出した方法です。
それは、ベランダの窓の網戸の枠に直接すだれをつけてしまおうという方法です。そのために使用するのは、一般的に事務用品としてどこにでも売られているクリップです。
上のようなクリップを4~6個用意して、それらをちょっと折り曲げて加工して、フック代わりに使っています。これでベランダの窓の網戸にひょいっとかけられるすだれが完成します。
物干しざおが存在するベランダなら、この方法が手軽!
物干しざおが高い位置にあるベランダなら、すだれを物干しざおにくくりつけてしまう方法が手軽です。ただ、最近のマンションのベランダは、洗濯物が外から見えるのを良しとしないので、物干しざおは低い位置にあるものが多いですね。その場合は、次の章へお進みください。
写真のように物干しざおに直接、すだれをくくりつけるだけです。ただ、こうすると、洗濯物を干すスペースがなくなるのでは?洗濯物に日光が当たらないのでは?と思いますが……大丈夫です。
ベランダに布団や洗濯物を干し、しっかり日光に当てたいと思うときには、すだれを巻き上げればよいだけです。簡単ですね。
すだれは、簡単に巻き上げが可能なので、便利ですね!
こちらのクリップを使います!
今回は、パート1で使用したクリップではなく、図のような中サイズのクリップを使用して、ベランダにすだれを取り付けます。
ベランダの壁に穴を空けられない場合でも、写真のように、中サイズのクリップを使用して、すだれを取り付けることができます。
上の写真では、クリップとすだれの間を結ぶために、100円均一などで売られている結束バンドを使用しています。
すだれは重量が軽いので、中クリップなどでも十分にとめられるようです。ただし、台風など、風が強い日には、ベランダからすだれが飛んでしまわないように、室内にしまっておくなどの対策が必要となります。
突っ張り棒を使います!
突っ張り棒もベランダの壁に穴を空けずにすだれを設置する強力なアイテムとなります。突っ張り棒って何だか頼りない気がしますが、大丈夫なんでしょうか? 検証してみたいと思います。
写真の窓のように左右に突っ張り棒を設置できる壁がある場合は、このようにすだれを設置することが可能です。
しかし、突っ張り棒で実際にすだれを支えることができるのかというと……やはり、すだれはとても軽いので、よほど強い風が吹かないかぎりは大丈夫なようです。
また、突っ張り棒自体も、最近は耐荷重が60キログラムまでというような超強力突っ張り棒も登場しています(上の写真のものも耐荷重が60キログラムです)。突っ張り棒は100円均一などでも手に入りますが、ホームセンターなどに行くと、耐荷重の数字の大きい商品が売られていますので、参考にしてみてください。
次に、ベランダに突っ張り棒を設置したくても左右に頑丈な壁がない場合はどうしたらよいか、という解決例をご紹介します。
ベランダの左右に壁がない場合は、突っ張り棒を縦に2本、設置します。つまり、突っ張り棒を横に設置するのではなく、縦につけるのです。
ベランダに縦に突っ張り棒を設置した後、今度は横に一本、棒をつけます。これはすだれを支えるための横棒です。棒の素材は写真のような園芸用の支柱などで大丈夫です。
横棒を設置した後、すだれをその横棒にひもなどでくくりつければ完成です! これならベランダの高い位置に物干しざおがない住宅でもすだれが設置できます。
夏が終わってすだれが不要になったら、突っ張り棒を外せば、また元通りのベランダになります。
もう少し、安定感がほしいという方には、写真のようにあらかじめ突っ張り棒の縦棒と横棒がセットになった商品もあります。この商品はもともとカーテン用に作られていますが、ベランダのすだれにも応用が効きそうです。
この金具なら穴が空きません!
一部取り付けできないサッシがあるようですが、大体のサッシに取り付けができる金具です。ベランダの窓のサッシ部分にはさみこんで、ねじを回すだけで取り付けできます。
ベランダの外から見た感じは写真のような感じです。この写真は、オーニングが取り付けられていますが、すだれにも応用が可能です。
すだれ設置作業が面倒くさい人向き
すだれの設置作業が面倒くさい人には、よしずはいかがでしょうか? これなら、必要なときに立てかけるだけで設置完了です!
賃貸住宅などにお住いの方向けに、ベランダへのすだれの設置方法をご紹介しました。自分の住まいにあった方法を用いて、今年の夏を涼しく快適に過ごしましょう!
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